平成23年1月11日 粥で占う今年の農作物の出来
粥を炊いて今年の農作物の豊凶と天候を占う「粥占神事(かゆうらしんじ)」が11日、枚岡神社で氏子や参拝者が見守る中、古式ゆかしく行われました。
同神事は約700年前から続く伝統行事で、昭和53年に大阪府の無形文化財に指定されています。
この日は、粥に沈めてから引き上げた占竹の束を神殿に奉納し、本殿の前で宮司ら神職が占竹を割って中に詰まった粥の量で今年の農作物の出来具合を占いました。結果は、15日の同神社で行われる粥占報賽祭(ほうさいさい)で発表されます。
できあがった粥は、今年1年の無病息災のご利益があると言われ、同神社敬神婦人会によって参拝者にふるまわれました。