ICT推進課の紹介
ICT推進課の概要
ICT推進課では、総合行政ネットワーク(庁内LAN)及び住民情報系ネットワークに係るシステム構築・運用保守に加え、ICT(Information and Communication Technology:情報通信技術)を活用した新たな技術を導入することで、市民サービス及び事務効率の向上に取り組んでいます。
また、現状のシステムのサーバ機器統合や、外部のデータセンターを活用したクラウドサービスの導入についても検討し、環境およびコストの効率化を進めています。
今後は、DX(デジタルトランスフォーメーション:ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させるという概念)を推進し、市民の行政サービスの利便性向上・職員の働き方の効率化をめざすため、既存システムの見直しや、ICTを活用した新たなシステムの導入を検討していきます。
AI・RPA
ICTの急速な発展により、AI(Artificial Intelligence:人工知能)、RPA(Robotic Process Automation:事業プロセス自動化技術)等を活用したさまざまなサービスが構築されています。
これらのサービスの導入により、顧客への利便性や事務効率が大幅に向上した事例もあることから、本市においても検討および導入を随時進めています。
<本市におけるAI・RPAの導入事例>
AI:AI-OCR(Optical Character Recognition:光学文字認識)による、手書き帳票の読み取り・データ化
RPA:各業務システムの入力等作業の自動化
ペーパーレス会議システム
近年、働き方改革を推進するために、ICTを活用した長時間労働の是正や、柔軟な労働環境の整備が求められています。
本市においても、平成31年度(令和元年度)に実施したゾーニング(本庁舎改善計画)に合わせ、庁内LANの無線環境を整備し、庁内LANパソコンを庁舎内で持ち運びできるようにしました。
本無線環境の整備と、ICT技術の一つである「ペーパーレス会議システム」を導入することで、「印刷コスト(紙・印刷機器及び消耗品・人件費)」、「紙文書の保管スペース」、「情報の整理・共有・検索に要する時間」の削減を推進していきます。
Web会議システム
Web会議システムは、映像と音声の送受信により相手の状態を相互に認識しながら通話をすることができるツールです。
会議や説明会、研修や市民向け事業等、さまざまな事業で活用が期待できます。
働き方改革への対応だけでなく、新型コロナウイルス感染症への対策としても全国的に需要が急増しており、本市においても導入しました。