市政だより 令和2年5月15日号 4・5面(テキスト版)
新型コロナウイルス関連
休業要請支援金や傷病手当金を支給など
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、休業要請支援金の支給が行われます。また傷病手当金の支給や、行政手続きなどの変更もあります。最新の情報は市ウェブサイトをご覧ください。
なお、できる限り、市役所への相談は電話で、手続きは郵送でお願いします。理解と協力をお願いします。
支給します
休業要請支援金(府・市町村共同支援金)
大阪府から施設の使用制限による休業の協力要請などを受け、特に深刻な影響を被っている中小企業・個人事業主を対象に、家賃などの固定費を支援し、将来に向けて、事業継続を下支えする「休業要請支援金(府・市町村共同支援金)」を支給します。支給を受けるには、申請が必要です。審査のうえ、適正と認められる場合は支援金を支給します。
※中小企業・個人事業主とは、中小企業基本法(昭和38年法律第154条)第2条に規定する会社および個人です。ただし、大企業が実質的に経営に参画している企業(いわゆる「みなし大企業」)を除く。
- 対象
- 令和2年3月31日以前に開業し、営業実態のある中小企業・個人事業主で、次の要件を全て満たす方
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- 府内に主たる事業所がある(中小企業=本社が府内にある、個人事業主=事業所が府内にある)
- 府の施設の使用制限の要請などを受け、令和2年4月21日~5月6日の全ての期間において、支援金の対象となる施設を全面的に休業する当該施設の運営事業者である(食事提供施設の運営事業者は、営業時間を5時~20時の間へと短縮するなどの協力を行った場合のみ)
- 今年4月の売上が前年同月対比で50パーセント以上減少している
- ※詳しくは府ウェブサイトをご覧ください。
- 支給額
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- 中小企業=100万円
- 個人事業主=50万円
- ※いずれも大阪府と市町村で2分の1ずつ負担。支援金の支給は1事業者につき1度に限る。
- 申込方法・申込み先など
- 5月31日(日曜日)(消印有効)までにウェブ受付(府ウェブサイト)完了後、必要書類をレターパックで郵送
- ※募集要項や申請書などは府ウェブサイトからダウンロード可。申込方法や注意事項など、詳しくは府ウェブサイトをご覧ください。
- 申込方法・申込み先など
- 〒540-0029大阪市中央区本町橋2-5 マイドームおおさか内休業要請支援金申請事務局
- 問合せ先
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- 休業要請支援金相談コールセンター 06(6210)9525、ファクス06(6210)9504(9時~19時〈5月11日まで〉、10時~17時〈日曜日を除く。5月12日以降〉)
- 産業総務課 06(4309)3174、ファクス06(4309)3846
支給します
傷病手当金
市国民健康保険および府後期高齢者医療制度の被保険者が新型コロナウイルス感染症に感染した場合または発熱などの症状があり感染が疑われた場合に、その療養のため労務に服することができず、給与の全部または一部を受けることができなかった期間(一定の要件を満たした場合に限る)、傷病手当金を支給します。支給を受けるには、申請が必要です。申請を希望する場合は、必ず事前に電話でお問合せください。
- 対象
- 市国民健康保険被保険者・府後期高齢者医療制度被保険者である被用者(給与の支払いを受けている者に限る)で、療養のため労務に服することができない方
- 支給期間
- 労務に服することができなくなった日から起算して3日を経過した日から労務に服することができない期間
- 支給額
- 直近の継続した3か月間の給与収入の合計額を就労日数で除した金額×3分の2×日数
- 適用期間
- 1月1日~9月30日の間で療養のため労務に服することができない期間(ただし、入院が継続する場合などは最長1年6か月まで)
- 問合せ先
- 医療保険室資格給付課 06(4309)3167、ファクス06(4309)3804
国民年金保険料免除臨時特例措置を実施
新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した方は、特例用の申立書を申請書に添付することにより、収入が減少した後の見込み所得額で免除申請を行うことができます。原則、郵送で手続きをお願いします。
※申立書と申請書は市ウェブサイトからダウンロード可。詳しくは、市ウェブサイトをご覧いただくか、お問合せください。
- 申込方法・申込み先など 問合せ先
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- 〒577-8521市役所国民年金課 06(4309)3165、ファクス06(4309)3805
