【結果報告】令和3年度災害対応・状況伝達訓練を実施しました
令和4年1月16日(日曜日)、阪神・淡路大震災から27年を迎えるのを前に、市では災害時の初動活動に必要な状況確認を行い、関係機関と情報を共有することにより、体制を構築しスムーズな救助活動ができるように、地震による土砂崩れを想定した災害対応・状況伝達訓練を実施しました。
訓練では大阪市消防局航空隊による消防ヘリコプターでの上空偵察や、初めてドローンを活用し、災害現場をリアルタイムで関係機関や市役所本庁舎5階危機管理センター及び消防局通信指令室へ伝送して情報共有しました。また、市土木部や大阪府八尾土木事務所の技術的支援を受けながら、市消防局と大阪府警が連携し、土砂崩れに巻き込まれた要救助者2名を谷底から資機材を活用して救出する人命救助訓練なども行いました。
災害時の各防災関係機関の連携を強化することで、適切な役割分担と実効性ある対応策を確認し、更なる連携体制の構築を図ることができ、大変有意義なものとなりました。野田義和市長は「使える資機材を十二分に活用し、市民の命を守れるように」と訓練参加者らに呼びかけました。
今後も危機管理室では、訓練などを行い、災害に強いまちづくりに取り組んでまいります。