平成23年4月5日 ピンクの並木道~稲田桃の花が満開
江戸時代に栄えた「稲田桃」を再生しようと市民らが桃の木を植栽した東大阪市立楠根小学校西側の第二寝屋川堤防沿いの約2キロメートルに渡って、桃の花が満開となり見ごろを迎えました。
「稲田桃」は日本古来の野生種で、江戸時代後期には稲田地区で盛んに栽培されていましたが、洪水や河内木綿に押され、桃の栽培は次第に衰退。 稲田桃を再生させてまちづくりを進めようと平成13年に「稲田桃再生栽培プロジェクト」を立ち上げられ、第二寝屋川沿いに植栽しました。それから順次本数を増やし、現在では稲田地区の道路や公園などに約600本植えられています。
堤防の沿道は一面ピンク色に染まり、散歩をする住民らの目を楽しませていました。