市政だより 平成28年6月1日号 16面(テキスト版)
6月は環境月間です
地球にやさしい暮らしを
美しい地球を未来に引き継いでいくためには、全ての人が環境について考え、行動していく必要があります。
6月は環境月間です。今、できることを考えてみましょう。
- 申込方法・申込み先など 問合せ先
- 環境企画課内地球温暖化対策地域協議会 06(4309)3198、ファクス06(4309)3818、Eメールアドレス kankyokikaku@city.higashiosaka.lg.jp
6月は、一人ひとりが環境保全の重要性を認識するための「環境月間」、また6月5日は「環境の日」です。
市役所では、照明の間引きをしたり、冷房中の室温を原則28度に設定したりするなど、節電に取り組んでいます。
皆さんも毎日の生活を見直し、工夫をしてみませんか。
地球温暖化に歯止めを
家庭でできる節電
地球温暖化は、私たちが利便性や快適な生活を求め過ぎたために発生した問題です。地球温暖化に歯止めをかけるには、一人ひとりが節電などを意識し、実践していく必要があります。次の取組み例を参考に、できることから始めてみましょう。
実践しよう!家庭でできる節電の取組み例
- エアコン(10パーセント~50パーセント削減)
- 室温28度を心がけ、無理のない範囲でエアコンを消して、扇風機を使う。
- 「すだれ」や「よしず」などで窓からの日差しを和らげる。
- 冷蔵庫(2パーセント削減)
- 冷蔵庫の設定を「強」から「中」に変え、扉を開ける時間を減らす。
- 食品を詰め込まない。
- 照明(5パーセント削減)
- 日中は照明を消して、夜間も照明をできるだけ減らす。
- テレビ(2パーセント削減)
- 省エネモードに設定するとともに画面の輝度を下げ、必要なとき以外は消す。
- ジャー炊飯器
- 1日分まとめて炊き、冷蔵庫に保存する。
- 待機電力
- リモコンの電源ではなく、本体の主電源を切る。長時間使わない機器はコンセントを抜く。
※資源エネルギー庁の資料をもとに作成。
家計にもやさしい
環境家計簿にご参加を
市では、家庭でできる地球温暖化対策として、電気・ガスなどの使用量を毎月記録し省エネへの意識を高めるために「環境家計簿」の取組みを進めています。昨年度は5,228世帯が参加し、二酸化炭素排出量を前年度比約151トン削減することができました。
地球にも家計にもやさしい暮らしのきっかけに始めてみませんか。
- 取組期間
- 7月~12月
- 申込方法・申込み先など
- 行事名、住所、氏名(ふりがなも)、年齢、電話・ファクス番号をEメールで(電話、ファクスも可)
Web上でも
Web版環境家計簿は、インターネット上で記録でき、参加者内のランキングや削減量のグラフも表示されます。職場やグループでの参加もできます。市ウェブサイトからアクセスできますので、ぜひ取り組んでください。
省エネリーダー募集
市民の皆さんに環境家計簿を勧めたり、楽しいイベントを企画したりするなど、市や市民とともに地球温暖化問題に取り組むボランティア「省エネリーダー」として活躍しませんか。まずはご連絡ください。
再生可能エネルギー設備
設置費用の一部を補助します
次の再生可能エネルギー設備などを設置した方に設置費用の一部を補助します。それぞれの補助対象者の要件など詳しくは、必ず要綱で確認してください。
※いずれも申込先着順で予算を上回った場合は終了。
- 申込方法・申込み先など
- 申請書と必要書類を6月1日(水曜日)~来年2月28日(火曜日)に直接
- ※要綱や申請書は市ウェブサイトからダウンロード可。郵送で書類を請求する場合はお問合せください。
- 申込方法・申込み先など 問合せ先
- 環境企画課 06(4309)3198、ファクス06(4309)3818
太陽光発電システム
- 定員
- 350件程度
- 補助金額
- 発電出力1キロワット当たり3万円(上限12万円〈4キロワットまで〉または設置費用の2分の1の金額のいずれか低い額)
エネファーム
- 定員
- 160件程度
- 補助金額
- 設置費用の2分の1(上限5万円)
HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)
- 定員
- 50件程度
- 補助金額
- 設置費用の2分の1(上限2万円)
蓄電池
- 定員
- 30件程度
- 補助金額
- 蓄電容量1キロワットアワー当たり2万円(上限12万円〈6キロワットアワーまで〉または設置費用の2分の1の金額のいずれか低い額)
東大阪市のごみ事情
さらに減量・資源化を
毎日の暮らしの中でごみは必ず出るものです。ここでは、あまり知られていないごみの排出量や処理にかかる費用など、市のごみ処理の現状を見てみましょう(数値は平成26年度のもの)。
ごみの量は減少傾向
排出されたごみは約19万トンでした。これは、25メートルプールに換算すると339杯分になり、1人当たりに換算すると年間で約380キログラムにもなります。ただ、ごみの量は徐々に減少しており、平成16年度に比べ3万9,000トン以上の減少です。
ちなみに、ごみの収集・運搬や処分に要した費用は61億4,440万円で、1人当たりに換算すると年間で約1万2,300円になります。
総発生量の15パーセントを再資源化
ごみの内訳は、家庭からが約55パーセント、事業所からが約45パーセントとなっています。ごみ総量に占める資源化されたものの割合は、家庭からと事業所からあわせて約15パーセントでした。
65パーセントは資源化が可能
ごみ質調査によると、家庭ごみのうち6割以上が資源化・堆肥化できるものという結果になりました。
- リサイクルできるもの=紙類、プラスチック製容器包装類など
- 堆肥化できるもの=生ごみ、剪定した枝葉など
ごみの減量と資源化を
市では、今年3月に一般廃棄物処理基本計画を策定し、平成37年度までに焼却処理量23パーセント削減を目標に設定しています。皆さんの日々の取組みをお願いします。
- 問合せ先
- 循環社会推進課 06(4309)3199、ファクス06(4309)3818