東大阪市の密集市街地「若江・岩田・瓜生堂地区」

密集市街地とは
必要な公共施設の未整備及び無秩序な宅地開発が進んだことで、狭小で密集した住宅が建ち並ぶ、市街地を密集市街地といいます。
このような密集市街地は、平成28年に発生した新潟県糸魚川市大規模火災のような単一で発生した火災が周辺家屋に延焼し、大規模は大火となる危険性があります。また、平成7年の阪神淡路大震災や平成23年の東日本大震災、近年では南海トラフによる地震の発生確率が高まっている中、大阪府下においても生駒断層や上町断層帯による地震発生のおそれもあり、地震が発生した場合に同時多発的に火災が発生する確率が高く、その火災の延焼が広がるとさらなる被害となる可能性が高くなります。

若江・岩田・瓜生堂地区
「若江・岩田・瓜生堂地区」は、平成9年に大阪府において「災害に強いすまいとまちづくり促進区域」に指定され、平成24年に国において「地震時等に著しく危険な密集市街地」に指定され、積極的に密集市街地の解消をめざした事業を行う地区に指定されています。
東大阪市の「若江・岩田・瓜生堂地区」では、道路の拡幅工事や木造賃貸住宅等の建て替え促進を行っています。
また、当地区では防災街区整備地区計画の策定に向けた取り組みを実施しています。詳しくは、地区計画の「若江・岩田・瓜生堂地区防災街区整備地区計画(別ウインドウで開く)」をご覧ください。
地区の位置図

東大阪市整備アクションプログラム
若江・岩田・瓜生堂地区では、「東大阪市整備アクションプログラム」を策定し、事業を推進しています。
東大阪市の密集市街地整備アクションプログラム