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東大阪市

あしあと

    市政だより 平成30年9月1日号 8・9面(テキスト版)

    • [公開日:2021年12月1日]
    • [更新日:2021年12月1日]
    • ID:23245

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    安全安心なまちづくり
    大雨による浸水被害からまちを全力で守ります!

    平成30年7月豪雨では市内の治水施設の効果により、東大阪市においては大きな被害が発生しませんでした。

    市では、今後も安全安心なまちづくりに取り組んでいきます。

    今年7月、台風7号や梅雨前線の影響により、西日本を中心に全国的に広い範囲で記録的な豪雨となりました。この豪雨により、多くの地域で河川の氾濫や浸水害、土砂災害が発生し、人的被害に加え、全壊を含む住宅被害など大きな被害が出ました。

    本市でも7月4日から7日にかけて連続雨量約250mmを記録し、河川の水位が上昇して、大規模な被害の発生が心配されましたが、治水施設が効果を発揮し、幸いにも大きな被害が発生しませんでした。

    総合的な治水対策

    東大阪市が含まれる寝屋川流域は、東に生駒山、西に上町台地、南に大和川、北に淀川を境界としたすり鉢状の地形となっています。さらにその流域面積の約4分の3が河川よりも地盤が低いため、雨水が自然に河川に流れ込まないので、下水道によって雨水を集め、ポンプ場から強制的に河川へ排水するという厳しい地形となっています。

    そこで、寝屋川流域内の関係市11市や国・府からなる「寝屋川流域協議会」では、河川と下水道の整備に加え、流域全体で流出抑制に取り組む総合的な治水対策を進めています。

    市の治水施設が効果を発揮

    市内には、下水道を中心とした雨水を“流す”施設(増補幹線や地下河川)や、河川施設として雨水を一時的に“貯める”流域調節池、河川に流れる水を貯留する遊水地など、さまざまな治水施設が整備されています。

    流す
    地下河川
    市街化の進展した地域では、河川の拡幅や新たな河川の開削は難しいため、道路などの地下に新たな雨水を流す施設として地下河川の建設が進められています。
    東大阪市域では、大阪中央環状線の地下で整備されており、現在は完成した箇所を暫定的に貯留運用しています。
    地下河川には府が整備している流域下水道増補幹線が接続されており、地下河川と流域下水道増補幹線をあわせて、現在、96万立方メートルの雨水を貯留することができます。平成30年7月豪雨では、約47万立方メートルの雨水が貯留されました。
    雨水増補幹線
    市では、おおむね時間雨量50ミリメートルに対応した下水道整備が進められています。
    第二寝屋川以西では、早くから下水道の整備が進められたこともあり、整備水準が低い下水道の能力を増強するため、雨水増補幹線の整備を進めています。雨水増補幹線は全体計画の90パーセントが整備されており、現在は渋川町から柏田西地区で新岸田堂幹線の整備を進めているところです。
    平成30年7月豪雨では、集中的な豪雨を流すこと、また貯留することで浸水被害を軽減することができました。
    貯める
    遊水地・治水緑地
    遊水地・治水緑地は、河川の水位が上がったときに雨水を一時的に貯留することで下流河川の負担を軽減させ、水位の上昇を抑えるための施設です。平常時は、都市の貴重なオープンスペースとして公園などに利用されています。
    東大阪市域では、池島町に恩智川治水緑地、松原南地区の花園中央公園に花園多目的遊水地が整備されています。平成30年7月豪雨では、恩智川治水緑地の現在の貯留能力117万立方メートルに対し、114万立方メートル、花園多目的遊水地では貯留能力32万立方メートルに対し、14万立方メートルの雨水が貯留され、恩智川の水位の上昇を抑えることができました。

    保水・遊水機能を取り戻す

    緑地や農地など雨水が染み込みやすい土地の割合が減少し、都市化によるコンクリートやアスファルトといった舗装面が増えたことで、「都市型水害」と呼ばれる浸水被害の危険性が高まっています。そこで、これまで土地がもっていた雨水の保水・遊水機能を人工的に取り戻すことを目的として、学校や公園といった公共施設はもとより、民間の開発においても雨水流出抑制施設の設置を促進しています。

    雨水対策アクションプラン

    近年、ゲリラ豪雨と呼ばれる局所的集中豪雨の増加や大型台風などにより、全国各地で浸水被害の発生の危険性が高まっています。昨今の気象状況を考えると、さまざまな対策により、浸水被害の防止を図る必要があります。

    市では、現在各部局が横断的に浸水被害の軽減に取り組む具体的な施策を定めた「東大阪市総合雨水対策第3次アクションプラン」を策定し、緊急的かつ効率的な浸水対策を推進しています。

    浸水対策に協力を

    市や関係機関では、浸水被害からまちを守るため、さまざまな対策に取り組んでいますが、皆さんに次のことを協力していただくことで、さらなる浸水被害の軽減につながります。

    • 道路側溝や雨水ますをいつもきれいにする
    • 大雨のときに風呂や洗濯の排水など、大量の水を流すのを控える
    • 日頃から気象情報に注意し、万一の災害に備える
    問合せ先
    下水道計画総務室 06(4309)3247、ファクス06(4309)3827

    9月10日は下水道の日

    「下水道の日」は、昭和36年に「全国下水道促進デー」として始まりました。9月10日と定められたのは、下水道の大きな役割の1つである「雨水の排除」を念頭に、これから迎える台風シーズンに注意を喚起するうえでも適当であるとされたことによるものです。その後平成13年に、より親しみのある名称として「下水道の日」に変更されました。

    現在市の下水道普及率は99パーセントを超え、早期に100パーセントを達成できるよう努力しています。また、既設下水管の流下能力を新たな下水管で補う雨水増補幹線の整備や、増加する老朽施設の再構築にも積極的に取り組んでいます。

    被害に遭わないために対策を
    オレオレ詐欺が多発!

