高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施【ハイリスクアプローチ】
ハイリスクアプローチとは
ハイリスクアプローチでは、後期高齢者医療健康診査を受診された方のうち、生活習慣病に関する数値が高い方、低栄養やフレイルのリスクが高い方に対して保健師や管理栄養士などの医療専門職による個別訪問を実施しています。東大阪市では、ハイリスクアプローチを「健康増進プログラム」として実施し、対象の方に案内文を送付しています。皆様がいつまでも元気に、自分の力で生活を楽しめるように医療専門職がサポートします。
ご案内が届いた方はぜひ一緒に「健康増進プログラム」に取り組みましょう。
低栄養改善
低栄養とは、体を動かすために必要なエネルギーや、筋肉や内臓をつくるたんぱく質などの栄養素が不足した状態のことです。エネルギーやたんぱく質が不足すると、筋肉量が減り、筋力や歩く速度などの身体機能が低下しやすくなります。
健康増進プログラムでは、管理栄養士が食事などの生活に関するお困りごとをお伺いし、みなさんの状態に合わせてアドバイスをします。
生活習慣病重症化予防
生活習慣病とは、食生活や運動習慣、飲酒、喫煙などの生活習慣が発症・進行の要因の一つとなる病気の総称です。高血圧や糖尿病(2型)、心疾患(狭心症や心筋梗塞などの心臓病)、脳血管疾患(脳梗塞やくも膜下出血などの脳の病気)などの病気が含まれます。
健康増進プログラムでは、高血圧、糖尿病のリスクが高い方に対して医療専門職による個別訪問を実施します。
生活習慣病の重症化を予防するために
生活習慣病の発症予防には、食生活や運動習慣などの生活習慣改善が効果的ですが、すでに高血圧や糖尿病を発症している方は生活習慣の改善だけでなく、医療機関受診による内服治療を合わせて行うことが重要です。
健診結果で基準値よりも高い数値が出ている場合は、まずはかかりつけ医に相談しましょう。
ハイリスクアプローチでは、管理栄養士や保健師が、食事などの生活に関するお困りごとをお伺いし、みなさんの状態に合わせてアドバイスをします。生活習慣の見直しなどの内服治療以外の方法で、今の状態を改善、あるいは悪化しないようお手伝いいたします。
フレイル予防
生活習慣病重症化予防の事業対象者のうち、生活に関するチェックリストを行った結果、フレイルのリスクが高い方に対して、効果的な運動方法や教室、社会資源の案内をします。
フレイルについて知りたい方は市ウェブサイト「フレイルを予防して健康寿命を延ばしましょう(別ウインドウで開く)」をご覧ください。
東大阪市健康増進プログラム事務局
このプログラムは、本市から委託した阪急阪神ホールディングスグループが実施します。
運営事務局:株式会社 阪急交通社
電話:072-900-2776 (平日10時から17時)
備考:プログラム対象の方には、上記の電話番号よりご連絡を差し上げる場合がございます。
令和7年度事業実績
令和7年度は生活習慣病重症化予防対象者638人に事業の案内文を送付し、そのうち356人に、管理栄養士や保健師による保健指導や生活に関するお話を実施しました。
また、134名には紙面による健康状態のアンケートを実施しました。
プログラム参加者の声
- フレイル について説明された内容が気になり、意識して歩くようになった。
- 生活を振り返るいい機会になった。
- 問題はないと思っていたが、血圧の測定を始めて思っていたよりも高いことに気づいたので、食事に気をつけていきたい。
- 今回の訪問でたくさんの気付きがあった。
- もらった血圧手帳を使って、家庭での血圧測定記録を開始できた。
- 途切れ途切れになっていた血圧測定が、訪問を機に続けて測定できるようになった。
- 意識的に運動するようになり、少しずつ体が軽く動きやすくなった。
