平成29年12月23日 「アッハッハー」で幸運祈願 枚岡神社で注連縄掛神事


今年1年のいやなことを笑い飛ばし、新年の幸運を願う「注連縄掛神事(お笑い神事)」が23日、枚岡神社で行われました。
この神事は、同神社の参道広場に立つ注連縄柱に、氏子たちがより上げた真新しい注連縄を掛け、その下で宮司や氏子らが高笑いするというユニークな神事。別名「お笑い神事」とも呼ばれ、市の無形民俗文化財に指定されています。
この日は、氏子らの手で取り替えられた注連縄の正面に白装束姿の宮司らが並び、「アッハッハー」と3度高笑い。高笑いが終わると、宮司が参拝者らに「無心で笑うと心の岩戸が開きます。大きな声で楽しんで笑いましょう」と挨拶したあと、集まった参拝者らは20分間大笑いし、今年1年を締めくくるとともに、来年の幸運を祈願していました。