市政だより 平成31年3月15日号 7面(テキスト版)
市立東大阪医療センター
中河内医療圏初!
手術支援ロボット「ダビンチXi」を導入
市立東大阪医療センターでは、手術支援ロボットの最上位機種「ダビンチXi」をこのほど導入しました。
術者は手術操作用のコンソールに座り、拡大された3Dハイビジョン画像を見ながら、小さな切開部から3本のアームを使って患部の切除や縫合を行います。「ダビンチXi」を使用した手術では、傷口が小さく済み、早期回復が見込まれます。
- 特徴
-
- 傷口が小さい
- 術中の出血が少ない
- 体機能の温存
- 合併症のリスクが少ない など
詳しくは市立東大阪医療センターウェブサイトをご覧ください。
2月初めには泌尿器科で前立腺がんの全摘手術を実施。今後、消化器外科などでも用いていく予定です。
泌尿器科部長の小野さんは、「ロボット機能を付加したことで、従来不可能であった視野の確保と細密な動きが可能となりました。実際、尿道吻合の容易さ、正確さは目を見張るほどです。適応する全ての患者さんにお勧めしたい画期的な手術法です」と話していました。
ダビンチXiによる治療の問合せは医療機関からに限ります。治療を希望する方は、地域のかかりつけ医にご相談ください。
- 問合せ先
- 地方独立行政法人市立東大阪医療センター地域医療連携室 06(6781)5101、ファクス06(6787)2543
Medical News
市立東大阪医療センターのスタッフがリレー形式で医療に関する情報などをお届けします。
第40回
変形性関節症と人工関節
市立東大阪医療センター 整形外科 斉藤 昌彦 部長
関節の痛みで治療を受けている方は非常に多く、その中でも股関節や膝の関節痛は、歩行が困難になり、日常生活に支障が出てくる場合があります。痛みだけでなく「左右の足の長さが違う」「見た目がゆがんで変形している」「動かすとボキボキ音が鳴る」「曲げ伸ばしができなくなってきた」などの症状が複合している場合は、リハビリや飲み薬などでは良くならないので、手術を考えるタイミングです。
これまで、人工関節置換術は難しい部類の手術でしたが、現在はかなり一般的な手術になりました(特に股関節と膝関節)。
関節痛で長年苦しんで、いつまでも我慢して過ごすよりも、痛みから早く解放されて生活の質を上げるために、適切な時期に手術を受けることをおすすめします。
- 問合せ先
- 地方独立行政法人市立東大阪医療センター事務局総務課 06(6781)5101、ファクス06(6781)2194
市立東大阪医療センター
助産師・看護師を募集
市立東大阪医療センターで働く助産師・看護師を募集します。
応募資格や採用予定時期などは次のとおりです。
助産師・看護師A
- 応募資格
- それぞれの免許をすでに取得している夜勤可能な方
- 年齢
- 採用日において60歳未満の方
- 採用時期(予定)
- 6月以降(相談可)
- 採用人数(予定)
- あわせて20人程度
助産師・看護師B
- 応募資格
- それぞれの免許を来年3月取得見込みの夜勤可能な方
- 年齢
- 採用日において60歳未満の方
- 採用時期(予定)
- 来年4月
- 採用人数(予定)
- あわせて70人程度
※次回の採用選考日は5月19日(日曜日)です。
日本国籍の有無にかかわらず受験できます。なお、同一年度内の受験は1度しかできません。
- 選考日
- 4月27日(土曜日)
- 選考方法
- 個別面接
- 合格発表
- 5月10日(金曜日)(予定)
- 申込方法・申込み先など
- 申込書と必要書類を4月19日(金曜日)(必着)までに郵送または直接
- ※要項や申込書は市立東大阪医療センターウェブサイトからダウンロード可。同センター看護局、市役所本庁舎市政情報コーナーでも交付。非常勤の助産師・看護師も募集しています。詳しくはお問合せください。
- 申込方法・申込み先など
- 〒578-8588西岩田3-4-5 地方独立行政法人市立東大阪医療センター事務局総務課 06(6781)5101、ファクス06(6781)2194
ナースサポーター募集
- 内容
- 看護補助業務
- ※勤務時間は応相談。
- 問合せ先
- 地方独立行政法人市立東大阪医療センター看護局看護管理室 06(6781)5101、ファクス06(6781)2271
ボランティア募集
- 内容
- 入院案内、外来受診の手伝い、庭園の手入れ、縫製など
- 活動時間
- 月曜日~金曜日週1回1日3時間以上
- 問合せ先
- 地方独立行政法人市立東大阪医療センター看護局看護管理室 06(6781)5101、ファクス06(6781)2271
協力事業所を表彰
SOSオレンジネットワーク事業 37社
事業所ふくしネットワーク事業 7社
SOSオレンジネットワーク事業では、行方不明になる恐れがある認知症高齢者を早期に発見できるように、関係機関および市内の企業などの支援体制を構築しています。
また、事業所ふくしネットワーク事業では、新聞や、食材、弁当などの宅配事業者とのネットワーク化を進め、一人暮らしの高齢者などに異変があったときに、安否確認や緊急対応をする仕組みをつくっています。
このほど、同事業の協力機関として2年以上登録している企業・団体(SOSオレンジネットワーク事業37社、事業所ふくしネットワーク事業7社)を表彰しました。表彰企業・団体を代表して2月13日、株式会社ツクイ ツクイケアコミュニティ東大阪とセブン-イレブン・ジャパン株式会社東大阪地区に野田市長および市社会福祉協議会の江浦会長から感謝状と記念品が贈呈されました。
- 問合せ先
- 角田総合老人センター 072(962)8011、ファクス072(963)2020