市政だより 平成28年5月15日号 4・5面(テキスト版)
保健所・センターだより
- 各保健センター、健康づくり課への問合せ先
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- 東保健センター=072(982)2603、ファクス072(986)2135
- 中保健センター=072(965)6411、ファクス072(966)6527
- 西保健センター=06(6788)0085、ファクス06(6788)2916
- 健康づくり課=072(960)3802、ファクス072(960)3809
番号をよく確認のうえ、かけ間違いのないようにお願いします。
車での来場はご遠慮ください。
往復ハガキ、ハガキ、ファクス、Eメールで申し込む場合は、「行事名・教室名」「住所」「氏名(ふりがなも)」「年齢」「電話・ファクス番号」の基本事項を書いてそれぞれの申込み先へ送信してください。
肺がん・結核エックス線検診
- とき ところ
-
- 6月1日(水曜日)9時20分~10時30分、14日(火曜日)13時~14時10分=中保健センター
- 7日(火曜日)9時10分から・10時から=西保健センター
- 8日(水曜日)13時15分から・14時から=東保健センター
- 対象
-
- 肺がん検診=市内在住の40歳以上の方
- 結核検診=市内在住の65歳以上の方
- 定員
- 各日40人(申込先着順)
- 申込方法・申込み先など
- 電話または直接
- 申込方法・申込み先など 問合せ先
- 東・中・西保健センター
ふたごの教室
- とき ところ 内容
-
- 6月8日(水曜日)9時45分~11時15分=中保健センター/みんなでおしゃべり
- 17日(金曜日)10時~11時=東保健センター/親子で七夕飾り作り
- 22日(水曜日)9時45分~11時30分=西保健センター/ママのリフレッシュ おしゃべり会
- 対象
- 市内在住のふたご、みつごを妊娠・出産している方とその子ども
- 申込方法・申込み先など
- 電話で
- ※8日は初めての方のみ要申込み。
- 申込方法・申込み先など 問合せ先
- 東・中・西保健センター
血糖値が高い方へ
血液サラサラ教室
一人ひとりにあった栄養や運動、生活指導と血液検査を実施し、6か月で血糖コントロールをめざします。
- 初回のとき
- 6月7日(火曜日)9時30分~12時(以降6か月間で計5日間。日程は個別に調整)
- 対象
- 特定健診や人間ドックなどの結果で血糖値(HbAlc)が5.6以上でBMIが25未満の64歳までの方
- 定員
- 25人(申込先着順で初めての方を優先)
- 申込方法・申込み先など
- 基本事項を電話で(ファクス、Eメール、直接も可)
- ところ 申込方法・申込み先など 問合せ先
- 東保健センター Eメールアドレス higashihoken@city.higashiosaka.lg.jp
スマイル健康塾
- とき
- 6月3日(金曜日)・7月1日(金曜日)13時30分~15時30分(計2日間)
- 対象
- 全日程参加できる市内在住の40歳以上の方
- 定員
- 30人(申込先着順)
- 内容
- ラジオ体操、竹踏み体操、口腔体操、健脳エクササイズ、講話
- 持ち物
- 運動ができる服・靴、タオル、飲み物
- 申込方法・申込み先など
- 基本事項を5月16日(月曜日)から電話で(ファクス、Eメール、直接も可)
- ところ 申込方法・申込み先など 問合せ先
- 東保健センター Eメールアドレス higashihoken@city.higashiosaka.lg.jp
がん検診・肝炎ウイルス検診
無料クーポン券を送付
子宮頸がん・乳がん・肝炎ウイルス検診の自己負担金が無料になるクーポン券を次の対象者に送付します(5月末ごろ発送)。有効期限は来年3月31日です。
- 対象
-
- 子宮頸がん検診=20歳の女性
- 乳がん検診=40歳の女性
- 肝炎ウイルス検診=40歳の方
- ※平成28年4月1日現在の年齢。4月21日以降に本市に転入した方は手続きが必要です。
- 問合せ先
- 健康づくり課
健康・禁煙相談広場
- とき ところ
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- 6月8日(水曜日)=15時~16時・中保健センター
- 9日(木曜日)=15時~16時・グリーンパル(中鴻池)、夢広場(布施駅前)
- 14日(火曜日)=10時30分~11時30分・東保健センター、15時~16時・ももの広場(楠根)
- 17日(金曜日)=10時30分~11時30分・市民ふれあいホール(鳥居町)、中保健センター
- 21日(火曜日)=10時30分~11時30分・ゆうゆうプラザ(日下)、15時~16時・はすの広場(近江堂)
- 対象
- 市内在住の20歳以上の方
- 内容
- 健康・禁煙相談、血圧測定など
- 問合せ先
- 東・中・西保健センター
成人歯科健康相談
- とき
- 6月2日(木曜日)9時20分~10時30分
- 対象
- 市内在住の20歳以上の方
- 定員
- 12人(申込先着順)
- 申込方法・申込み先など
- 電話で
- ところ 申込方法・申込み先など 問合せ先
- 中保健センター
健康トライ応援隊
笑って認知症予防を!
