市政だより 平成31年4月1日号 8・9面(テキスト版)
4月1日、オープン!
子育て世代包括支援センター「はぐくーむ」
切れ目なく子育てを支援します
4月から、保健センターおよび福祉事務所内に子育て世代包括支援センター「はぐくーむ」を開設します。「はぐくーむ」は保健センターの保健師と福祉事務所の子育てサポーターが運営するセンターです。
保健センターでは保健師が妊娠や出産、子どもの発育に関することなどについて支援します。また、福祉事務所では子育てサポーターが育児のさまざまな悩みや疑問などの相談に応じ情報を提供します。
保健センターの保健師と福祉事務所の子育てサポーターが協力し、妊娠期から子育て期にかけて切れ目なく妊産婦や子育て中の家庭をサポートします。母子健康手帳交付時には、お住まいの地域を担当する保健師と子育てサポーターの「担当者カード」を渡します。
妊娠・出産・子育てに関する相談や質問があればお問合せください。お住まいの地域を担当する保健師と子育てサポーターが、いっしょに考え必要により支援プランを作成し対応を提案します。なお、すでに母子健康手帳を交付されている方にも、担当の保健師と子育てサポーターを紹介します。
「はぐくーむ」では、妊娠期から子育て期にかけて切れ目のない支援を行います。お気軽に、ご連絡ください。
- 受付時間
- 月曜日~金曜日(祝休日、年末年始を除く)9時~12時・12時45分~17時30分
こんなときは相談を
(妊婦が保健師にこんな相談をしたら…)
- Q 里帰り出産をしようか迷っている。
- A 迷っている理由を聞きながら妊娠期や産後の生活を伝え、里帰り出産のメリットや配慮が必要な点、里帰り先での医療機関の受診方法などについて保健師が情報提供し、妊婦の選択を手伝います。
- Q つわりでつらいけど上の子の育児で体を休めることができない。
- A 体調を伺いながら、つわりの対処方法を伝え、保健師から子育てサポーターにつなぎます。子育てサポーターは一時預かり制度について詳しく説明します。また、育児の困りごとがあれば相談に応じます。
(子育てサポーターにこんな相談をしたら…)
- Q 保育所・幼稚園ってどう違うの。手続き方法もわからない。
- A 保護者の思いや希望を聞いたうえで違いについて説明し、手続き方法をていねいに伝えます。
- Q 子どもの言葉が遅いのではないかと心配。
- A 子どもの様子や保護者の心配を具体的に聞き、子育てサポーターから保健師につなぎます。保健師は、子どもの日常の様子や保護者の困りごと、心配ごとを聞き、対応をいっしょに考えます。必要により健診や教室を紹介します。
※保健師や子育てサポーターが連携する際は、事前に保護者の了承をいただきます。なお、個人情報の保護は遵守します。
- 問合せ先
- 母子保健・感染症課 072(960)3805、ファクス072(960)3809
職種紹介
保健師
保健師は助産師や看護師と同じく看護職です。妊婦や子育て中の保護者と赤ちゃんがすこやかに過ごせるように保健師がサポートします。
メッセージ
母体の体調管理や赤ちゃんの発育発達、世話の仕方など妊娠・出産・育児に関することはなんでもご相談ください。
子育てサポーター
育児に関するさまざまな悩みや疑問などについて、子育てサポーターが話を聞きます。保護者の気持ちに寄り添い、いっしょに考え、適切な機関を紹介します。
メッセージ
保護者の育児の不安や心配ごとに耳を傾け、子育てが楽しくなるようにいっしょに歩んでいきたいと思っています。
愛称「はぐくーむ」への思い
子どもは社会の宝。子育ては、親だけがその役割を担うのではなく、社会全体で協力して育てるものです。子育て世代包括支援センターを通じて、みんなで大切に子どもを育て、守り、大きくしていきたいという思いをこめてこの愛称をつけました。
また、「はぐくーむ」の「ハグ」は英語で抱きしめるという意味で、子どもを愛情をもって抱きしめる温かいイメージを連想させるものとし、市民に親しみやすいものにしました。
母子健康手帳交付窓口
4月1日から保健センターで
4月1日から、母子健康手帳の交付場所が東・中・西保健センターの3か所になり、転入時の妊婦健康診査などの受診券の交換も含め、市役所本庁舎と行政サービスセンターの交付は終了します。
なお、母子健康手帳の手続き(妊娠届出)の際に、保健師と妊婦さんの体調などについて話す時間(30分ほど)がありますので、時間には余裕をもってお越しください。
- 問合せ先
- 母子保健・感染症課
- ところ・問合せ先
-
- 東保健センター内 072(982)2603、ファクス072(986)2135
- 東福祉事務所内 072(988)6619、ファクス072(988)6671
- 中保健センター内 072(965)6411、ファクス072(966)6527
- 中福祉事務所内 072(960)9274、ファクス072(964)7110
- 西保健センター内 06(6788)0085、ファクス06(6788)2916
- 西福祉事務所内 06(6784)7982、ファクス06(6784)7677
4月から開校
義務教育学校
池島学園・くすは縄手南校
4月1日に池島小学校と池島中学校が「義務教育学校池島学園」として、縄手南小学校と縄手南中学校が「義務教育学校くすは縄手南校」としてそれぞれ開校します。
義務教育学校とは、9年間の義務教育を一つの学校組織で行うものです。義務教育9年間の共通した学校教育目標を設定し、1年生~6年生を前期課程(小学校1年生~6年生)、7年生~9年生を後期課程(中学校1年生~3年生)とします。これまでの学校組織にとらわれず教職員全員で義務教育9年間を通して児童・生徒の育ちに関わります。