- 〒577-8554永和1-15-14 東大阪年金事務所 06(6722)6001、ファクス06(6725)0838
マイナンバーカードの受取り
予約枠を制限します
当面の間、マイナンバーカード(個人番号カード)の受取り予約枠を制限します。また、受取りを急いでいない場合は、新型コロナウイルス感染症の収束まで受取りを控えてください。なお、予約なしで交付はできません。そのほか、感染拡大防止の対策措置を行っていることから、手続きに要する時間が通常よりも長くなっています。入場制限を行う場合もありますので、理解と協力をお願いします。
なお、現在、マイナンバーカードの申請から受取りまでは、2か月半から3か月程度かかる可能性があります。特別定額給付金の申請のため、これからマイナンバーカードの申請をする方は、特別定額給付金の申請期限(受付開始から3か月)に間にあわない可能性がありますので、特別定額給付金の申請については、郵送による方法をご検討ください。
マイナンバーカード交付窓口の開設日・予約開始日、予約方法など、詳しくは市ウェブサイトをご覧いただくか、お問合せください。
また、交付前のマイナンバーカードについて、本市での保管期間が今年3月以降のものは、当面の間、保管期間を延長します。なお、保管期限日を再度設定した場合は、改めてお知らせを送付します。
- 問合せ先
- 市民室 06(4309)3163、ファクス06(4309)3012
歯科健康診査
「健診のお知らせ」送付を延期
市政だより4月1日号11面に掲載した「後期高齢者医療歯科健康診査」について、4月下旬から5月上旬にかけて送付を予定していた「歯科健診のお知らせ」は、新型コロナウイルスの影響により送付を5月22日(金曜日)に延期します。詳しくは府後期高齢者医療広域連合給付課へお問合せください。
- 問合せ先
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- 府後期高齢者医療広域連合給付課 06(4790)2031、ファクス06(4790)2030
- 医療保険室保険管理課 06(4309)3051、ファクス06(4309)3805
詐欺などにご注意ください
新型コロナウイルスに便乗して多発!
10万円給付を装った不審なメールや電話にご注意!
国民1人当たり10万円を給付する「特別定額給付金」について、給付を装った詐欺メールが送られています。被害に遭わないためにも、このようなメールが来ても返信などせず無視してください。
特別定額給付金に関して、市区町村や総務省などがATM(現金自動預払機)の操作をお願いしたり、給付のために手数料の振込みを求めたりすることは絶対にありません。このようなメールや電話などがあれば、警察署へ110番通報または警察相談専用電話(#9110)に連絡してください。
また、新型コロナウイルスに便乗した詐欺やデマが広がっています。不審なメールや電話・訪問があれば対応せず、不安に感じたら警察や家族に相談してください。
- 問合せ先
- 危機管理室 06(4309)3130、ファクス06(4309)3858
マスクなどの送り付け
市内でも発生しています
最近市内では、身に覚えのないマスクなどの商品の送り付けが発生しています。
- 事例
- 封筒に入った使い捨てマスク30枚が宅配便で届いた。家族も全く心当たりがない。請求書は入っていないが、どうすればいいか。
- 解説
- マスクや消毒液など、身に覚えのない商品の送り付けに関する相談が増えています。事前に連絡なく一方的に送り付けられたのであれば、売買契約は成立していませんので、お金を支払ってはいけません。事業者に連絡する必要もありません。
- 商品の送付があった日から事業者による引取りがないまま14日間を経過したときは、商品を自由に処分して構いません。また、その後の事業者による商品の引取りに応じる必要もありません。
- また、新型コロナウイルスに便乗した悪質な勧誘を行う業者には、耳を貸さないようにしましょう。
- もしトラブルに遭ってしまったり、勧誘を受けて不安に思ったりしたら、ご相談ください。
- 問合せ先
- 消費生活センター 072(965)0102、ファクス072(962)9385
令和2年度
市職員採用試験
実施を延期します
例年6月に実施している市職員採用試験について、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、今年度は試験の実施を延期します。
あわせて、例年5月に実施している採用試験説明会についても、実施を延期します。
採用試験・採用試験説明会ともに今後の実施予定については現在未定です。詳細が決まり次第、市政だより・市ウェブサイトなどでお知らせします。
採用試験に向けて準備をされていた受験者の皆さんにはご迷惑をおかけしますが、理解のほどお願いします。
- 問合せ先
- 人事課 06(4309)3116、ファクス06(4309)3819
市民による飲食店応援プロジェクト
#東大阪エール飯
食べて応援!お店にトライ!