市民グループ「健康トライ応援隊」や保健師といっしょに認知症の予防法を学んだり、つんく体操(愛称)をしたりします。
- とき
- 6月15日(水曜日)10時~11時
- 定員
- 20人(申込先着順)
- 持ち物
- 運動ができる服・靴
- 申込方法・申込み先など
- 電話または直接
- ところ 申込方法・申込み先など 問合せ先
- 西保健センター
血糖値を下げる教室
- とき
- 6月6日(月曜日)・20日(月曜日)・7月4日(月曜日)13時~16時(計3日間)
- 対象
- 血糖値が高めの方(HbA1c6.5パーセント~7.9パーセント)またはその家族
- 定員
- 18人(申込先着順)
- 内容
- 医師の講話、運動実習、食事相談など
- 持ち物
- 最近の血液検査の結果(あれば)
- 申込方法・申込み先など
- 基本事項を5月31日(火曜日)までに電話で(ファクス、直接も可)
- ところ 申込方法・申込み先など 問合せ先
- 中保健センター
5月~10月は食中毒予防強化期間
つけない 増やさない やっつける
食中毒予防のために次のポイントを実践しましょう。
- 食品の購入
-
- 生鮮食品は新鮮なものを選ぶ
- 消費期限や保存温度などの表示を確認する
- 肉や魚などは別々のビニール袋に入れる
- 冷蔵や冷凍などの温度管理が必要な食品は買い物の最後に購入し、すぐに持ち帰る(保冷剤や保冷用氷などを活用)
- 家庭での保存
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- 要冷蔵食品や冷凍食品は、すぐに冷蔵庫や冷凍庫に入れる
- 冷蔵庫や冷凍庫は詰めすぎない(7割程度)
- 下準備
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- 肉や魚などを調理した後やトイレに行った後などは、よく手を洗う
- 生鮮食品は常温で放置しない
- 調理
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- 包丁、まな板は食材によって使い分け、使用後すぐに洗浄・消毒する
- 加熱調理する食品は、中心部までしっかり火を通す
- 食事
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- 食べる前に必ず手を洗う
- 調理後はすぐに食べる
- 残った食品
-
- 適切な方法で保存する
- 怪しいと思ったものは、思い切って捨てる
食肉の生食にはご注意
最近、カンピロバクターという菌による食中毒が増加しています。これは、鶏肉などの生食が主な原因ですので充分加熱してから食べましょう。また、生食用の牛肉(ユッケ、タタキなど)は、高齢者や乳幼児など抵抗力の弱い方は食べないようにしましょう。
牛レバーを生で食べることはできません。市販の牛レバーは加熱用ですので、決して生や加熱不充分なものは食べないようにしてください。なお、昨年6月から豚肉(内臓含む)も生食用として販売・提供することが禁止されています。しっかり加熱してください。
- 問合せ先
- 食品衛生課 072(960)3803、ファクス072(960)3807
乳がん(マンモグラフィ)検診
- とき
- 6月7日(火曜日)9時30分から・13時30分から
- ところ
- 池島小学校
- 対象
- 平成28年4月1日現在、40歳以上の偶数年齢の女性または無料クーポン券対象者
- 定員
- 各30人(申込先着順)
- 料金
- 800円
- ※後期高齢者医療被保険者証または高齢受給者証をお持ちの方は無料。なお、生活保護受給者または市民税非課税世帯の方は事前に保健センターで無料受診券の交付を受けてください。
- 持ち物
- 問診票、東大阪市がん検診受診証、健康手帳、バスタオル
- 申込方法・申込み先など
- 5月16日(月曜日)から電話で
- 申込方法・申込み先など 問合せ先
- 東保健センター
糖尿病食事学習会
- とき ところ 定員 申込方法・申込み先など
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- 5月31日(火曜日)10時30分~14時=東保健センター/16人(申込先着順)/5月27日(金曜日)まで
- 6月14日(火曜日)10時30分~14時=西保健センター/25人(申込先着順)/6月9日(木曜日)まで
- 対象
- 血糖値が高めまたは軽症糖尿病の方とその家族
- 内容
- 調理実習、ミニ講話
- 料金
- 700円
- 持ち物
- エプロン、三角巾、手ふき
