心理 学校教育部教育センター
先輩からのメッセージ(学校教育部教育センター)
学校教育部教育センター
係員
平成28年度採用(心理)
教育センターは、教職員に対する研修や教育に関する調査研究を行う「研修、調査・研究担当」と、子どもに関する相談を行う「相談支援担当」に分かれています。私は相談支援担当に所属し、教育センターに来所される方の相談をお受けしたり、市立学校園へ訪問したりして、教職員へのコンサルテーション、保護者や子どもの面接等の業務を担っています。
教育センターには約20名の相談員がおり、経験や年齢に捉われず、より良い方向性をめざして意見を交わせる雰囲気があります。そのため、相談業務自体は一人で行うことが大半であるにも関わらず、チームとして動いている感覚があり、非常に働きやすいと感じています。相談業務では、悩みの解決や軽減に向けて、子どもや保護者が自身のことを振り返ったり、保護者や教職員が子どもの理解を深めたりする支援をしています。相談者にしっかりと寄り添い、“相談して良かった”と感じていただけるように心掛けています。
学生時代、東大阪市の施設で実習をさせていただく機会がありました。その時にご指導いただいた職員の方々の、親子一人ひとりに対して真摯に関わっておられる姿に憧れて受験を決めました。
心理士としての感覚を大切にしつつ、公共性の視点を併せ持たなければならない点が、公務員の心理職として働く際の特徴だと思います。東大阪市の子どもたちのために、一緒に力を尽くせることを楽しみにしています。