子ども市政だより第39号 4面
みんなde行こう!子どものためのオペラ
「ヘンゼルとグレーテル」
普段あまり見ることができない本格的なオペラを東大阪市の子どもたちのために入場無料で開催します!グリム童話『ヘンゼルとグレーテル』を原作にしたメルヘンオペラの名作です♪めったにないこの機会に、ぜひお友達やご家族とお楽しみください!
あらすじ
昔々、ドイツの深い森にほうき職人の夫婦と、その子どものヘンゼルとグレーテルが住んでいました。
ある日、ヘンゼルとグレーテルは仕事をせずに遊んでいた罰として、母親から野いちごを摘みに行くよう言い渡されますが、深い森の中でふたりは迷子になってしまい、一夜を森で明かすことになりました。次の日、目が覚めるとお菓子の家が現れて腹ペコのふたりは喜びますが、そこに魔女が登場し…。一体、ふたりはどうなってしまうのでしょうか!?
館長に聞きました
オペラってなに?
オペラとはテレビや映画がない時代から楽しまれていた娯楽です。スピーカーやマイクなどの機械を使わずにオーケストラによる生演奏、歌手による生の歌声で行われるのが特徴です。
今回上演されるヘンゼルとグレーテルは子どもが楽しめるようにつくられたもので、オペラを見たことがない人も楽しめる作品です。オペラを見たことがない人が多いと思いますが、何も事前準備は必要ありません。みなさんには、オペラを通じて美しい音楽や生の音楽のすばらしさを感じてほしいです。
文化創造館 館長 渡辺 昌明さん
注目ポイント
役へのなりきり
オペラ歌手の演技と歌唱は、オペラの魅力の1つです。
ヘンゼルとグレーテルは子どもや魔女が出てきますが、演じるのは全て大人です。子どもの役を演じる歌手がどのようにふるまっているか、魔女の役を演じる歌手がどのように魔女らしさを出しているかなどにも注目してみてください。
美しい音楽と歌声
オペラの美しい音楽はオーケストラの生演奏とオペラ歌手の生の歌声によって生み出されます。
今回はフルオーケストラで行われ、柔らかく繊細な音から力強い響きまで、幅広い音楽が表現されます。また、歌手たちはオーケストラが奏でる豊かな音楽にあわせて、細かい表現をしながら、大きな劇場の隅から隅まで生の声を届けます。
入場無料
- とき
- 11月16日(土曜日)14時から
- ところ
- 文化創造館Dream House大ホール
- もうしこみ
- 7月21日(日曜日)18時までに文化創造館ウェブサイトで
- 問合せ先
- 文化のまち推進課 06(4309)3155、ファクス 06(4309)3823