市政だより 平成31年4月1日号 3面(テキスト版)
夢と活力あふれる元気都市へ
第5次実施計画を策定
平成23年度から平成32年度を計画期間とする第2次総合計画後期基本計画に基づいて実施していくための事業をまとめた「第5次実施計画」を策定しました。
市では、平成32年を目標年次とする第2次総合計画基本構想のもと、平成22年に後期基本計画を策定し、将来都市像「夢と活力あふれる元気都市・東大阪」の実現に向けたまちづくりを進めています。このほど、後期基本計画に基づく事業やその実施時期を定める「第5次実施計画」を策定しました。第5次実施計画は、平成31年度から平成32年度までの2年間を計画期間とし、後期基本計画期間中の最後の実施計画となります。
第5次実施計画は、後期基本計画が示す「持続可能なまちづくり」「市民自治のまちづくり」の方針のもと、「第3期市政マニフェストの推進」「東大阪市まち・ひと・しごと創生総合戦略の推進」を柱に、本格的な人口減少社会を迎える中、本市が将来にわたって持続可能な自治体運営を行うために、「次世代を担う子どもたちを育むまち」「訪れたくなるまち・住みたくなるまち」をめざしています。また9月に開幕するラグビーワールドカップ2019日本大会をスタートとしたゴールデン・スポーツイヤーズにおいて、「スポーツを通じたまちづくり」の基礎を築いていくための取組みを多く盛り込んでいます。
計画の構成
第5次実施計画は、「総論」「部門別計画」「地域別計画」「行財政編」の4編で構成しています。
総論
計画の目的や期間、対象事業など、計画の基本的事項や構成について示しています。
部門別計画
2年間で取り組む施策を後期基本計画で定める5つの施策体系に沿ってまとめています。
地域別計画
地域の特性に沿った個性的なまちづくりを進めるため、市域を7つの地域(A~G)に区分し、それぞれの地域住民が考える「めざす地域の姿」とその実現のための取組みの方向性を定めています。
行財政編
市役所の財政力と行政力を高め、部門別計画などに示した事業を確実に進めていくため、効率的で健全な行財政運営の取組みをまとめています。
第5次実施計画は、市ウェブサイト、市役所本庁舎1階市政情報コーナー、行政サービスセンター、市立図書館でご覧になれます。
- 問合せ先
- 企画室 06(4309)3101、ファクス06(4309)3826
主な事業計画
第5次実施計画の主な事業を後期基本計画の5つの施策体系に沿って一部紹介します。
市民文化を育むまちづくり
- 花園中央公園における民間活力の導入
- シティプロモーション推進事業
- 小学校英語デジタル教科書の配備
- 児童生徒用タブレット端末の導入
- ラグビーワールドカップ2019日本大会関連事業
- ウィルチェアースポーツ関連整備事業
活力ある産業社会を切り拓くまちづくり
- デザイナーや学生と企業の交流の場の整備と機会の提供
- 「モノづくりのまち東大阪」の国内外への発信
- 医工連携プロジェクト創出事業
- 地域密着型支援事業(ラグビーワールドカップ2019日本大会関連)
- 商業振興コーディネート事業(ラグビーワールドカップ2019日本大会関連)
- 住工共生のまちづくり事業
安全で住みよいまちづくり
- 地域版ハザードマップ事業
- 救急救命士養成・高度化事業
- 雨水増補管事業
- 花園中央公園整備事業
- 大阪モノレール南伸事業
- 街路整備事業(小阪稲田線)
健康と市民福祉のまちづくり
- 特定健康診査等事業
- 児童虐待防止事業(子ども家庭総合支援拠点)
- 地域子育て支援センター整備事業
- 出産記念品事業
- 包括的支援事業
- 手話施策推進事業
市民が主体となったまちづくり
- 地域まちづくり推進制度(市版地域分権制度)検討事業
- 地域サポート職員配置事業
- DV対策事業
第5次実施計画策定にあたり留意した3点
- 市政マニフェストの推進
「東大阪・活力と魅力の創造」を実現するため、平成28年5月に策定した第3期市政マニフェストに位置づけた事業を推進します。 - 東大阪市まち・ひと・しごと創生総合戦略の推進
本格的な人口減少社会が到来する中、将来にわたって持続可能な市の創造に向けて、東大阪市まち・ひと・しごと創生総合戦略に掲載する事業を推進します。 - 限られた財源・資産を有効に活用
限られた財源・資産を有効活用し、最大の効果を上げるため、積極的な事業再構築に努めるなど、対象事業の必要性、有効性などから検証を行います。