「#東大阪エール飯」をつけてSNSに投稿しよう!
市と東大阪ツーリズム振興機構では、新型コロナウイルス感染症の影響で来客数が減少した市内の飲食店を応援するため、「#東大阪エール飯」プロジェクトをスタートしました。
「#東大阪エール飯」は、市内の飲食店でテイクアウト商品を購入またはデリバリーメニューを注文し、購入者が撮影した写真や記事に「#東大阪エール飯」のハッシュタグをつけてSNSに投稿することで、飲食店を応援する取組みです。
「#東大阪エール飯」特設ウェブサイトでは、ハッシュタグのついた情報を集約・掲載するだけでなく、テイクアウト(持ち帰り)・デリバリー(出前)ができる飲食店の情報も掲載しています。
活動方法
- 市民の皆さん
- 飲食店を支援しよう!
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- 東大阪の飲食店でテイクアウトする。
- テイクアウトした料理を写真に撮る。
- #東大阪エール飯をつけてSNSに投稿!
- 飲食店の皆さん
- テイクアウトやデリバリーメニューを撮影し、「#東大阪エール飯」とハッシュタグをつけてお店のSNSに投稿してPRしましょう。SNSを使用していない場合は、同機構のSNSで投稿を行います。
詳しくは特設ウェブサイトをご覧ください。
掲載店舗を募集!
市内の飲食店で、テイクアウトやデリバリーのメニューに対応している飲食店は、ぜひご登録ください。登録は特設ウェブサイトからできます。
また、テイクアウトやデリバリーサービスを実施していない飲食店は、この機会に開発していただき、活用してください。
- 問合せ先
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- 国際観光室 06(4309)3230、ファクス06(4309)3846
- 一般社団法人東大阪ツーリズム振興機構 06(4309)8083
市内企業などから市へマスク寄贈
新型コロナウイルスの感染拡大によりマスク不足が続いている中、市内の子どもたちにマスクを届けようと地域のボランティアと枚岡警察署署員が子ども用の布マスクを作製し、4月22日、孔舎衙こども園に寄贈しました。今後、マスクは枚岡警察署管内の幼稚園や保育園などに配布される予定です。
そのほか、市内企業や団体などからも続々と支援をいただいています。詳しくは市ウェブサイトに掲載しています。マスクについては、次の市内企業などから寄贈を受けました。
- 株式会社アカカベ
- 一宮運輸株式会社
- 株式会社五一
- 大一鋼業株式会社
- 天瞳株式会社
- 株式会社ハック
たくさんの支援、ありがとうございます。
寄贈されたマスクは、感染予防が特に必要な医療機関などに配布しています。
医療従事者などに感謝の気持ちを
#Clap for Carers ブルーライトアップ
“ありがとう”の気持ち届け!
市では、新型コロナウイルスの感染が世界各国に広がる中、命を守る最前線で感染症患者の治療にあたる医療従事者をはじめ、新型コロナウイルスと闘っている全ての人に、感謝と応援の気持ちを込めて拍手を送る「#Clap for Carers 東大阪市から感謝の拍手を」を始めました。毎週月曜日の12時から約30秒間、市職員らがそれぞれの職場で実施しています。
初日の4月20日には、市役所本庁舎1階に野田市長や市職員らが集まり、野田市長の「クラップ フォー ケアラーズ 東大阪市から感謝の拍手を」とのかけ声により、市役所内では拍手が響き渡りました。
市民の皆さんもぜひ、この取組みへの参加をお願いします。
また、市花園ラグビー場のブルーライトアップを毎週月曜日の19時30分~20時に実施しています。
このブルーライトアップの取組みは、医療従事者への感謝の気持ちを示すため建物を青色にライトアップする取組みで、イギリスからスタートしました。現在、世界各地に広がっています。