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    栄養成分表示を活用してみませんか?

    • [公開日:2025年3月25日]
    • [更新日:2025年3月25日]
    • ID:41252

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    栄養成分表示について

    食品表示法により、容器包装に入れられた加工食品は栄養成分表示が原則義務化されています。
    最近では、外食や中食(惣菜・弁当など)でも、栄養成分表示がされているものが増えてきています。

    栄養成分表示を活用することで、エネルギーや栄養素をどのくらい摂取できるのかを知ることができ、摂取不足や摂りすぎを防いで健康づくりに役立てることができます。

    エネルギーや栄養素の働き

    容器包装に入れられた加工食品や添加物には、栄養成分表示として「エネルギー」「たんばく質」「脂質」「炭水化物」「食塩相当量」の5項目が表示されることとなっています。
    それぞれの働きは次のとおりです。

    エネルギー

    生命機能の維持や身体活動に利用されます。
    エネルギーを産生する栄養素には、たんぱく質、脂質、炭水化物の3つがあります。

    たんぱく質

    骨格や筋肉などの組織を構成する主要な要素です。
    また、酵素やホルモンの材料として、代謝を調整するなどさまざまな機能を果たしており、生命機能の維持や身体活動に不可欠です。
    肉、魚、卵、大豆・大豆製品、乳・乳製品等に多く含まれます。

    脂質

    生命機能の維持に不可欠なエネルギー源であり、細胞膜の主要な構成成分でもあります。
    また、脂溶性ビタミンの吸収を助けます。
    余った脂質は中性脂肪として体内に蓄えられ、多く摂りすぎれば肥満を招き、生活習慣病の原因になります。
    脂身の多い肉、油、油を多く使った揚げ物やスナック菓子、洋菓子に多く含まれます。

    炭水化物

    最も重要な役割は、エネルギー源としての働きです。
    炭水化物は糖質と食物繊維に分けられ、糖質は体内で分解されるとブドウ糖などになります。
    脳や神経組織などは通常ブドウ糖しかエネルギー源として利用できないため、糖質は重要な栄養素です。
    不足すると疲労感や集中力の低下がみられ、摂りすぎるとエネルギーとして消費されなかった糖質は中性脂肪として蓄積され、肥満や生活習慣病の原因となります。
    ごはん、パン、麺、芋、砂糖、砂糖を多く使ったジュースや菓子に多く含まれます。

    食塩相当量

    食塩に含まれるナトリウムは、体の浸透圧を調節しており、生命機能を維持するために必須のミネラルです。
    しかし、摂りすぎると高血圧や胃がんなどの病気を引き起こす可能性があります。

    エネルギーや栄養素の必要量

    性別、年齢、体格、身体活動量などによって、エネルギーや栄養素の必要量は異なります。
    自分の必要量を知り、栄養成分表示を活用することで、自分に合った食事を選ぶことができます。

    1日に必要なエネルギー量

    健康の保持・増進、生活習慣病予防のために望ましいBMIを維持するよう摂取と消費のバランスをとることが大切です。
    以下から、あなたに必要なエネルギー量を計算してみましょう。

    【ステップ1】BMIを計算する

    BMIは体格の指数で、エネルギーの摂取量及び消費量のバランスの維持を示す指標として用いられています。
    BMIは次の計算式で求めることができます。

    体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)=BMI

    例:身長165cm(=1.65m)÷体重55kgの人の場合→55(kg)÷1.65(m)÷1.65(m)=20.2

    目標とするBMI
    年齢18-49歳50-64歳65歳以上
    BMI18.5-24.9kg/㎡20.0-24.9kg/㎡21.5-24.9kg/㎡

    出典:日本人の食事摂取基準(2025年版)

    【ステップ2】身体活動レベルを知る

    身体活動レベル
    身体活動レベル特徴
    低い1日のうち座っていることがほとんど
    ふつう座っていることが中心だが、歩行・軽いスポーツを行う
    高い移動や立っていることが多い仕事又は活発な運動を行っている

    出典:日本人の食事摂取基準(2025年版)

    【ステップ3】必要なエネルギー量を知る

    推定エネルギー必要量(男性)(kcal)
    身体活動レベル18-29歳30-49歳50-64歳65-74歳75歳以上
    低い2,2502,3502,2502,1001,850
    ふつう2,6002,7502,6502,3502,250
    高い3,0003,1503,0002,650-
    推定エネルギー必要量(女性)(kcal)
    身体活動レベル18-29歳30-49歳50-64歳65-74歳75歳以上
    低い1,7001,7501,7001,6501,450
    ふつう1,9502,0501,9501,8501,750
    高い2,2502,3502,2502,050-

    出典:日本人の食事摂取基準(2025年版)

    食塩相当量の目標量

    1日当たりの食塩相当量の目標量は次のとおりです。

    1日当たりの食塩相当量の目標量
    性別成人男性成人女性
    食塩相当量7.5g未満/日6.5g未満/日

    出典:日本人の食事摂取基準(2025年版)

    資料

    栄養成分表示について、さらに詳しく知りたい方は次の資料をご活用ください。

    お問い合わせ

    東大阪市健康部保健所 健康づくり課

    電話: 072(960)3802

    ファクス: 072(970)5821

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