    オレオレ詐欺とは、電話を利用して親族や警察官、弁護士などを装い、親族が起こした事件や事故に関する示談金などを名目に現金を預金口座に振り込ませる詐欺で、被害者は高齢の女性が多いのが特徴です。

    被害に遭わないための4つのポイント

    あなた自身だけでなく、周りの大切な人を守るために次のポイントを伝えあいましょう。

    • 信用できそうな人から「お金を振り込んで」と言われても、一度は電話を切って、親族や公的機関の窓口に電話をかけ直し、事実を確認する
    • 子どもや孫などと、身内であると名乗って送金を依頼された場合は、電話の本人とあなたにしか分からないことを質問する。普段から家族や身内の方と「合言葉」を決めておくのも良い方法です
    • 振り込む前に、必ず誰かに相談する。身内や親友など、身近な人に相談できない場合は、最寄りの警察署や市役所の相談窓口など信用できるところに相談してください
    • 多額の入出金はATM(現金自動預払機)ではなく、金融機関の窓口で行う。少しでも不審に思ったら、金融機関職員に直接相談してください。ATMを操作して、あなたの口座に現金が振り込まれることは絶対にありません

    特殊詐欺の未然防止

    特殊詐欺の電話を受けた人が自ら詐欺に気付かなかった場合でも、家族や市役所、金融機関などに相談や確認をすることで、被害に遭わずに済んだケースが多数あります。被害を防ぐために、次のことに普段から取り組みましょう。

    • 両親や祖父母と電話をしたり、訪問して様子を確認したりするなどのコミュニケーションをしっかりととっておく
    • 携帯電話で通話しながらATMを操作している人を見かけたら、声掛けをし、警察に通報する
    問合せ先
    危機管理室 06(4309)3130、ファクス06(4309)3858

    振り込め詐欺等防止対策機器無料貸出し

    市では、高齢者の方を振り込め詐欺などの被害から守るために、自宅の固定電話に取り付ける防止対策機器を無料で貸し出します。

    対象
    市内在住の65歳以上の方が居住する世帯
    定員
    200世帯(申込先着順)
    貸与期間
    決定日から来年3月31日まで
    申込方法・申込み先など
    申請書を角田総合老人センターまたは各地域包括支援センターに郵送または直接
    ※申請書は市ウェブサイトからダウンロード可。申請先でも配布。
    申込方法・申込み先など 問合せ先
    • 〒578-0912角田2-3-8 角田総合老人センター072(962)8011、ファクス072(963)2020
    • 各地域包括支援センター
    問合せ先
    高齢介護課 06(4309)3185、ファクス06(4309)3848

    子どもを犯罪から守る5つの約束

    親の目が届かない場所には、危険がたくさん潜んでいます。子どもたちにも防犯意識を身につけさせ、被害に遭わないよう次のことにご注意ください。

    • 屋外で幼児などを一人遊びさせない
    • 幼児などの遊び場や、友達などをよく把握しておく
    • 通学はグループ単位で集団登下校させる
    • 家庭で子どもたちに「5つの約束」を繰り返し話す

    地域の子どもをもつ保護者同士が気をつけあいながら、地域ぐるみで子どもたちを守りましょう。

    問合せ先
    危機管理室

    5つの約束

    • 約束1 1人で遊ばない
    • 約束2 知らない人に、ついて行かない
    • 約束3 連れて行かれそうになったら、大声で知らせる
    • 約束4 「誰と」「どこで」「いつ帰る」を、お家の人に言ってから出かける
    • 約束5 友達が連れて行かれそうになったら、すぐに大人に知らせる

    9月9日は救急の日
    TRY! 「T」適正 「R」利用 「Y」やろうよ!

    9月9日は救急の日、9月9日からは救急医療週間です。

    昨年、救急搬送された人のうち約64パーセントが軽症者で、大ケガなどで本当に救急車が必要な人の救命処置の遅れが懸念されています。救急車の適正利用をお願いします。

    「呼ばない」だけが適正利用じゃない

    緊急の症状のときは、すぐに救急車を呼ぶことも大切な適正利用です。「多量の出血」「呼吸や意識状態が悪い」「急な激しい頭痛」などの症状は一刻を争うので、すぐに救急車を呼んでください。

    救急車を呼ぶべきか迷ったとき

    救急安心センターおおさか=応急手当や診察可能な医療機関を案内するだけでなく、緊急性があると判断した場合は直ちに救急車を出動させます。

    #7119または06(6582)7119

    ※24時間365日。

    府内の診察可能な医療機関を知りたい

    大阪府救急医療情報センター 06(6693)1199

    夜間に子どもの急なケガや病気で相談したい

    小児救急医療相談#8000または06(6765)3650

    ※20時~翌8時。

    子どもの症状、アプリで簡単判断!

    スマートフォンを使用している方は、24時間利用可能な「小児救急支援アプリ(大阪府版)」が便利です。年齢や性別、症状などを入力すると、緊急性の判断や近くの医療機関(大阪府内)を地図上に表示します。

    ※App StoreまたはGooglePlayで「小児救急支援」と検索するとダウンロードできます。

    問合せ先
    消防局警備課 072(966)9664、ファクス072(966)9669

    お問い合わせ

    東大阪市市長公室広報広聴室 広報課

    電話: 06(4309)3102

    ファクス: 06(4309)3822

    電話番号のかけ間違いにご注意ください!

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