福祉 生活支援部東福祉事務所保護課
先輩からのメッセージ(生活支援部東福祉事務所保護課)
生活支援部東福祉事務所保護課
主査
平成21年度採用(福祉)
福祉事務所保護課では、生活保護に関する相談や生活保護費の支給事務及び生活・就労支援・指導等のケースワーク業務を行っております。私は査察指導員(SV)としてケースワーカー(CW)への支援や助言をする業務、支援困難ケースの対応や生活相談に対する面接業務等を担っています。
福祉の対象になっている人は、人それぞれ何らかの課題を抱えており、これまで暮らしてきた背景があります。そんな市民に対して、各種制度や社会資源を利用し、ケースワーク業務をしていくことで少しずつ課題が解決し、より良い暮らしができるように日々支援をしています。担当者一人では解決しにくいこともチームで相談しあっていくと解決することもあり、やりがいを感じながら業務をしています。そのためには日頃からチーム内でコミュニケーションを密にし、多様な考え方や価値観を共有することで、風通しの良い雰囲気を心掛けています。
社会にはさまざまな課題を抱えた人が多くいます。私は民間病院等で勤務した職歴もありますが、公務員として多くの市民に対し平等・公平にサービスを提供し、より良い暮らしが実現できれば、自分の存在価値があるのではないかと思い志望しました。試験に臨む際には、資格や経験に加え、自分の持ち味が何であるかを説明できることが大事なことだと感じています。
福祉の仕事は何らかの社会的な支援を必要としている人への対人援助業務なので、さまざまな人生経験や知識、心身共にタフな人材が求められます。また、予定通りに業務が進まないことも多く、臨機応変さや柔軟な考え方も必要です。ただ、市民の暮らしがより良くなるのを実感できる仕事でもありますので、一緒にがんばってみようと思われる方はぜひご応募ください。お待ちしています。