平成23年11月30日 玉串地域でピンポン菊の出荷が最盛期を迎える

花き栽培が盛んな東大阪市の玉串地域でピンポン菊の出荷が最盛期を迎え、栽培農家が出荷作業に追われています。
玉串地域は旧大和川の川筋に位置し、砂地であったことなどにより約400年前から夏菊の栽培が盛んに行われ、現在でも玉串地域では多く栽培されています。
玉串元町の農家・清水信行さんのビニールハウスでは、小ぶりで花びらが多く、咲きそろうとピンポン玉のような球形のカラフルなピンポン菊が花を咲かせています。
11月中ころから始まった出荷作業は、電灯を当てて開花を遅らせることで花の咲くタイミングと出荷量を調節し、12月末まで続きます。
清水さんは「菊の苗は雨に弱いので苗作りの時期に雨が多くて苦労しましたが、例年通りきれいに咲いてくれました」と美しく咲き誇ったピンポン菊を前に笑顔で話していました。
