平成23年9月16日 復興へアシスト 市民ボランティアが被災地でお手伝い

東大阪市社会福祉協議会が「被災地に東大阪市民のパワーを届けたい」と16日、市内在住・在勤・在学を対象としたボランティアバスを実施しました。
ボランティアが派遣された和歌山県日高川町は台風12号による豪雨で日高川が氾濫し、3人が死亡、1人が行方不明、59棟が全壊、43棟が半壊するなど、甚大な被害が出ています。
日高川町に到着してすぐに、現地の職員から被害・復旧状況や作業内容などの説明を受けました。その後、4グループに分かれ家屋から泥や床板、壁板の残骸を運びだしたり、店舗に散乱していた泥まみれの商品棚の洗浄などを行いました。
市内在住の大学生・大島友美さんは「ニュースを見て、自分も少しでも役に立てるなら、と思い参加しました。酒屋さんの商品棚についた泥を落とす作業をしましたが、自分にできる仕事だったので役に立てていればうれしいです」と話していました。
支援を受けた現地の住民は「今まで災害をどこかで他人事と思っていたが、いざこういう事態になって改めて近所のつながりの強さをありがたく思いましたし、ボランティアの方々はすごいと思いました。大変助かります」と話していました。
