食材別の衛生チェック(サラダ・和えもの料理)
(ポテトサラダ・ごまあえなど)
最終的に加熱されない食品は、原材料や他の食品から汚染を受けやすく、時間がたつほど食中毒菌が増殖してしまいます。
- 野菜類は、流水で十分洗いましょう。
- 必ず手をよく洗いましょう。
調理するときどのような注意をすればよいの?
- 調理器具や容器などは、使用前・後に充分な洗浄・殺菌をしてください。
- 和えものは、充分冷ましてからあえましょう。
ミニ知識
Q.なぜ調理器具や容器などを洗浄・殺菌するの?
A.二次汚染を防止するために、洗浄・殺菌が必要です。
Q.なぜ冷ましてから和えるの?
A.温かいままで和えると、細菌が急激に増えます。
病原大腸菌とは?
食中毒を起こす病原性を持った細菌です。ふん便で汚染された食品や飲料水などが感染源となります。この菌(特にO157)は、感染力と毒性(ベロ毒素といわれる強い毒素を作ります。)が強く、激しい腹痛、下痢、血便などを起こします。重症になると尿毒症を併発し、死に至ることがあります。
感染は経口感染のみです。少量の菌数(100個程度)でも発症します。菌は熱に弱く、加熱(75℃で1分以上)すると死んでしまいます。