伝統芸能を楽しむ

「東大阪市第3次文化政策ビジョン」施策の柱4「子どもが文化芸術に触れる機会の創出」に基づき、市内小学校にて出前狂言体験を実施しました。
ほとんどの児童が狂言をはじめて観るという事でしたが、狂言の鑑賞のみならず、型の体験まで行い、「難しそうと思っていたが、楽しかった！」と積極的に楽しく体験してもらえました。また希望者を東大阪市文化創造館Dream House大ホールにて10月12日土曜日に行われた「ひがしおおさか狂言会」へ招待し、実際に狂言の舞台を鑑賞してもらいました。子どもたちが日本の伝統芸能である狂言を身近に感じてもらえるよい機会となりました。

開催日・対象者：令和6年9月3日　鴻池東小学校6年生、令和6年9月30日　縄手小学校6年生
講師：大蔵流狂言師　網谷正美さん

市立小学校を対象に出前狂言講座を開催しました。
開催日・対象者：令和5年6月21日　布施小学校5・6年生、令和5年7月11日　桜橋小学校6年生
講師：大蔵流狂言師　網谷正美さん

児童は、「盆山」を鑑賞した後、狂言の表現について気付いたことを発表し、笑い方、泣き方、立ち姿等基本的な「型」を体験しました。
体験後児童からは、「一般的な劇とは違い、音楽も道具もない中で、まるで道具があるように見えるのがすごいと思った」「見ていると簡単そうに見えたが、実際やると笑うのも泣くのも歩くのも難しかった」「狂言には劇にはない違う面白さがあると気付いた」といった声がありました。