地域包括支援センターとは
地域包括支援センターは、高齢者等が要介護状態になることを予防するとともに、要介護状態等となった場合においても可能な限り、地域において自立した日常生活を営むことができるよう、高齢者等の心身の健康の保持及び生活の安定のために必要な援助を行うことにより、その保健医療の向上及び福祉の増進を包括的に支援するセンターです。
地域包括支援センターでは、主任ケアマネジャー、社会福祉士、保健師などが中心となって、高齢者の支援を行います。3人はそれぞれ専門分野を持っていますが、専門分野の仕事だけを行うのではなく、互いに連携をとりながら「チーム」として総合的に高齢者を支えます。
公正・中立性を確保するために、市が設置する「地域包括支援センター運営協議会」が運営にかかわります。
また、市では今後一層の高齢化の進展や高齢者を取り巻く環境の多様化などを見据えて、平成28年4月より、これまでの19か所のセンターに加えて新たに3か所のセンターを開設し、22か所のセンター体制に拡充しました。
それに伴って担当区域の見直しを行い、市民や地域にとってより身近でわかりやすい窓口をめざします。
このようにセンターの拡充や担当区域の見直しを行うことによって、地域や関係機関とのネットワークを一層強化していき、高齢者が暮らしやすい地域づくりを進めていきます。
地域包括支援センターの行う主な業務
総合相談・支援
権利擁護、虐待早期発見・防止
地域のケアマネジャーなどの支援
高齢者が、地域で必要な支援を十分に受けながら自立した生活を営むことができるよう、ケアマネジャーをはじめ高齢者を支援する人どうしのネットワークの構築や、支援への協力などを行います。
こんなときは地域包括支援センターへご相談ください
・介護保険の利用について相談したいとき
・介護認定の申請手続きをしたいとき
・高齢の親の今後の生活について相談したいとき
・介護予防に関する相談がしたいとき
・高齢者虐待や成年後見制度に関する相談がしたいとき
・ご近所に体調等心配な高齢の方がいるとき
・地域の高齢者のつどいの場に参加したいとき など