平成24年1月17日 大規模災害に備えて合同災害訓練を実施
「市立総合病院」と「大阪府立中河内救命救急センター」で17日、大規模災害を想定した合同災害訓練が実施されました。
この訓練は、大規模災害発生時の初期救急の中心となる災害拠点病院として指定されている「市立総合病院」と「大阪府立中河内救命救急センター」が、中河内地域および大阪府下の災害に迅速かつ的確に対応できる体制を整備することを目的に初めて実施したものです。
訓練は、市内で開催中のイベントにおいて特設スタンドが突如崩壊し傷病者が多数発生したという想定で、およそ100人の医療従事者らが参加し行われました。
災害発生後、両病院の職員が総合病院受付前に集合。 救急車で続々と運送されてくる患者は病院の外に設けられたトリアージエリアにおいて治療の優先順位を決定し重症、中等症などの各部門に移送していきました。
緊急度が高い重症者は中河内救命救急センターに運ばれ、医師らによって緊急手術を行われたり、総合病院内では骨折などの中等症の患者たちに懸命な治療が行われたりして、訓練が終了しました。