- 申込方法・申込み先など
- 電話または直接
- 申込方法・申込み先など 問合せ先
- 東・西保健センター
マタニティ歯科健康相談
- とき ところ
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- 6月3日(金曜日)=西保健センター
- 23日(木曜日)=東保健センター
- ※時間は申込時に伝えます。
- 対象
- 妊娠20週以降の妊婦
- 定員
- 各15人(申込先着順)
- 持ち物
- 母子健康手帳
- 申込方法・申込み先など
- 電話で
- 申込方法・申込み先など 問合せ先
- 東・西保健センター
マタニティクッキング
- とき ところ
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- 6月16日(木曜日)=東保健センター
- 28日(火曜日)=中保健センター
- いずれも13時30分~16時
- 対象
- 妊娠20週以降の妊婦
- 内容
- マタニティ期の栄養、料理テクニックなど
- 持ち物
- 母子健康手帳
- 申込方法・申込み先など
- 電話で
- 申込方法・申込み先など 問合せ先
- 東・中保健センター
マタニティクラス
- とき ところ 内容
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- 6月1日(水曜日)13時30分~16時=東保健センター/育児編
- 10日(金曜日)13時30分~15時30分=西保健センター/お産編
- 21日(火曜日)13時30分~16時=中保健センター/お産編
- 対象
- 妊娠20週以降の妊婦
- 持ち物
- 母子健康手帳
- 申込方法・申込み先など
- 電話で
- 申込方法・申込み先など 問合せ先
- 東・中・西保健センター
家族でマタニティ教室
- とき
- 6月17日(金曜日)13時30分~16時
- 対象
- 妊婦とそのパートナー・家族
- 定員
- 12組(申込先着順)
- 内容
- 家族による赤ちゃんのお風呂体験、赤ちゃんとの生活
- 持ち物
- 母子健康手帳
- 申込方法・申込み先など
- 電話で
- ところ 申込方法・申込み先など 問合せ先
- 西保健センター
2歳児歯科健康相談
- とき ところ
-
- 6月16日(木曜日)=西保健センター
- 20日(月曜日)=東保健センター
- 28日(火曜日)=中保健センター
- ※時間は申込時に伝えます。
- 対象
- 市内在住の平成26年6月生まれの幼児
- 定員
- 各30人(申込先着順)
- 持ち物
- 母子健康手帳
- 申込方法・申込み先など
- 電話で
- 申込方法・申込み先など 問合せ先
- 東・中・西保健センター
ヘルスメイトおすすめクッキング
伝統食を伝えるのは、今・で・し・ょ!
- とき
- 6月9日(木曜日)13時~15時30分
- 対象
- 市内在住の方
- 定員
- 18人(申込先着順)
- 内容
- 調理実習「昔も今も、カラダに優しい郷土の味」と試食、元気度測定
- 料金
- 350円
- 持ち物
- エプロン、三角巾、手ふき2枚
- 申込方法・申込み先など
- 基本事項を6月7日(火曜日)までに電話で(ファクス、直接も可)
- ところ 申込方法・申込み先など 問合せ先
- 中保健センター
かかりつけ薬剤師・薬局をもちましょう
副作用を防ぐために
処方箋をもらったときに調剤してもらう薬局を決めておくと、あなたの体質や今までに服用した薬のことなどが記録され、薬の量や飲み合わせを確認して調剤してもらうことができます。
また、複数の医療機関にかかっている場合、薬の名前は別でも、よく似た作用や全く同じ成分のものが処方されていることがあります。「お薬手帳」を持参し、かかりつけ薬局に確認してもらうことで、これらによる副作用を防ぐことができます。
薬局でもらう薬のことだけでなく、市販薬や健康食品についての相談もできる身近なかかりつけ薬剤師・薬局をもちましょう。
- 問合せ先
- 環境薬務課 072(960)3804、ファクス072(960)3807
日本脳炎予防接種
接種回数の確認を
平成17年度から21年度にかけての積極的勧奨の差控えによって日本脳炎の予防接種を受けていない方は、日本脳炎の予防接種の残り回数を定期接種として無料で受けられます。
平成7年4月2日~平成19年4月1日生まれで
1期・2期の接種が終わっていない方
特に、平成10年4月2日~平成11年4月1日生まれの高校3年生年齢相当の方は、2期の接種が充分に行われていないことがあります。
