市政だより 平成27年6月15日号 別紙1面(テキスト版)
平成27年度保存版
東大阪市成人歯科健康診査 受診方法のごあんない
30歳・35歳・40歳・45歳・50歳・55歳・60歳・65歳・70歳・75歳・80歳
節目には歯科健診を受けましょう
平成27年度から30歳・35歳も対象となりました
市では、30歳・35歳・40歳・45歳・50歳・55歳・60歳・65歳・70歳・75歳・80歳の方を対象に成人歯科健診を実施しています。壮年期以降に歯を失う原因となる歯周疾患は、40歳代を境に急増しています。平成27年度からは30歳・35歳の方も対象となりました。対象となる方はぜひ受診し、歯周疾患の予防・早期発見に努めましょう。
成人歯科健診
- 対象年齢
- 市内に住民登録のある、受診日の年齢が30歳、35歳、40歳、45歳、50歳、55歳、60歳、65歳、70歳、75歳、80歳の方
- 受診期間
- 該当年齢期間中(翌年の誕生日の前日まで)
- 健診内容
- 問診、口腔内診査、歯科保健指導
- 健診費用
- 該当年齢期間中、1回に限り無料
- なお、健診の結果、処置などが必要となった場合、料金は受診者の自己負担となります。健診には必要ありませんが、保険診療が必要となった場合に備えて健康保険証もご持参ください。
- 受診方法
- 市内の実施歯科医療機関(14・15面参照)へ電話などで予約のうえ受診してください(市の成人歯科健診を希望する旨をお伝えください)。実施歯科医療機関一覧は、市ウェブサイトにも掲載しています。
- 問合せ先
- 健康づくり課 072(960)3802、ファクス072(960)3809
口臭が気になりませんか
口臭には、誰にでもある生理的なもの、飲食物や嗜好品によるもの、病的なものの3つがあります。
起床時や空腹時、緊張したときなどは唾液の分泌量が減少し細菌が増殖するため、口臭の原因となる物質がたくさん作られて臭いが強まります。これらの生理的なものは、水分摂取や食事などで治まります。また、ニンニクや酒、たばこなどの飲食物・嗜好品による口臭も、時間の経過とともに減少します。
しかし、病的な口臭のほとんどは、口の中の汚れや歯周病、進行したむし歯、歯垢(歯の周りにつく細菌の塊)、歯石、舌苔(歯の表面につく苔状の細菌の塊)、義歯(入れ歯)の清掃不良などで起こります。
口臭が気になったら、まずは歯科医療機関を受診しましょう。
口臭を防ぐため 口の中を清潔に
毎日のセルフケアと定期的なプロフェッショナルケアで、口の中を清潔に保ちましょう。
- 自分で行うセルフケア
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- 歯ブラシや歯間部清掃用具を使って、丁寧に磨く
- 舌ブラシなどで舌苔を除去する
- 義歯の清掃をする
- 充分な睡眠とバランスのよい食事で規則正しい生活を送る
- 気持ちにゆとりをもってリラックスした状態で毎日を過ごす
- 歯科医師・歯科衛生士が行うプロフェッショナルケア
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- 定期的に歯科健診を受ける
- 適切な口腔清掃の指導を受ける
- 専門的な歯の清掃と歯石除去を行う
- 歯周病やむし歯は早めに治療する
かかりつけ歯科医をもち定期的に口腔ケアを受けましょう
かかりつけ歯科医とは、痛いときにだけ行く歯科医療機関のことではありません。
気軽に相談にのってくれたり、指導してくれたりするかかりつけ歯科医をもちましょう。
かかりつけ歯科医とは
- 長期にわたる歯科診療により、患者の治療履歴がわかります
- 定期的な歯科健康診査により、むし歯や歯周病のチェックでハチマルニイマル(「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」という運動)を応援しています
- 専門医や病院などと連携しています
- 寝たきりで通院できない方の相談や往診をしています