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東大阪市

あしあと

    市政だより 平成27年6月15日号 6・7面(テキスト版)

    • [公開日:2015年6月11日]
    • [更新日:2021年12月10日]
    • ID:15486

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    熱中症は予防が第一!

    熱中症患者の約半数は高齢者(65歳以上)です

    熱中症の危険が高まる季節が近づいています。

    のどの渇きを自覚しなくても水分をとる、日頃から体力づくりを心がけるなど、症状が出る前の予防が大切です。

    熱中症で救急搬送される約半数は65歳以上の高齢者で特に注意が必要です。熱中症予防を心がけ、暑い夏を元気に過ごしましょう。

    問合せ先
    健康づくり課 072(960)3802、ファクス072(960)3809

    6月~9月が要注意

    熱中症は、毎年6月~9月に集中して発生します。昨年は6月~9月の間に全国で約4万人が熱中症で救急搬送され、その半数近くが65歳以上の高齢者でした。

    特に、暑くなり始める時期や急に暑くなる日などは、まだ体が暑さに慣れていないため注意してください。また熱帯夜の翌日は夜間も体温が維持されているため、熱中症を発症しやすくなります。

    熱中症は気温や湿度が高いときなどに、体内に熱がこもることで起こります。体温調節機能が低い高齢者や幼児、病気の方などは特に注意が必要です。症状が重くなると命の危険もありますが、予防法を知り、実践すれば防ぐことができます。

    気象庁の「高温注意情報」や環境省の「暑さ指数」など、テレビやラジオの情報などにも注意し、充分な熱中症対策を行いましょう。

    6月中旬から9月まで、家庭ごみ収集車で熱中症予防を呼びかけるアナウンスをします。

    熱中症予防チェック

    熱中症予防のために、次のことができているかチェックしてみましょう。

    • こまめに水分を補給している
    • エアコン・扇風機を上手に活用している
    • 部屋の温度・湿度を測っている
    • 部屋の風通しを良くしている
    • 外出時には日傘をさしたり帽子をかぶったりするなど涼しい服装をしている
    • 暑いときは無理をしない
    • 涼しい場所・施設を利用している
    • 緊急時や困ったときの連絡先を確認している

    高齢者の熱中症予防のポイント

    高齢者は温度に対する感覚が弱く、自覚がないうちに脱水症状に陥る危険があります。そのため、家族や周りの人とともに対策を考えていく必要があります。

    • のどの渇きを感じなくても、起きている間は1時間にコップ1杯(200ミリリットル)を目安に水分をとりましょう
    • 部屋の温度をチェックし、我慢せずにエアコンや扇風機を利用しましょう
    • 汗で失われた水分をビールなどで補給しようとすると、吸収した以上の水分がその後に尿で失われてしまうので注意しましょう
    • 暑さに負けない体づくりも大切です。少し暑いときに少しきつめの運動を続けることで、汗をかきやすく熱を発散しやすい、熱中症を予防できる体になります

    子どもの熱中症予防のポイント

    子どもは体温調節機能が充分に発達しておらず、気温の影響を受けやすいです。また体に不調があってもうまく伝えることができません。大人が注意して見守るようにしましょう。

    • 少しずつこまめに水分補給をさせましょう
    • 外出時は必ず帽子をかぶらせましょう
    • 地面に近いほど気温が高くなるため、ベビーカーの中は暑い環境です。ひさしを付け、シートに保冷剤を入れるなどの工夫をしましょう
    • 服装は首もとや裾から空気が通りやすいものを着用させましょう
    • 車内の温度はわずかな時間でも急上昇します。子どもの放置は厳禁です

    熱中症の症状と対処法

    次のような症状があるときは、熱中症の疑いがあります。

    • 軽度=めまい、立ちくらみ、こむら返り、汗が止まらない
    • 中度=頭痛、吐き気、体がだるい、虚脱感
    • 重度=意識がない、けいれんする、普通に歩けない、走れない

    熱中症が疑われるときは、涼しい場所に避難させ、衣服をゆるめて冷やしたタオルや氷で脇の下や足の付け根を冷やし、水分や塩分を補給させてください。なお、自力で水が飲めないときや動けないとき、全身にけいれんがあるときは、ためらわずに救急車を呼びましょう。

    学校校舎を耐震化

    今年度小・中学校完了予定

    学校施設は子どもたちの学習の場であるとともに、地震災害などが発生したときに地域の避難所施設としての役割もあることから、安全性を確保するため、学校校舎の耐震化を進める必要があります。