校舎については既存のものを使用し、施設分離型の義務教育学校として学校運営を進めます。
池島小・中学校
縄手南小・中学校
閉校式
4月から義務教育学校が開校することに伴い、3月4日に池島小学校で、12日に縄手南中学校、15日に縄手南小学校、22日に池島中学校で、それぞれ閉校式が行われました。
池島小学校では、児童代表のお手紙の披露や池島小学校の思い出を振り返るビデオが上映され、子どもたちはたくさんの輝かしい思い出に浸っていました。また、縄手南中学校では、中学校3年生の卒業式後、閉校式が行われました。閉校式では、校長の日比野功さんから生徒たちへ「『縄南道』を胸に感性豊かに育っていってください」と言葉が贈られました。
- 問合せ先
- 小中一貫教育推進室 06(4309)3267、ファクス06(4309)3838
就学費用を援助します
経済的な理由で、子どもに義務教育を受けさせることが困難な保護者を対象に、所得などを審査のうえ就学費用の一部を援助します。
- 対象
- 市立小・中・義務教育学校に通学している子どもがいる世帯
- 援助する費用
-
- 学用品費
- 学校給食費
- 修学旅行費
- 臨海・林間学舎費(交通費など)
- 結膜炎、中耳炎、虫歯、慢性副鼻腔炎などの治療費(治療費は医療機関へ直接支払います)
- 申込方法・申込み先など
- 申請書を4月8日(月曜日)~26日(金曜日)に通学している学校または市役所本庁舎17階教育委員会学事課へ直接(郵送不可)
- ※申請書は4月上旬に学校で配布。必ず個人で申請してください。小・中・義務教育学校それぞれに子どもが通学している場合、申請書は1枚で可(小・中・義務教育学校いずれか一方または学事課へ提出)。平成31年1月1日現在、東大阪市に住民登録がある場合は、所得証明書の添付は不要です。これまで就学援助を受けていた方(入学準備費を含む)で、引き続き就学援助を希望される方も新たに手続きが必要です。
- 問合せ先
- 学事課 06(4309)3272、ファクス06(4309)3838
4月から順次スタート
中学校給食
市教育委員会は、中学生に栄養バランスのとれた食事を提供し、心身の健康の保持増進を図るとともに食育の推進を目的として、温かくておいしい中学校給食を開始します。
中学校給食は、配膳室の整備など、給食実施にかかる環境整備に一定の期間が必要なため、4年間をかけて段階的に導入していきます。中学校給食の年次導入予定は次のとおりです。
- 平成31年度
- 池島学園、くすは縄手南校
- 平成32年度
- 縄手、孔舎衙、若江、新喜多、金岡、意岐部、小阪
- 平成33年度
- 盾津、盾津東、長栄、上小阪、楠根、弥刀、柏田、布施
- 平成34年度
- 枚岡、石切、縄手北、玉川、英田、花園、高井田、長瀬
- 全員喫食方式です。家庭弁当との選択制ではありません
- 委託事業者の調理場で調理を行い、食缶などに入れて学校へ届け、給食当番が教室へ運搬し、食器に盛り付けます
- 保温・保冷性に優れた二重食缶を活用し、温かい副食(汁物を含む)・冷たい副食を提供します
- 学校給食費は1食300円です。調理や配膳・配送業務などの委託料は市が負担します
- 献立は教育委員会が作成し、食材の調達は公益財団法人東大阪市学校給食会が行います
- 問合せ先
- 学校給食課 06(4309)3276、ファクス06(4309)3867
花園感動大使・平尾誠二さん
日本代表ジャージー ご家族から寄贈
3月2日、ラグビー界のレジェンドで、ミスターラグビーと呼ばれている故・平尾誠二さんの日本代表ジャージーなど9点がご家族から東大阪市に寄贈されました。
平尾さんには2022年の「マスターズ花園」開催に向け、大会ブランドの向上と周知拡大を主な目的に設置した「花園感動大使」に昨年10月、就任いただいています。
この日は、昭和天皇の崩御に伴い、大阪工業大学高校と茗溪学園の両校優勝になったときの高校3年生で組織する「45年会」が「ラグビー45年会東西対抗戦」を行うため、全国から約600人が市花園ラグビー場に集結。多くのラガーやラグビーファンが見守る中、ジャージーの寄贈と感謝状の贈呈が行われました。
サプライズで登場した長男の昂大さんは、「亡き父が大使に就任し、家族で何かお役に立てればとの思いから寄贈を決めた。父も喜んでいると思う」と話し、野田市長は、「これらの貴重な品々を頂戴したことは本市にとって大変光栄なこと。東大阪市花園ラグビー場にさらなる価値を与えていただいた」と感謝を述べていました。
今後、平尾さんのジャージーなどは、市花園ラグビー場内に展示を予定しています。
- 問合せ先
- スポーツのまちづくり戦略室 06(4309)3019、ファクス06(4309)3847
小学生ラグビー全国大会で優勝!
東大阪KINDAI
3月7日、小学生ラグビースクール「東大阪KINDAI」が野田市長を表敬訪問しました。同チームは、2月に横浜市内の横浜国際総合競技場で開催された小学生ラグビーチームの全国大会「ヒーローズカップ」で見事優勝。同スクールは、昭和61年4月に発足し、東大阪市などの小学生を中心に約160人が所属しています。
キャプテンの徳山凌聖さん(6年生)は「ワールドカップの決勝を行う舞台で優勝できたことはうれしい」と話し、市長は「花園でプレーできるようにこれからも中学・高校とがんばってください」と話していました。