市政だより 平成20年4月1日号 1面(テキスト版)
- 人口 508,626人 世帯数 215,641世帯 【平成20年3月1日現在】
- 発行 東大阪市経営企画部広報広聴室広報課 〒577-8521 東大阪市荒本北50番地の4
- ホームページアドレス http://www.city.higashiosaka.lg.jp/
- 毎月2回1日・15日発行
活力ある東大阪の再生 推進元年
平成20年度市政運営方針
東大阪市長 野田義和
平成20年第1回定例会の開会(3月11日)にあたり、野田市長は、市政運営方針を表明しました。
あらましは、次のとおりです。
昨年10月、多くの良識ある市民の皆さんの切実かつ熱い期待をいただき、市政運営の舵取りをゆだねられてから、早くも4か月が経過しました。
市民の熱い思いが私の心の奥底にいよいよ力強く脈打ち、市政運営の重責を果たす上での励みとなっています。
この間、その思いに応えるべく「活力ある東大阪の再生」へのあゆみの第1歩を踏み出しました。
しかし、改革・再生へのあゆみの第1歩には、しっかりした体制の確立が必要です。
そのため、まず議会とともに市政運営の両輪をなす行政執行体制の強化・確立に向け、点検・整備を鋭意めざしてまいりました。
第1に副市長および教育長をはじめとする人的体制の確立、第2にスピード感を持って施策を実行する組織機構の整備、この2つが急務です。引き続き議会の強力な支援のもと、早期に確立していきたいと考えています。
市政運営推進の前提となる議会と行政の両輪体制の確立は、市民に対する政治と行政の責務です。このことは、51万市民すべての願いでもあります。
一方、この間の施策の推進については、AED(自動体外式除細動器)の市内学校園への設置や、乳幼児医療費助成制度の通院の対象年齢を5歳未満から就学前までに拡充するなど、「市民福祉の増進」がいよいよスムーズに進展し始めています。
公約である市政マニフェストについては、東大阪を再生するため、任期中の4年間になすべき課題として取りまとめ公表していきます。
また、市民には政策を分かりやすく、丁寧に説明し、意見も積極的に取り入れながら、平成20年度を「活力ある東大阪の再生」の推進元年と位置づけ、全力を尽くしていく決意です。
※6・7面に続く
JR「おおさか東線」開通
地域の夢をのせ さらなる発展へ
3月15日、JR「放出駅」とJR「久宝寺駅」を結ぶJR「おおさか東線」が、多くの注目を集め開通しました。
JR長瀬駅前では開業式が行われ、野田義和市長、浅川健造市議会議長をはじめ、冬柴鐵三国土交通大臣、塩川正十郎元運輸大臣、橋下徹大阪府知事らが出席。新路線の門出を祝ってテープカットが行われました。
また市内で開業となったそれぞれ4つの新駅では、地元の人たちが見守るなか、記念のテープカットとくす玉の開花を行い、新駅開業を祝いました。
新たな鉄道網の誕生で、これからのまちの活性化へ向け期待が大きくふくらみます。
市民サービスの充実へ
組織機構を改正
市では、法律改正に伴う制度変更などにより、4月から一部組織機構の見直しを行いました。
改正したおもな組織は次のとおりです。
後期高齢者医療制度創設により 「医療保険室」を設置
平成20年度からスタートする「後期高齢者医療制度」に対応するため、市民生活部内の国民健康保険室を再編します。
「医療保険室」は、「保険管理課」「資格給付課」「保険料課」の3課とし、従来の国民健康保険業務に加え、後期高齢者医療業務および経過的な老人保健業務を行います。
総合計画 後期基本計画策定へ
平成23年度からスタートする第2次総合計画・後期基本計画の策定に向け、経営企画部内に「総合計画策定室」を設置します。
なお、中核市推進にかかる調整事務を経営企画部政策推進室が行い、中核市推進課を廃止します。
災害時の中枢施設 消防総合庁舎オープン
このほど完成した消防総合庁舎(稲葉1)は、大規模災害発生時において、消防活動の指揮および情報収集、伝達など中枢施設としての拠点となります(7面参照)。
消防局では、担当業務および責任所在を明確にするとともに、局組織の充実を図るため、「総務部」「警防部」を設置します。
問合先
行財政改革室 06(4309)3105、ファクス06(4309)3826