市政だより 平成27年7月15日号 3面(テキスト版)
老人医療(一部助成)医療証を7月中旬に送付します
老人医療(一部負担金相当額等一部助成)医療証は、8月1日から新しくなります。引き続き対象となる方へは、新しい医療証(空色)を7月中旬に送付します。なお、古い医療証(黄色)は、8月1日以降に医療助成課または行政サービスセンターへ返却してください(郵送可)。
老人医療(一部助成)医療証は、健康保険被保険者証などと同時に医療機関へ提示すると、保険診療の自己負担額(1割~3割)の一部助成が受けられるものです。
対象は、65歳以上で次の(1)~(5)のいずれかに該当し、本人の平成27年度所得(平成26年中の所得)が所得制限額を超えていない方です。
対象となる方で交付申請をしていない方は、医療助成課または行政サービスセンターで申請してください。
老人医療(一部助成)医療証対象者
- (1)障害者医療費助成を受けることができる方
- 身体障害者手帳1級または2級所持者
- 療育手帳(A)所持者
- 療育手帳(B1)および身体障害者手帳所持者
- (2)ひとり親家庭医療費助成を受けることができる方(所得制限額はお問合せください)
- (3)本市の規則で定める疾病(難病)名の記載のある「特定医療費(指定難病)受給者証」などの所持者(本市の規則で定める疾病を有する方)
- (4)結核の患者票「37条の2」所持者
- (5)「自立支援医療受給者証(精神通院)」所持者
平成27年度所得制限額
- (1)の方
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- 扶養人数が0人の場合、所得制限額は462万1,000円
- 扶養人数が1人の場合、所得制限額は500万1,000円
- 扶養人数が2人の場合、所得制限額は538万1,000円
- ※3人目以降、1人増すごとに38万円を加算。
- (3)(4)(5)の方
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- 扶養人数が0人の場合所得制限額は224万円
- 扶養人数が1人の場合所得制限額は259万円
- 扶養人数が2人の場合所得制限額は288万円
- ※3人目以降、1人増すごとに29万円を加算。
必ず届出を
次のときは医療証を持参のうえ、届出をしてください。
- 転出や転居したとき
- 氏名が変わったとき
- 加入している健康保険が変わったとき(記号番号などが変わった場合も)
- 死亡したとき
- 生活保護を受けたとき
- 交通事故など第三者の行為により病気やけがをして健康保険と老人医療(一部助成)医療証で治療を受けたとき
- 問合せ先
- 〒577-8521市役所医療助成課 06(4309)3166、ファクス06(4309)3805
介護保険制度が改正
8月から費用負担が一部変更
介護保険制度が改正され、8月から費用負担が一部変更となります。
詳しくは、お問合せください。
- 問合せ先
- 高齢介護室給付管理課 06(4309)3186、ファクス06(4309)3814
一定以上所得のある方の利用者負担は2割
一定以上所得のある65歳以上の方がサービスを利用したときの利用者負担は2割となります(それ以外の方は1割)。要介護(支援)認定者には「介護保険負担割合証」を発行します。
※一定以上の所得とは、本人の合計所得160万円以上で、年金収入とその他の合計所得が単身世帯280万円以上、複数人世帯346万円以上の所得をいいます。
低所得の施設利用者の食費・居住費軽減
適用要件が変更
施設利用者などで、世帯を別にしている配偶者が市民税課税である場合や、預貯金などが単身で1,000万円、夫婦で2,000万円以上あるなどの場合は、食費・居住費の軽減はありません。
高額介護サービス費に上限額を新設
高額介護サービス費の利用者負担段階区分に、現役並み所得者(同一世帯に課税所得145万円以上の65歳以上の者がいるなど)が新設され、上限額が設定されます。
介護保険料・保育所保育料
未収金を徴収します
未収金特別対策室では、関係部局と連携し、未収金の削減に取り組んでおり、今年度は介護保険料、保育所保育料の未収金の徴収強化を行います。
介護保険料、保育所保育料のうち、長期間滞納している方や充分な収入や資力がありながら理由もなく滞納している方には、支払いの催告や納付交渉を行うとともに、差押えなどの法的措置を進めていきます。
納期限までに納付している方との公平性を確保し、各種制度を維持するため、理解と協力をお願いします。
- 問合せ先
- 未収金特別対策室 06(4309)3019、ファクス06(4309)3875
Medical News
市立総合病院のスタッフがリレー形式で医学に関する情報などをお届けします。
第4回
看護師も活躍しています 安心して任せられる病院へ
市立総合病院
田中春美 看護局長
看護局では、看護師、助産師の資格をもった職員と看護補助者が「心とこころがかよい合う看護を行う」の理念を胸に、外来・特殊検査部門・病棟・手術棟で働いています。
総合病院の1階にある総合案内には、11時まで看護師が立ち、受診科相談や看護相談、院内設備の案内をしています。
また、エスカレーターを上がった右側には、「検査説明ブース」があり、ここでは医師からCTなどの検査を受けるように言われた患者さんや家族に、どのような検査を受けるのか、また検査の前の食事はどうしたらよいのか、特別な薬を飲む必要があるのかなどを看護師が個別に説明しています。
エスカレーターを上がった左側には、「一般内科の問診ブース」があります。ここでは、内科を受診する患者さんに対して、今の体調や内服している薬の種類や量、食事や睡眠の状況などを個別にお聞きして、医師の診察に繋いでいます。
入院することが決まった患者さんには、入院中の検査や手術・治療、病棟での生活などを説明して、入院に対する不安を和らげるための支援を行います。
このように、総合病院では外来患者さんにもきめ細やかな対応ができる看護体制をめざしています。看護師にいつでも気軽に声をおかけください。
- 問合せ先
- 市立総合病院総務課 06(6781)5101、ファクス06(6781)2194