市政だより　平成17年10月15日号　3面(テキスト版)

　さまざまなストレス要素にさらされている現代社会。ストレスを過剰に感じると、うつ病などの心の病気や、体の病気を引き起こします。あなたはストレスと上手に付き合っていますか。

　次に示すのは、20歳代から70歳代の市民を対象に行った「こころの健康に関するアンケート」（回答数221）の結果です。

　心を健康に保つ方法について考えてみましょう。

　何らかの原因でストレスを感じている方は、76％にもなり、なかでも常にストレスを感じている方は約3割にのぼりました。

　ストレスの内容（複数回答）は「自分の健康」が一番多く、続いて「現在の家計」「将来の家計」「仕事の内容」「家族の健康」となり、ひとつではなく多くの要因が重なっています。このような状況の中、それぞれどのようにストレスを解消しているのでしょうか。

　ストレス解消法（複数回答）には、「趣味」「しゃべること」「睡眠、休養をとる」の3つがトップを占め、続いて「運動」となっています。

　解消法がひとつより複数ある方、相談者が身近にいる方が、ストレスをうまく解消できています。

　過剰なストレスが続くと心身の変調を見落としやすくなり、症状を悪化させてしまいます。中でもうつ病の予防には、自分の心の変調に気づくことが大切です。

　少しでも心の疲れに気づいたら、自分ひとりでがんばり過ぎず、専門医に相談してください。そして十分な休息をとり、元気な自分を取り戻しましょう。

　また、周りで以前と比べて表情が暗くなった、口数が減ったなど、あきらかに疲れてそうに見える人がいる場合には、がんばれと励ますのでなく、寄り添い、話を聞いてあげましょう。

　ストレスの対処法を学んだり、リラックス体操を行ったりします。

とき
　11月8日（火曜日）、22日（火曜日）　午後1時から3時30分まで（計2日間）

ところ
　中保健センター

対象・定員
　市内在住の40歳以上の方・40人（申込先着順）

　中保健センター

　保健センターではセミナーのほか、こころの健康相談を行っています。心配事が頭から離れない、家族の様子が最近変わったなどの相談を受け付けています。

　日程などは、市政だより毎月1日号の「保健センターのごあんない」に掲載していますので、ご利用ください。

　東・中・西保健センター

　市では、第三次老人保健福祉計画に基づき、介護老人保健施設などの建設を計画的に進めています。

　介護老人保健施設（定員100人まで）を平成18年度中に着工することが可能な既設の医療法人・社会福祉法人を募集します。

選定条件

• 高齢者福祉について高い見識と熱意がある
• 利用者のニーズにあった運営方針がある
• 施設を安定的・継続的に運営できる

　くわしくは、10月17日（月曜日）から21日（金曜日）までに配布する「公募要項」をご覧ください。

応募方法
　必要書類を10月31日（月曜日）までに直接
　※書類審査とプレゼンテーション審査を行い、決定します。

　高齢介護課　06（4309）3185、ファクス06（4309）3848

　浄化槽を正しく管理していただくため、浄化槽の管理者に清掃費用の一部を助成します。

対象

• 持家または借家の浄化槽を管理している
• 平成17年4月1日以降に市の許可業者による清掃と、保守点検登録業者での保守点検を実施した

申請に必要なもの
　印鑑、清掃料金領収書、保守点検領収書または管理記録の写し、申請者名義の銀行口座番号

助成金額は次のとおりです。
助成金額を用途、有効容量、助成額の順で説明します。

一般家庭

• 1.5立方メートル以下　1,300円
• 1.5立方メートル超　1,500円

事業所その他

• 2.5立方メートル以下　1,300円
• 3.0立方メートル以下　1,400円
• 3.5立方メートル以下　1,500円
• 4.5立方メートル以下　1,600円
• 5.5立方メートル以下　1,700円
• 6.5立方メートル以下　1,800円
• 7.5立方メートル以下　1,900円
• 7.5立方メートル超　2,000円

　※助成回数は年1回（全バッキは年2回）で、申請月の翌々月の10日ごろに振り込みます。
　☆申請書は、行政サービスセンターで配布

　環境整備課　06（4309）3202、ファクス06（4309）3818

車での来場はご遠慮ください

• 東＝0729（82）2603　ファクス0729（86）2135
• 中＝0729（65）6411　ファクス0729（66）6527
• 西＝06（6788）0085　ファクス06（6788）2916

　毎年10月17日から23日までは「薬と健康の週間」です。

　医薬品は、使用期限・使用量・使用方法などを守り、使用上の注意をよく読んで、正しく使用してください。疑問点などがあれば、医師・薬剤師などの専門家に相談しましょう。

　また最近では、いわゆる健康食品として販売されていた未承認医薬品によるとみられる健康被害が発生し、大きな社会問題になっています。このような被害を防ぐためにも、薬や健康食品についての正しい知識を身に付けましょう。

　薬の効果・正しい使い方などを広く知ってもらうため、毎年行っている「府民のつどい」を、今年は「東大阪市民健康まつり」会場内にて開催します。ふるってご参加ください。

とき
　10月23日（日曜日）　午前10時から午後3時まで

ところ
　花園中央公園

内容

• ステージ　「薬と健康の週間」ポスター原画および標語、入賞者表彰式
• 元気ひろば　「まんまちゃんがやってくる！」一緒に考えよう！お薬クイズ大会
• 健康展など

　環境薬務課　0729（60）3804、ファクス0729（60）3807

　女性に多い貧血や骨粗しょう症を食生活で予防しましょう。

とき
　11月9日（水曜日）　午後1時30分から4時まで

ところ
　中保健センター

対象・定員
　65歳以下の女性・20人

内容
　お話「食生活で健康に　更年期からの健康づくり」、調理実習
　☆エプロン、お手ふき、筆記用具を持参

　中保健センター

とき
　11月2日（水曜日）　午前9時30分から10時30分まで

内容・対象

• 結核検診　市内在住の15歳以上の方
• 肺がん検診　市内在住の40歳以上の方

　中保健センター

とき・ところ

• 10月26日（水曜日）　午前10時から11時まで　ももの広場（楠根）
• 11月4日（金曜日）　午前9時30分から10時30分まで　西保健センター

対象・内容

• 乳幼児　身体計測、育児相談など

　西保健センター

　新聞報道などで取り上げられているアスベストによる健康被害への不安を解消する目的で、無料の検診を実施します。

対象・定員
　概ね40歳以上（ただし40歳未満でも、不安で受診希望の方も可）で次のいずれかに該当する方・30人

• アスベスト関連会社元従業員もしくは、その家族
• 工場（現在・過去）周辺の住民

とき・ところ

• 10月28日（金曜日）　東保健センター
• 11月1日（火曜日）　西保健センター
• 11月11日（金曜日）　中保健センター

　☆いずれも午前9時30分から11時まで

内容
　エックス線直接撮影、喀痰細胞診検査
　※この検診は、従来から実施している肺がん検診にアスベストに関する問診を加えて行うものです。今回受けられなかった方は、保健センターで実施している肺がん検診を受けてください。

　東・中・西保健センター