市政だより 平成19年6月1日号 8面(テキスト版)
話題
結成後わずか3年目で府予選シード権を獲得 市立日新高校ラグビー部
市内唯一の市立高校である日新高校のラグビー部が、結成後わずか3年目で全国高校ラグビー大会大阪府予選のシード権を獲得しました。
5月6日に行われた大阪総合体育大会で、強豪の同志社香里高校と対戦。降りしきる雨の中、選手たちの集中力は最後まで途切れることなく21―14で勝利を収め、秋の大阪府大会のシード校に選ばれました。
同校ラグビー部は、平成17年4月に結成し、当初は1年生8人でスタート。初めての公式戦では合同チームとして参加し、110―0で惨敗しました。その後、チーム一丸となって厳しい練習に取り組み、今年1月に行われた大阪府予選では、公式戦初めてとなる1勝を勝ち取りました。
坪内監督は「予選を突破しシード権を獲得できたのは、厳しい練習に耐えてきた成果。大阪代表の壁は厚いですが、チームを一つにして強い気持ちで挑みたい」と新たな目標を語っていました。
史上初の大会全種目制覇！東大阪大学敬愛高校 空手道部
和歌山県で開催された第26回全国高等学校空手道選抜大会で、大会史上初となる全種目制覇を成し遂げた東大阪大学敬愛高校・空手道部の部員が、このほど市役所を訪れ、長尾市長に喜びの報告をしました。
同校の空手道部は、全国大会の常連として知られる強豪校。あいさつなどの礼儀をしっかりと身につけ、短時間で集中した練習を行っています。
同大会では、女子の団体組手、団体形、個人組手、個人形の全4種目で1位を獲得。かつてない記録の達成に、大きく会場を沸かせました。特に3人の選手が同時に同じ形を披露する団体形での優勝は、同校の歴史においても初の栄誉。また個人組手では、決勝が同校の選手対決となるなど圧倒的な強さを発揮しました。
選手たちに対し、長尾市長が「優勝筆頭校というプレッシャーのなか、すばらしい成績を収められおめでとうございます」と祝福すると、主将の加藤智弘（ちひろ）さん（3年生）は「これまで練習してきた成果が、4種目制覇につながったと思います。わたしたち3年生の引退試合となるインターハイでも、優勝をめざします」と力強く答えていました。
幼稚園の保育料を補助します
市内に住所があり、子どもを幼稚園に就園させている保護者を対象に、保育料などの補助を行います。
各幼稚園から「お知らせ」を6月中旬までに配布しますので、各幼稚園へ申し込んでください。
なお、対象者は平成19年度の補助基準に基づき決定します。
市立幼稚園
対象・補助額（年額）
生活保護を受けている方、市民税非課税または市民税所得割非課税の方＝2万円から6万6,000円
私立幼稚園
対象・補助額（年額）
- 生活保護を受けている方および市民税非課税の方＝14万1,900円から25万7,000円
- 市民税所得割非課税の方＝10万7,600円から25万円
- 市民税所得割課税額が3万4,500円以下の方＝8万1,700円から24万5,000円
- 市民税所得割課税額が3万4,501円から18万3,000円の方＝5万7,500円から24万円
※同一世帯で複数の子どもが同時に就園または小学校1・2年生の兄・姉がいる場合、保育所または認定こども園に在園している兄・姉がいる場合は、第1子から第3子以降に応じて補助額が異なります。
※4・5歳児を私立幼稚園に就園させている保護者に、負担軽減制度があります。軽減額は園児1人当たり2万円または2万2000円です。あわせて申し込みください。
問合せ先
夢あるまちにするために 第3回市長タウンミーティングをグリーンパルで開催
市長が地域へ出向き、市民の皆さんの市政に関する意見を聞く「タウンミーティング」を開催します。
今回のテーマは「夢あるまちにするためにからこれからの地域について語ろう」です。
なお、個人的な相談や苦情などを目的とするご意見は受け付けません。
とき
6月8日（金曜日） 午後7時から8時30分まで（開場は30分前）
ところ
グリーンパル多目的ホール（中鴻池）
※車での来場はご遠慮ください。
対象・定員
市内在住、在勤、在学の方・100人（当日先着順）
問合せ先
市政情報相談課 06（4309）3123、ファクス06（4309）3801
市長室からこんにちは
市長として心配で心苦しい季節がやってきました。6月上旬に住民税が、中旬には国保料の通知書を家庭に届けることになるからです。特に住民税は、国の税制改正により所得税が減る分、そっくり住民税の増額となるため昨年と比べると2倍や3倍になるケースもあります。このため、問合せが殺到し、市役所窓口での長時間待ちや、電話もかかりにくくなる事態が予想され、市民の皆さんにご迷惑をおかけしそうです。
不明な点がありましたら、それぞれの世帯にくわしい説明をさせていただきます。また、分割納付手続きや、減免申請などの相談も行います。
窓口での待ち時間を短くするため、整理要員を配置するなどの対策を講じますので、ご了承ください。
経費削減の効果が期待できることから、思い切って4月から市長専用車を廃止しました。
登庁・退庁については、自費でタクシーを利用しています。これは、私自身かつて自宅前で危険な体験をしたこともあるからです。
こんな折に長崎市長の悲惨な事件が起こりました。この事件を受けて、私の身をご心配いただく声も届いています。やはり、東大阪市長の職責の重さを考えると、今後も単身での行動は、避けたほうがいいと考えています。市長としての日々の仕事を、いっそうの緊張感と責任感をもってあたります。（長尾淳三）
市長へのメールアドレスmayor@city.higashiosaka.osaka.jp