保健師 健康部保健所感染症対策課
先輩からのメッセージ(感染症対策課)
健康部保健所感染症対策課
係員
令和2年度採用(保健師)
感染症対策課での業務の一つに患者支援があります。例えば結核患者様の支援の場合、決められた期間、確実に服薬をして治療することが必要です。患者様一人ひとりの生活環境に合わせた服薬確認方法を検討し、時には地域の関係機関と協力して薬の飲み忘れや中断がないように支援します。感染症は患者様本人だけでなく、接触した周りの人々への支援も必要です。周りの人々にも正しい知識を伝え、患者様の人権に配慮しながら感染予防策について一緒に考えていきます。
また、さまざまな感染症に対して、市民へウェブサイトや講習会などを通じて、知識の普及啓発や情報発信を行うなど幅広い活動を行っています。
生活や文化、価値観は人により異なるため、患者支援の方法に正解はありません。アプローチの仕方や支援方法に悩む事ばかりです。悩んでいる時には先輩方が親身に相談に乗り、アドバイスをくれます。不安を抱えた患者様や周りの人々が「相談してよかった」と安心した表情に変わる時はとても嬉しいです。また、検査技師や地域のケアマネジャー等さまざまな職種の方と関わりがあるため、自分の視野が広がり、多様な視点から物事を見る事ができます。
私は正規職員になる前、1年間任期付職員として勤務していました。任期付職員として働く中で、困っている時に丁寧に説明してくれ、失敗したときには優しく励ましてくれる先輩方が周囲に沢山いました。私もいつかこうなりたいと憧れ、尊敬できる先輩方とこの先も一緒に働きたいと強く思い、東大阪市の正規職員の採用試験を受験することにしました。
幅広い年齢層と関わり、たくさんの出会いがあるため、専門的な技術だけでなく、自分自身が成長できる素敵な職業&職場だと思います。面接では東大阪市への熱い想いを伝えてください!皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。