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東大阪市

あしあと

    市政だより 令和元年6月1日号 16面(テキスト版)

    • [公開日:2019年5月29日]
    • [更新日:2021年12月9日]
    • ID:24956

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    自分自身そして大切な人の健康を守ろう
    高齢者の結核が増えています!

    最近、高齢者の結核患者が増えています。早期発見・治療のためにも日頃から体調管理に努めましょう。

    また、市内の医療機関では検診を行っています。ぜひこの機会に受診しましょう。

    結核は、治療できる病気になり、年々減り続けています。しかし、かつて結核が国民病であった時代に感染した方が、高齢化による免疫力の低下によって発病するケースが多くなっています。結核は高齢者がもっとも警戒すべき病気の一つです。

    結核を新たに発症した方の7割以上が60歳以上の高齢者です。特に80歳以上の方が4割を占めています。

    高齢者の場合は、特徴的な症状が出ないことがあります。自己判断せずに早めに医療機関を受診してください。

    結核の症状はどんなの?

    結核の初期症状は風邪とよく似ており、気づかれないことも多くあります。

    主な症状は次のとおりです。

    • 咳やたんが出る
    • 体がだるい
    • 微熱が続く
    • 胸が痛い
    • 急に体重が減る など

    咳やたんなどが2週間以上続いた場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

    また、高齢者の場合は、結核が発病しても特徴的な症状がでないことがありますので、年に1回は胸部X線検査を受診しましょう。

    高齢者の結核を早期発見するために

    定期健康診断で健康チェック

    結核の早期発見のためにも、定期健康診断を受診しましょう。詳しくは健康づくり課へお問合せください。

    肺がん結核検診

    市内の委託医療機関または、保健センターに予約し、受ける事ができます。この検診では、胸部X線検査を受けることができます。

    対象
    市内在住の40歳以上の方(「東大阪市がん検診受診証」を提示してください)
    料金
    500円(保健センターは無料・年1回)
    ※次のいずれかに該当する方は自己負担金はありません。
    • 後期高齢者医療被保険者証、高齢受給者証を所持している
    • 生活保護受給、市民税非課税世帯に属する方で事前に保健センターで無料受診券の交付を受けた

    日常的な健康観察

    高齢者の結核では、咳やたんが出ない場合も多く、継続した食欲低下や体重減少など、日常的な健康観察がとても大切です。

    日常的に健康観察を行うことで、高齢者の結核の早期発見につながります。

    問合せ先
    • 健康づくり課 072(960)3802、ファクス072(960)3809
    • 母子保健・感染症課 072(960)3805、ファクス072(960)3809

    熱中症は予防が大切
    水分を補給し、暑さを避けよう!

    昨年4月30日~9月30日の救急出動・搬送者は各408件で、一昨年の同時期と比較すると、210件増加しています。その内、65歳以上の高齢者が113件増加しており、高齢者は熱中症に特に注意が必要です。

    熱中症の予防には「水分補給」と「暑さを避けること」が大切です。

    熱中症は、症状が重くなると命の危険にさらされる病気ですが、次のことに注意して適切に予防をすれば防ぐことができます。

    水分・塩分補給

    こまめに水分・塩分を補給しましょう。

    体調にあわせた取組み

    こまめに体温を測定しましょう。通気性の良い、吸湿・速乾の衣服を着用し、保冷剤や氷、冷たいタオルなどを利用して体を冷却しましょう。

    熱中症になりにくい環境に

    扇風機やエアコンを適切に使い、こまめな換気や遮光カーテン、すだれ、打ち水などで熱中症になりにくい環境をつくりましょう。

    外出時は

    日傘や帽子を利用し、日陰でこまめに休憩しましょう。

    市ウェブサイトに熱中症予防リーフレットを掲載していますので、ぜひご覧ください。

    問合せ先
    消防局警備課 072(966)9664、ファクス072(966)9669

    熱中症患者の約半数は高齢者!
    高齢者は特に注意が必要です

    1. 体内の水分が不足しがち
      高齢者は若年者よりも体内の水分量が少ないうえ、体の老廃物を排出する際にたくさんの尿を必要とします。
    2. 暑さに対する感覚機能が低下
      加齢により、暑さやのどの渇きに対する感覚が鈍くなります。
    3. 暑さに対する体の調節機能が低下
      高齢者は体に熱が溜まりやすく、暑いときには若年者に比べて循環器系への負担が大きくなります。

    熱中症の予防には、水分補給と暑さを避けることが大切です。右の予防法を実践して、暑い時期を乗り越えましょう!

    お問い合わせ

    東大阪市市長公室広報広聴室 広報課

    電話: 06(4309)3102

    ファクス: 06(4309)3822

    電話番号のかけ間違いにご注意ください!

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