市政だより 平成19年5月1日号 8面(テキスト版)
憲法施行60年 すすめよう 人権尊重のまちづくり
「国民主権」「平和主義」「基本的人権の尊重」の3つを重要な柱とした日本国憲法が、1947年(昭和22年)に施行されて今年で60年目を迎えます。
憲法が施行された5月3日を憲法記念日、5月1日から7日までを憲法週間とし、各地でさまざまな催しが行われます。
本市でも「市民のつどい」を開催しますので、この機会に憲法のもつ意義について考えてみましょう。
国民主権
国と市などの地方公共団体が行う仕事は、すべて私たちが選んだ代表者が決定した法律や条例に基づいて進められています。
これは、国を治める主権者は国民であり、国民が国の主人公として政治にかかわり、責任を持つということです。
平和な世界を
日本は、再び戦争の悲劇を起こさないことを、憲法第9条で定めています。
しかし、世界各地でさまざまな紛争が後を絶たず、多くの人が犠牲になっています。
私たちは、平和な社会の実現のため、いじめや暴力を許さない社会をつくるなど、身近なところから実践していくことが大切ではないでしょうか。
基本的人権の尊重を
「国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在および将来の国民に与えられる」と、憲法第11条にうたわれています。
しかし、現在でもなお、部落差別や障害者・在日外国人・女性などに対するさまざまな差別が存在し、国際化・情報化の進展にともない、新たな人権問題も生まれています。
こうした人権問題については、学校や地域、職場などでの取組みによって人権意識の高揚はみられますが、差別が根絶されるというまでには至っていません。
市では、憲法の精神を心にとめ、すべての人の人権が尊重される社会が1日も早く実現するよう、さまざまな事業を行っています。
皆さんの積極的な参加をお願いします。
「市民のつどい」講演 メディアと人権
「憲法週間」にちなんで、市民の皆さんに人権について考えていただくため、「市民のつどい」を開催します。ぜひ参加してください(入場無料)。
とき
5月10日(木曜日) 午後1時30分から3時30分まで(開場は30分前)
ところ
市民会館市民ホール
内容
講演「メディアと人権」 映画監督 崔洋一さん
定員
1500人(当日先着順)
※手話通訳があります。
テレビ放映 「差別意識の解消に向けて」
ドキュメンタリー「差別意識の解消に向けてから人権のまちづくり」が、5月7日(月曜日)午前9時30分から10時まで、テレビ大阪にて放映されます。
同和地区内外の人たちが、より良い暮らしを送るために、手を取り合い、差別意識の解消に向けた“人権のまちづくり”に取り組む様子を紹介します。ぜひご覧ください。
府や府内市町村などで構成する大阪人権問題映像啓発推進協議会の制作によるこの番組は、人権啓発課でビデオ・DVDの貸出しも行っています。
問合せ先
人権啓発課 06(4309)3156、ファクス06(4309)3823
未来の医療を担います!
市立総合病院で新人看護師に研修を実施
市立総合病院では、今年も真新しい白衣に身を包んだ新人看護師(27人)が誕生しました。
看護の知識や技術を学んできた新人看護師に対し、実際に病院で使用している機器の仕組みや患者との接し方など、すぐに現場で必要とされる部分に重点を置いた研修が行われました。
この日は、点滴を指示量どおり確実に投与する輸液ポンプの操作や患者に声を掛けながらの体位交換。先輩看護師から少しでも多くのことを学び取ろうという意欲にあふれた姿が見られました。
最先端の医療が整っている総合病院を希望して看護師となった北川めぐみさん(21歳)は「患者さんの話をよく聞けるような、あたたかい看護師になりたい」とフレッシュな笑顔で話していました。
市長室からこんにちは
「予算案づくり」「議会の審議」など、気の抜けない日々が年明けから3か月続きました。このため、四月は意識的に市内を歩くようにしました。
まず、訪れたのが市民美術センター。センターでは、各種団体の展覧会が開かれており、ゆったりとした時間を過ごしました。思いの込められた作品は、製作者の身体の一部とも言えます。解説者の話を聞いていると、楽しみながらも悪戦苦闘している製作者の姿が浮かびました。
また、東地域にある会社を訪ねました。「緑を増やし、魅力あるまちにすることは、企業活動の上からも必要です」と社長さんが元気に応えてくれました。話をする中で、地域への愛着心をもつことが、人や仕事の支えにつながることを改めて認識させられました。
このほか、リージョンセンターや公園なども訪ねました。
人やまち、仕事や自然にふれ、「めっちゃ元気なまちやねん」という市のイメージソングの歌詞が浮かんできました。「市民の創造力にあふれたまち」をめざす市長として、仕事の大切さを改めて感じています。
市としては、平成19年度予算が確立し、新しい年度を迎えました。市民の声で動く新しい市政の流れを、さらにすすめたいと決意しています。
各地でつつじが開花しています。いよいよ、春から初夏の到来です。(長尾淳三)
市長へのメールアドレス mayor@city.higashiosaka.osaka.jp
テレホンガイド
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市役所 06(4309)3000
東福祉
- (子育て支援係) 072(988)6619
- (福祉係) 072(988)6617
- (保護係) 072(988)6616
中福祉
- (子育て支援係) 072(960)9274
- (福祉係) 072(960)9275
- (保護係) 072(960)9271
西福祉
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行政サービスセンター
- 日下 072(986)9282
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行政サービスコーナー
- 旭町 072(988)6624
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- 豊浦 072(988)0164
- 石切駅 072(988)0683
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- 北宮 072(967)0961
- 英田 072(962)0455
- 八戸の里駅 06(6781)2457
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- 永和 06(6784)0250
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市民プラザ
- 日下・ゆうゆうプラザ 072(986)9284
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- 中鴻池・グリーンパル 06(6747)1592
- 若江岩田駅前・くすのきプラザ 072(967)6575
- 楠根・ももの広場 06(6745)9147
- 布施駅前・夢広場 06(6784)2018
- 近江堂・はすの広場 06(6730)0840
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- 中部環境事業所 072(963)3210
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- 北部環境事業所 06(6789)1851
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- 東消防署 072(981)5501
- 中消防署 072(961)6181
- 西消防署 06(6788)7671
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- 東大阪市保健所 072(960)3800
- 東保健センター 072(982)2603
- 中保健センター 072(965)6411
- 西保健センター 06(6788)0085
- 総合病院 06(6781)5101
- 東診療所 072(982)3821
- 休日急病診療所 06(6787)0123
- 社会教育センター 06(6789)4100
- 男女共同参画センター 072(960)9201
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- ドリーム21 072(962)0211
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- 市民ふれあいホール 072(982)6563
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- 市民美術センター 072(964)1313
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- グリーンガーデンひらおか 072(982)9920
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- 産業技術支援センター 06(6785)3325
- 四条の家 072(987)7861
- 高齢者サービスセンター 072(962)8011