平成23年8月2日 生命の尊さを考えよう ~平和のつどい・ピースウィーク・平和資料展を開催~

「2011東大阪市平和のつどい・ピースウィーク・平和資料展」が、大阪府立中央図書館1階展示コーナーで8月2日から7日まで開催されました。
この催しは、戦争に関する写真を見たり体験談を聞いたりすることで戦争の悲惨さや平和と生命、人権の尊さなどについて考えてもらおうと、市などの主催で毎年行われています。
会場には、地雷により被害を受けたアフガニスタンの人々に義足を製作し、届ける活動する義肢装具士・瀧谷昇さんの写真展をはじめ、大阪大空襲や戦時下の市民生活を伝えるパネル展、戦争関連遺品コーナーもあり、戦時中の国民の生活を窺い知ることができました。9歳で終戦を迎えたという男性は、「空襲の写真や戦争の遺品を見ていると、当時、爆弾が雨のように降り、恐ろしかった記憶が甦る。二度と戦争は起こしてはいけないと改めて感じた」と話していました。
またこの日、平和学習会として笑福亭鶴笑(しょうふくていかくしょう)さんの「地上に平和、人々に笑顔」と題したパペット落語と義肢装具士・瀧谷昇さんの「義足を作り続ける~笑顔のために」と題した講演も行われました。瀧谷昇さんの講演には約30人が参加し、アフガニスタンでの活動を聞きながら「平和とは何か」を考えました。