    工事にあたっては、子どもたちをはじめ地域住民の皆さんの理解と協力をお願いします。

    安心できる学習環境と避難所へ

    近年日本を襲った大地震で、築30年以上の古い建物の被害が特に大きかったことや、今後30年以内に起こるといわれている大地震への備えが必要であることから、古い建物には耐震化を施さなくてはなりません。

    市では、平成8年から市立の小・中学校と高校の体育館の耐震化を開始し、平成22年度に完了しました。

    現在は、全ての小・中学校の校舎について、今年度までに耐震化を100パーセント完了させるという目標をもって平成25年度より学校単位で整備を進めています。

    災害が発生したときに、子どもたちや地域で暮らす市民の安全と安心を確保できるよう進めていきますので、理解と協力をお願いします。

    工事にあたってご理解ください

    夏休みを中心に実施する校舎の解体・撤去・耐震補強部材の取付け作業では、かなりの騒音・振動・粉塵が発生するため、子どもたちだけでなく保護者や地域住民の皆さんに迷惑をおかけすることがあります。

    皆さんの安全や生活環境、子どもたちの学習環境の確保のために、主に次のような事項に配慮し、工事にあたります。

    • 必要に応じてガードマンを配備します
    • 工事関係者はそれとわかる名札を着用します
    • 子どもたちの安全確保のため、工事車両は登下校の時間帯を避けて搬出入します
    • 工事の影響で窓を開けられないことによる暑さ対策のため、必要に応じて仮設のエアコンを設置します
    • 窓の養生などにより教室が暗くなる場合は、照明器具を取り替えます

    なお、平成26年度に耐震工事を実施した学校および今年度の予定は次のとおりです。

    また、各年度の耐震化スケジュールや耐震化の進捗状況などは市ウェブサイトをご覧ください。

    問合せ先
    • 建築営繕室 06(4309)3225、ファクス06(4309)3833
    • 教育委員会施設整備課 06(4309)3335、ファクス06(4309)3837

    校舎耐震化の平成26年度実績と平成27年度予定

    小学校

    平成26年度
    • 縄手北
    • 枚岡西
    • 石切
    • 孔舎衙東
    • 石切東
    • 成和
    • 北宮
    • 玉美
    • 英田北
    • 鴻池東
    • 荒川
    • 太平寺
    • 楠根
    • 楠根東
    • 大蓮
    平成27年度(予定)
    • 縄手
    • 枚岡東
    • 孔舎衙
    • 池島
    • 上四条
    • 若江
    • 花園
    • 玉串
    • 岩田西
    • 加納
    • 長堂
    • 森河内
    • 意岐部
    • 小阪
    • 上小阪
    • 長瀬東
    • 長瀬南
    • 柏田
    • 西堤
    • 八戸の里東
    • 藤戸
    • 菱屋西※
    • 高井田西※
    • 長瀬北※

    中学校

    平成26年度
    • 縄手
    • 枚岡
    • 石切
    • 盾津
    • 玉川
    • 花園
    • 長栄
    • 新喜多
    • 楠根
    平成27年度(予定)
    • 縄手北
    • 池島
    • 孔舎衙
    • 英田
    • 盾津東
    • 若江
    • 意岐部
    • 柏田
    • 上小阪※
    • 高井田※
    • 小阪※
    • 長瀬※

    ※は平成26年度に着工しています。

    Medical News

    市立総合病院の医師がリレー形式で医学に関する情報などをお届けします。

    第3回
    加齢黄斑変性 早めの受診を

    市立総合病院 眼科
    大下貴志 医師

    加齢黄斑変性とは、網膜の中心部である黄斑に障害が生じ、見ようとするところが見えにくくなる病気です。加齢黄斑変性は、近年日本でも患者数が増加傾向にあり、日本の視覚障害者手帳交付の原因疾患の第4位となっています。年齢が高くなるとともに患者数は増加し、男性の発症率は女性の約3倍。喫煙者に発症が多く、片眼に発症するとその約2割が両眼に発症します。

    加齢黄斑変性の中でも「滲出型加齢黄斑変性」は、眼底の網膜の中心部に新生血管という異常な血管が発生して、急激な視力低下や歪み、視野欠損が生じます。同じような症状のある疾患に網膜静脈閉塞症、糖尿病網膜症、黄斑円孔、黄斑上膜などがありますが、それぞれ治療法が異なります。通常の眼底検査に加えて造影剤を用いた蛍光眼底検査、OCT(光干渉断層計)を行います。

