市政だより　平成22年5月1日号　12面(テキスト版)

　毎年5月12日は、「民生委員・児童委員の日」です。また、5月12日から18日までを「活動強化週間」とし、活動を市民の皆さんに理解してもらうための取組みを進めています。

　民生委員・児童委員は、民生委員法と児童福祉法で厚生労働大臣から委嘱された地域住民のボランティアです。また、子どもに関する支援活動を専門に担当する主任児童委員もいます。

　現在、本市では809人（うち主任児童委員53人）の委員が活動しています。

　地域福祉活動に欠かせない情報として、支援が必要な方の実情を把握しています。また、大規模災害への備えとして、高齢の方・障害のある方など要援護者の情報も把握し、災害発生時の安否確認や避難誘導などの支援活動に役立てます。

　介護の問題や育児の不安、いじめ、経済的な問題など、さまざまな生活上の心配ごとの相談に応じています。また、一人暮らしや寝たきりの高齢者世帯の見守りや支援などもしています。

　支援が必要な方に、福祉サービスを適切に利用するための必要な情報提供や行政機関・福祉団体などとの橋渡し役をしています。

　子どもや子育ての相談に応じ、必要があれば学校や子ども家庭センターなどと連携・協力して援助しています。また、1歳6か月の乳幼児健康診査を受診しなかった家庭を訪問したり、子育てに必要な情報も提供したりしています。

　民生委員・児童委員には守秘義務があります。相談内容の秘密を守り、個人情報やプライバシーの保護に配慮した支援をしています。

• 生活福祉課　06（4309）3182、ファクス06（4309）3815
• 社会福祉協議会　06（6789）7201、ファクス06（6789）2924

　今年で33回目を迎える「東大阪市民ふれあい祭り」を5月9日（日曜日）に開催します（雨天決行）。

　ふれあい通り会場と花園中央公園会場の2会場で楽しい催しがいっぱい。

　家族そろって、ぜひお越しください。

　（近鉄八戸ノ里駅から布施駅の北側道路）

　午前9時30分から午後4時

　吹奏楽や仮装など39団体が、長瀬川沿いから西へ向かって布施駅前までパレードをします。

　沿道には手作りの店やバザーなど178店が開店。また、布施駅前と河内小阪駅前の2か所でステージも繰り広げられます。

　午前10時から午後4時

　手作りの店やバザーなど172店が開店します。また、ステージをはじめ、全国の特産品・名産品を販売する「ふるさと広場」やふれあい動物園、ミニSLなど子どもたちが楽しめる「のびっこ広場」もあります。

　ふれあい通り会場と花園中央公園会場の2会場を結ぶシャトルバスは、前回から運行を廃止しています。ご了承ください。

　当日の午前9時から午後5時まで、ふれあい通り会場は車両通行禁止になります。また、渋川放出線（布施駅西側の南北に通る道路）の南行きの車線の一部は、午前9時から正午まで車両通行禁止になります。ご注意ください。

　5月8日は前夜祭

　市民ふれあい祭り前日の5月8日（土曜日）は、花園中央公園会場で午後5時ごろから河内音頭を、また午後8時ごろから花火大会を開催します。

　花火は、近鉄花園ラグビー場のメインスタンドから眺めることができます。メインスタンドへの入場は午後7時からで、満席になり次第入場を終了します。

　車での来場はご遠慮ください。

　くわしくは東大阪市民ふれあい祭りホームページ（http://www.fureai-matsuri.com/）をご覧ください。

　東大阪市民ふれあい祭り実行委員会　06（6618）4146、ファクス06（7492）5444

　花園中央公園内に設置している「松原南調節池」は、3万2，000立方メートル（25mプール約110杯分）の水を地下に貯めることができる治水施設です。

　地域住民に現状を知っていただくため、ふれあい祭りの開催とあわせて施設見学会を開催します。　とき　5月9日（日曜日）△午前10時30分から△午前11時30分から△午後0時30分から△午後1時30分から△午後2時30分から△午後3時30分から（各30分・小雨決行）　ところ　花園中央公園内松原南調節池（近鉄花園ラグビー場東側）　定員　各20人（当日先着順）　※午前10時から整理券を配布。

• 寝屋川流域協議会事務局　06（6944）7591
• 計画課　06（4309）3247、ファクス06（4309）3827

　「国民主権」「平和主義」「基本的人権の尊重」の3つを重要な柱とした日本国憲法が、1947年（昭和22年）に施行されて今年で63年目を迎えました。

　憲法が施行された5月3日は憲法記念日、5月1日から7日までは憲法週間です。

　この機会に憲法のもつ意義について、考えてみましょう。

　国と市などの地方自治体が行う仕事は、私たちが選んだ代表者が決定した法律や条例に基づいて進められています。これは国を治める主権者は国民であり、国民が国の主人公として政治にかかわり、責任をもつということです。

　日本は、再び戦争の悲劇を起こさないことを憲法第9条で定めています。

　しかし、世界ではさまざまな紛争が後を絶たず、多くの人々が犠牲になっています。

　平和な社会の実現のため、いじめや暴力を許さない社会をつくるなど、身近なところから実践していくことが大切ではないでしょうか。

　「国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在および将来の国民に与えられる」と、憲法第11条にうたわれています。

　しかし、現在でも同和問題や障害者、在日外国人、女性などに対するさまざまな差別が存在し、国際化・情報化の進展に伴い、新たな人権問題も生まれています。

　こうした人権問題を解決するため、市では、憲法の精神に基づき、すべての人の人権が尊重される社会が一日も早く実現するよう、さまざまな事業を行っています。皆さんの積極的な参加をお願いします。

　人権啓発課06（4309）3156、ファクス06（4309）3823

　憲法週間にちなみ人権について考えてもらうため、市民のつどいを開催します。　とき　5月14日（金曜日）午後1時から3時30分　ところ　市民会館市民ホール　内容　△山本汎昭さん（アコーディオン）とロメロ・ヘススさん（サックス）によるコンサート　△式典　△講演「魔法のコミュニケーション術を身につける！」タレント　ダニエル・カールさん（写真）　定員　1,504人（当日先着順）
※手話通訳・1歳から就学前幼児の保育（定員20人・要申込）あり。

　人権啓発課

ひったくり被害にあわないために、自転車カゴにはひったくり防止カバーをつけましょう
―東大阪市治安対策本部―