平成26年10月24日 郷土博物館で知る東大阪固有の年中行事

東大阪市立郷土博物館で特別展示「東大阪のしきたりと年中行事」が18日から始まり、会場には、市内の年中行事を紹介するパネルや行事で使用される道具などおよそ150点が展示されています。
この特別展は、東大阪市内の各地域で行われてきた伝統的なしきたりや年中行事などを紹介することで、市民らに昔の人々の生活や営みを振り返ってもらおうと開催されました。
会場には、市内各所の伝統行事などを1か月ごとに紹介するパネルおよそ30点が展示。枚岡神社で1月に行われる「粥占神事」、8月に岩田町や長瀬町で催される「墓市」、10月の宇波神社秋祭りで天狗や獅子舞が住宅地を巡回する「加納獅子舞」といった市内の年中行事の写真や解説がパネルには掲載されています。また、会場には粥占神事で使用される「占竹(せんちく)」や秋祭りの法被(はっぴ)などパネルに関連する約120点の展示物が並び、今もなお市内で続く伝統行事などを季節の流れとともに学ぶことができます。
12月7日(日曜日)まで。午前9時30分~午後4時30分。月曜、祝日の翌日は休館。一般100円、大学生・高校生50円、中学生・小学生30円。