市政だより 平成22年3月1日号 3面(テキスト版)
健康で明るく充実した日々を過ごそう
3月1日から8日は「女性の健康週間」です
平成20年から国では、女性が生涯を通じて健康で明るく充実した日々を過ごすことを支援するため、3月1日から8日を「女性の健康週間」と定めています。
女性の体は、思春期から老年期へと年齢を重ねるたびに、体調に大きな変化がみられます。
特に更年期は、体の不調が出始め、辛いときには人と話すことさえできなくなるときがあります。更年期だからと我慢せず、自分の健康状態を知り、必要な治療を受けましょう。
ぜひこの機会に、健康への関心を高めませんか。
女性の体は、思春期から性成熟期、更年期、老年期と大きく変化していきます。
思春期は、女性が女性らしい体つきになると同時に、月経が始まり女性としての体の機能を発揮しだします。そして、性成熟期の18歳ごろから40歳ごろまでは、ホルモンの分泌が安定的に行われ、正常な月経周期が保たれています。
しかし、40歳を過ぎてから55歳ごろまでの更年期になると、ホルモンバランスが崩れはじめ、心身にさまざまな変調がでてきます。
まずは、更年期指数チェックシートで自己チェックしてください。
更年期障害とは
更年期は閉経をはさんだ前後10年間を言いますが、この時期になんらかのかたちで起こる不調は「更年期症状」と呼ばれています。その症状がひどく、仕事や家事など日常生活に影響するほどの状態になると「更年期障害」となります。
更年期は、だれもが迎える心身の転換期です。健康で明るく充実した日々を過ごすためにも、健康への関心を高めましょう。
必要な治療を
更年期だからと我慢するのではなく、更年期外来や心療内科などで相談し、必要な治療を受けましょう。
同時に、ほかの病気にかかっていることもありますので、健康診断などを定期的に受け、健康管理を行うことも大切です。特定健診(医療保険者に問合せを)や、がん検診(健康づくり課へ問合せを)を受けましょう。
この世代の女性は、家庭や職場でのストレスにさらされることも多いので、悩みを親しい人に相談したり、趣味の時間を取ったりするなど、うまくストレスを解消する方法を見つけましょう。
問合せ先
健康づくり課 072(960)3802、ファクス072(960)3809
講演会
女性の健康を考える 更年期をさわやかに
女性の健康について関心を高めていただくため、更年期の症状や病気、その治療について、笠原産婦人科医院院長の笠原幹司さんに講演していただきます。
ぜひ、お越しください。
とき
3月11日(木曜日)午後2時から3時30分
ところ
中保健センター
申込み・問合せ先
健康づくり課
国保 子育て支援金を交付
18歳未満の子ども3人以上養育者対象
市では、18歳未満の子どもを3人以上養育している方が当該年度分の国民健康保険料を完納されると「子育て支援金」を交付しています。
完納とは3月末日までに当該年度分を納付することで、完納が確認できた対象世帯へは、18歳未満の子ども3人目から人数に応じて均等割額(軽減適用後)の2分の1を子育て支援金として支給します。4月に振込先を確認する通知を対象世帯に送り、5月に指定の口座へ振り込みます。
10期の納期限までに完納された方が対象となりますので、期限内納付をお願いします。
参考・平成21年度
18歳未満の子どもが3人いる世帯で、ほかに軽減などがない場合=均等割(子ども1人分)〔2万9400円(医療分)+8760円(支援金分)〕の半額=1万9080円を交付
問合せ先
医療保険室保険料課 06(4309)3168、ファクス06(4309)3807
国保加入者の健康づくりに 保健師が訪問します
国保加入者の健康づくりを目的に、保健師が一部のご家庭を訪問し、健康や生活、受療状況などを直接伺います。ご協力ください。
訪問期間は2月末から3月末までです。
訪問する保健師は、市が発行する証明書を携帯しています。不審な点があるときは、医療保険室保険管理課までお問合せください。
問合せ先
医療保険室保険管理課 06(4309)3051、ファクス06(4309)3805