平成23年8月3日 分娩介助の女性3人に表彰状

中消防署で3日、路上で28歳の女性の分娩を介助し、小さな命を救ったとして、加藤文江さん、平島祐果さん、菅五百子さんに対し表彰状が贈られました。
6月15日午前8時50分ころ、新庄2先路上を偶然通行していた平島さんが、陣痛を訴えている女性を発見しました。
まず、平島さんが近隣住人の菅さんを呼びに行き119番通報依頼、平島さんは直ぐに現場に戻り、既に男児が娩出していたため、自らのスカートを受け皿にして男児を抱えると直ぐに泣いたため、安心し保温しながら待機していると、付近で仕事をしていた加藤さんがバスタオル等を持参し駆けつけ、保温を継続し、救急隊が到着するまで観察等を行いました。
小林中消防署長は「このような事案で手を差し伸べることは勇気がいることですが、3人が協力し分娩介助していただいたおかげで、大切な命が助けられたと思います。本当にありがとうございました」と感謝の意を述べました。
平島さんは「既に男児が出ていたので無我夢中で自分のスカートで抱えました。すぐ泣いてくれて良かったです」と話し、菅さんは「現在、産まれた子どもが元気に育っていて本当に良かった」と話していました。
