平成23年7月15日 梶無神社でアオバズクのヒナが巣立つ
梶無(かじなし)神社で、フクロウ科の渡り鳥・アオバズクのヒナ2羽が誕生し、木々の間からくりくりした目の愛らしい顔をのぞかせ、参拝者の人気者となっています。
同神社は、昆虫などアオバズクが好む餌の多い生駒山の麓にあり、アオバズクの繁殖地として東大阪市の天然記念物に指定されています。
毎年、4月末から5月上旬にかけて東南アジアなどから飛来し、境内にある樹齢約500年、高さ約25mのクスノキの中ほどに巣づくりをします。その後、9月末から10月初めにかけて戻り越冬します。
アオバズクは夜行性であるため、日中に見られるのは子育て中だけです。 ヒナの巣立ちを聞きつけたたくさんのアマチュアカメラマンがかわいらしい姿を写真に収めようとカメラのシャッターを押していました。
梶無神社:072-981-1615