子ども市政だより第19号 4面
おじゃまし丸
きれいなまちになぁれ 花いっぱいプロジェクト
八戸の里小の巻
八戸の里小学校は、東大阪市をみどり豊かなうるおいあるまちにするために、「みんなで育てる花いっぱいプロジェクト」に取り組んでいるよ。
6月12日、3年生(66人)が大阪府八尾土木事務所の方に教わりながら、ポーチュラカ、マリーゴールド、河内木綿の3種類の花苗を約500個も作ったんだ。みんなはビニールポットに入れる土の量の調節や小さな苗の植替えに苦労していたよ。植え替えた花苗は、花壇に植えられる大きさになるまでみんなで世話をして、7月中旬に学校の中や学校のまわりの花壇に植付けするよ。10月には、パンジーなどの冬の花壇も作る予定なんだって。
八尾土木事務所の速水さんは「毎日の水やりが一番大事。赤ちゃんの苗は倒れたらきちんと起こしてあげて」と、世話のポイントを教えてくれたよ。
この日参加した1組の山田さくらさんは「植物のことを知れてよかったです。水やりがんばるので、来月が楽しみです」と話し、2組の國分健太さんは「植え替えても枯れない植物は不思議だと思いました。大きく育ってほしいです」と話していたよ。
東大阪アレコレ へぇー!!
江戸時代へタイムスリップ
鴻池新田会所に行ってみよう
東大阪市内にも国の重要文化財に指定されている建物があるのを知っていますか。それは、約300年前の江戸時代に建てられた「鴻池新田会所」(鴻池元町2-30)です。
鴻池新田会所は、江戸時代に日本有数の商人だったといわれている鴻池家が、開発した新田を管理するために建てた施設です。
鴻池新田会所には、現在も「本屋」や「米蔵」など、当時の建物が残っています。特に、本屋の豪華な屋根や広い土間、天井を支える太い柱はとても迫力があります。また庭園には、木の橋がかかった「弁天池」などがあり、昔ながらの景色を楽しむことができます。
最近では、鴻池新田会所を多くの人に知ってもらうため、さまざまなイベントを開催しています。6月29日には、コスプレフェスタが開催され、たくさんの人たちがお気に入りのキャラクターの衣装に身を包み、ポーズをとったり写真を撮りあったりして歴史ある空間でのひとときを楽しんでいました。
みなさんも鴻池新田会所を訪れて、江戸時代の空気を感じてみませんか?
- 鴻池新田会所への問合せ先
- 06(6745)6409
- ※入館料が必要。
トピックス
近鉄八戸ノ里駅から瓢箪山駅まで
上下線とも高架の上で運行
9月21日スタート
平成5年から工事をしていた近鉄奈良線の高架化の工事が今年9月に完成し、21日(日曜日)の始発電車から高架の上での運転が始まります。
平成22年に奈良方面行き(下り線)が先に完成し、すでに高架の上で運転していますが、このたびの大阪難波方面行き(上り線)の完成により、上下線ともに高架化が実現することになります。
これにより、今まで踏切で起こっていた渋滞や事故がなくなると期待されています。
近鉄奈良線開業100周年
東大阪市を東西に走る近鉄奈良線が大正3年(1914年)に開業してから、今年で100周年を迎えました。
近鉄奈良線は、大阪の上本町と奈良を結ぶ公共交通機関として誕生し、市民の重要な交通手段として東大阪市の発展に大きく貢献してきました。
古い車両がお店に!? 100周年記念イベント
近鉄奈良線開業100周年記念イベント「近鉄奈良線マルシェ」が6月14日、近鉄大阪上本町駅で行われました。
100年前に走っていた「デボ1形」と同じ色で彩られた特別な車両の中に東大阪市・奈良市・生駒市の特産品などが並び、会場は新鮮な野菜やおいしいお菓子、ご当地グッズなどを買い求める人や珍しい車両の写真を撮る人たちで、にぎわいました。