    滲出型加齢黄斑変性と診断されると、外来通院で新生血管の増殖を抑制する薬剤「抗VEGF薬」を眼球の奥の硝子体内に注射したり、光に反応する特殊な薬剤を併用したレーザー治療「光線力学療法(PDT)」を施したりします。抗VEGF薬の硝子体注射は高い治療効果が得られますが、症例によっては薬剤の切れる約2か月ごとに治療を繰り返さなければならないことが多く、長期間の視力維持のために10回以上の注射を要する場合もまれではありません。ただ、この2つの治療をうまく組み合わせることで失明を防ぐことができる場合も多くあります。

    急激な視力低下や歪み、視野欠損が生じた場合には、早めにお近くの眼科を受診してください。

    問合せ先
    市立総合病院総務課 06(6781)5101、ファクス06(6781)2194

    ラグビーFunふぁんFan
    ワールドカップがやってくる!in HANAZONO

    第3回

    ラグビーワールドカップ2019日本大会の開催地に市花園ラグビー場が選ばれました。市政だよりでは毎月15日号に、ラグビーファン(fan)を増やし、楽しむ(fun)ためのコラムを掲載します。ラグビーワールドカップ2019をいっしょに盛り上げましょう。

    2015イングランド大会
    エディージャパンに期待

    ラグビーワールドカップは1987年から7回開催されており、今年は8回目のワールドカップがイングランドで開催されます。そして、2019年の第9回大会は日本で開催されることになっており、市花園ラグビー場も大会会場に選ばれています。

    日本代表は過去7回のワールドカップ全てに出場しており、過去の成績は、1勝21敗2分です。日本代表はアジアでは最強ですが、まだまだワールドカップで好成績を残せていないのが現状です。

    しかし、強豪オーストラリア代表のヘッドコーチを務めたこともあるエディー・ジョーンズ氏が2012年4月にヘッドコーチに就任してからの日本代表は、確実に強くなってきています。2013年6月に行われた国際親善試合では、強豪ウェールズに23-8で勝利。また2014年5月に行われたテストマッチでも格上のサモアに33-14で勝利しました。「エディージャパン」になってからの日本代表は27勝9敗で、今年9月から開催されるラグビーワールドカップ2015イングランド大会では、「最強ジャパン」に期待が寄せられています。

    問合せ先
    花園ラグビーワールドカップ2019推進室 06(4309)3020、ファクス06(4309)3847

    市民会館閉館記念イベント

    6月28日(日曜日)開催

    市民会館は、昭和42年の開館以降、市の文化芸術活動の中枢的な施設として親しまれてきましたが、施設の老朽化に伴い、6月30日をもって閉館します。

    このたび、約半世紀にわたりお世話になった市民会館に感謝の気持ちを込めて、イベントを開催します。

    とき
    6月28日(日曜日)13時~17時(開場は12時30分)
    ところ
    市民会館市民ホール
    定員
    800人(申込先着順)
    内容
    • 閉館式典
    • 映画監督の田中光敏さんと野田市長によるトークショー
    • 田中光敏さんによる講演「映画創りから見えてくる思いやりの心」
    • 映画「サクラサク」の上映
    • 市文化連盟による催し
    • 市民会館の写真やパネル展示 など
    申込方法・申込み先など
    行事名、住所、氏名(ふりがなも)、年齢、電話・ファクス番号と参加希望人数・全員の氏名を6月17日(水曜日)(消印有効)までに往復ハガキで
    申込方法・申込み先など 問合せ先
    〒577-0843荒川3-28-21 公益財団法人市文化振興協会 06(6736)3660、ファクス06(6736)3661
    問合せ先
    • 市民会館閉館に関すること=社会教育課 06(4309)3279、ファクス06(4309)3835
    • 新市民会館に関すること=新市民会館建設室 06(4309)3018、ファクス06(4309)3826

    田中光敏氏 プロフィール

    大阪芸術大学映像学科卒。CMディレクター、企画プランナー。近年は映画監督として「化粧師」「利休にたずねよ」「サクラサク」などを発表。現在、日本とトルコの合作映画「海難1890」を撮影中。55歳。

    東大阪市治安対策本部からのお知らせ

    自転車は、防犯登録と通常のカギとワイヤー錠などの「ツーロック」で、盗難を防ぎましょう

    お問い合わせ

    東大阪市市長公室広報広聴室 広報課

    電話: 06(4309)3102

    ファクス: 06(4309)3822

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