長期優良住宅のしくみとメリット
長期優良住宅は、 「いい家をつくって、きちんと手入れして、長く住まう」 ことを目標にしています。
住宅を長持ちさせ、次の世代に引き継ぐことで、建て替えによる費用が不要となり、住居費の負担が軽減されます。
また、住宅の解体や除去によって発生する廃棄物が削減され、環境への負荷を軽減することができます。

長期優良住宅とは
長期優良住宅は、長期間の使用に必要な住宅性能について認定基準を満たしている住宅です。
一戸建ての住宅の場合、次に掲げる5つの性能項目について、基準を満たしているか審査し、認定されます。
- 住宅の構造及び設備について長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられていること。
- 住宅の面積が良好な居住水準を確保するために必要な規模を有すること。
- 地域の居住環境の維持・向上に配慮されたものであること。
- 維持保全計画が適切なものであること。
- 自然災害による被害の発生の防止、軽減に配慮がされたものであること。

長期優良住宅のメリット
長期優良住宅の認定を受けた住宅は、住宅ローンの金利引き下げ、税の特例や地震保険料の割引等を受けることができます。要件等の詳細については、各問合せ先にてご確認ください。

住宅ローンの金利引き下げ
長期優良住宅を取得する場合、住宅ローンの金利の引き下げ等を受けることが可能です。
- フラット35S
- フラット50
問合せ先:フラット35 ホームページ(別サイトに移動します)
(独)住宅金融支援機構お客様コールセンター 0120-0860-35

所得税の減税

地震保険料の割引き
長期優良住宅では、認定基準に定める耐震性が求められます。
詳しくは耐震等級、免震建築物割引等、地震保険料の割引き商品を扱う損害保険会社に直接ご相談ください。

地域型住宅グリーン化事業(補助金)
地域の中小工務店等が整備する木造の長期優良住宅について、補助金を受けることが可能です。
備考:中小工務店等が採択を受けることが条件です。
詳しくは地域型住宅グリーン化事業評価事務局(別のサイトに移動します)をご確認ください。

長期優良住宅化リフォーム推進事業(補助金)
既存住宅の長寿命化に資するリフォーム等を行い、長期優良住宅の認定を取得する場合、補助金を受けることができます。
備考:増築・改築の場合に対象となります。新築は対象となりません。
詳しくは長期優良住宅化リフォーム推進事業実施支援室 (別のサイトに移動します)をご確認ください。