市政だより 平成17年12月1日号 2面(テキスト版)
地球にも人にもやさしいライフスタイルの実践を
12月は「地球温暖化防止月間」です
便利で快適な生活を送る中で、私たちは大量のエネルギーを消費し、大気中に二酸化炭素などを排出してきました。
この長年にわたる人類の行為によって、地球の温暖化が年々進み、海面上昇や生態系の破壊、異常気象などが日本でも発生しつつあることを気象庁でも発表しています。
私たちは、いまこそ生活を見直し、地球を温暖化から守るために行動しなければなりません。
皆さんも身近なことから、実践してください。
家庭でできる10の取組み
- 冷房温度を1度高く、暖房温度を1度低く設定する
- 使わない電化製品の主電源を切る。長期間使用しないときはコンセントを抜く
- シャワーの時間を1日1分、家族全員が減らす
- 風呂の残り湯を洗濯に使う
- ポットやジャーの保温を止める
- 家族が同じ部屋で団らんし、冷暖房や照明の使用を減らす
- 買い物袋を持ち歩き、トレーやラップで包まれていない省包装野菜などを選ぶ
- 1日1時間テレビの利用を減らす
- 車の停車中はアイドリングストップをする
- なるべく車を使用しない
環境にやさしい暮らしを推進 おおさかエコアクション環境家計簿
環境学習DVD教材を貸し出します
WARM BIZ(ウォームビズ)
環境にやさしい商品づくりを提案してください
提案例
- 生活環境へ害を与えない、あるいは比較して少ない商品(品物)
- 再利用すべき品物(材料)
- エネルギー消費を減らしたい商品(品物)など
※提案内容は、スケッチなどを活用して自由に書いてください。また、工業所有権などは、提案者でお守りください。
提出方法A4の用紙に提案内容をまとめ、住所、氏名、年齢、電話(ファクス)番号を書いて、12月28日(水曜日)(必着)までに郵送(ファクスでも可)
提出・問合せ先
ISO14001認証取得に向けて市役所本庁舎で活動中
市では、地球環境問題に率先して取り組むために、地球温暖化対策実行計画を策定し、リサイクル推進など地球環境保全の取組みを全部局で実施しています。
この取組みをより実効あるものとするため、平成16年2月に水道庁舎で、国際的な規格である「ISO14001」に準拠した環境マネジメントシステムを導入し、認証を取得しました。
これに続いて、市役所本庁舎でも「ISO14001」の来年3月の認証取得に向けた取組みを、行っています。なお、昨年11月に定めた「環境方針」に基づく具体的な取組みは次のようなものです。
- 庁舎の管理や庁舎内での事務活動では、役割と責任を明確にし、省エネルギー・省資源を推進するとともに、ごみの発生抑制や分別リサイクルなどの活動を徹底します。
- 物品の購入などは、環境に配慮された商品の購入へ転換します。
- 市が実施する公共工事では、環境に配慮された工事材料や工法などへ転換していきます。
- 環境に関する業務(環境法規制、ごみの分別回収、緑化推進など)では、目的・目標を明確にし、計画を立てるとともに進行を管理して、確実な推進を図ります。
※環境方針は、市のホームページに掲載しています。
問合せ先
市民のみなさまへ
市長 松見正宣
経営活性化資金融資の回収について
経営活性化資金融資制度は、市内中小企業者の経営の安定化および活性化を図る目的で、平成12年度から15年度まで財団法人東大阪市中小企業振興会において実施しましたが、貸付金の返済が滞るケースが生じ、その未収額が膨れ上がっています。
このことについて、議会からの指摘もあり、市では本年4月に税理士、弁護士などの外部委員を含めた調査委員会を設置し、集中的な調査を経て、このほど、その結果の報告を受けました。
市民からお預かりした貴重な税を原資とする融資で、貸付金の返済が滞っていること、そして今回の調査委員会の報告において、融資の申込事務手続にかかる不備や組織としてのチェックが十分機能していなかったこと、および融資制度の内容にかかる問題点などの指摘を受けたことは誠に申し訳なく、市民のみなさまにおわび申し上げます。
今後は、調査委員会の指摘に基づいた改善や措置に努めるとともに、債務者等に対して強い姿勢で臨み、債権の回収では訴訟などの法的措置を含む徹底した債権管理に取り組んでまいりますので、みなさまのご理解をお願いいたします。
市立総合病院未納医療費について
市立総合病院では、受診しても医療費を支払わない方があり、それが相当額の未収金となっています。
全国的に医療機関の未収金は大きな問題となっており、経営面に多大の影響を及ぼしています。このような状況にある中、総合病院で未納医療費への事務処理が十分に行われていなかったことは、誠に遺憾であり市民のみなさまにおわび申し上げます。
今後は、総合病院の全職員とともに、不払いを未然に防ぐ取り組みの強化と、電話による督促や訪問徴収など積極的な回収を図り、未納の事由によっては法的措置を講じていくなど、適正管理に一層努めてまいります。
みなさまのご理解をお願いいたします。
生垣などの植樹資金を助成します
民有地の植樹資金を助成しています
助成額
- 事業所、住宅団地など 1件につき10万円以上の植樹に要する費用の3分の1(上限50万円)
- 個人住宅 1件につき1万円以上の植樹に要する費用の2分の1(上限20万円
申請方法
工事に着手する前に電話で
※助成を受けた植栽は、5年間変更できません。
個人住宅
事業所
※低木類は除きます。
住宅団地など
花と緑の相談
とき
毎月第2火曜日 午後1時30分から4時30分まで
※祝日のときは、1週間後に延期します。
ところ
市役所1階相談室