母子健康手帳を確認し、日本脳炎の接種が不足している場合は、20歳の誕生日前日までに接種を受けましょう。子どもの過去の接種回数によって、次のとおり接種してください。
過去に1回も接種したことがない場合
1期初回接種相当を6日~28日の間隔をおき2回、1期追加接種相当はその後おおむね1年の間隔をおいて接種してください。その後6日以上の間隔をおいて、9歳以上の方は4回目(2期接種相当)を接種します。
過去に1回~3回接種している場合
前回の接種から接種間隔が開いていても差し支えないので、6日以上の間隔をおいて、残りの回数を接種してください。4回目(2期接種相当)については、1期接種相当を終えた9歳以上の方が対象となります。なお、4回目(2期接種相当)の接種時期については主治医とご相談ください。
平成19年4月2日~平成21年10月1日生まれで
1期の接種が終わっていない方
母子健康手帳を確認し、日本脳炎の1期の接種が不足している場合は、不足している回数を2期の対象年齢内(9歳~12歳)に接種することができます。子どもの過去の接種回数によって、次のとおり接種してください。
平成22年3月31日までに1回も接種したことがない場合
1期初回接種相当を6日~28日の間隔をおき2回、1期追加接種相当はその後おおむね1年の間隔をおいて接種してください。
平成22年3月31日までに1回でも接種している場合
前回の接種から接種間隔が開いていても差し支えないので、6日以上の間隔をおいて、残りの回数を接種してください。
予防接種の受け方
市委託医療機関に予約し、母子健康手帳を持参のうえ、接種してください。市委託医療機関は市ウェブサイトをご覧いただくか、お問合せください。
「予防接種申込書及び予診票」は医療機関にあります。すこやか番号がわかる方は、予診票に記入してください。
- 問合せ先
-
- 母子保健・感染症課 072(960)3805、ファクス072(960)3809
- 東・中・西保健センター
抗体検査を受けましょう
HIV感染を確認できるのは検査だけ
あなた自身のために受けましょう
エイズ(後天性免疫不全症候群)は、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)の感染により免疫機能が破壊されて起こるさまざまな病気です。
一人ひとりがエイズやHIVについて学び、感染を予防したり検査を受けたりするなど、感染拡大を防ぎましょう。
エイズ患者の潜在的増加に懸念
昨年の大阪府内の新規HIV感染者数は168人で、前年に比べ12人増加しました。また、新規エイズ患者数は53人で横ばいです。新規エイズ患者の約6.5割は20歳代から30歳代の方です。感染に気づかず生活を送ることで、二次感染による感染者の潜在的増加が懸念されています。
HIVに感染していても自覚症状はほとんどないため、感染しているかどうかを確認する方法は、HIV検査しかありません。
感染を早期に発見し、適切な治療を受けることでエイズの発症を抑えることができます。明日からのあなた自身のために、まず検査を受けましょう。
※検査についての証明書の発行はありません。
夜間即日エイズ抗体検査
匿名・無料で検査できます。受けたその日に結果がわかります。
- とき
- 6月7日(火曜日)18時~19時30分
- ところ
- 中保健センター
- 定員
- 30人(当日先着順)
- ※希望者には同時にB型・C型肝炎検査、梅毒検査、クラミジア検査も実施します(結果は1週間後、当センターで返却)。男性のクラミジア検査は尿検査です。検査前1時間は排尿せずにお越しください。
- 問合せ先
-
- 東・中・西保健センター
- 母子保健・感染症課 072(960)3805、ファクス072(960)3809
専門相談
保健センターでは、専門相談でエイズ抗原抗体検査、B型・C型肝炎検査、梅毒検査、クラミジア検査を実施しています。
※いずれも匿名・無料で検査できます(結果は1週間後、保健センターで返却)。日程は保健センターへお問合せください。
- 問合せ先
- 東・中・西保健センター
風しん抗体検査
免疫があるか、まず調べましょう
妊娠中(特に妊娠初期)に風しんに感染すると、生まれてくる子どもが心疾患や白内障、聴力障害など「先天性風しん症候群」になる可能性が高くなります。
風しんの予防には、風しんに対する免疫を獲得するワクチンの接種が有効です。まずは、充分な免疫があるかどうかを調べる抗体検査(無料)を受け、予防接種が必要かどうかを判断しましょう。
- 対象
- 本市に住民登録があり、次のいずれかに該当する方
-
- (1)妊娠を希望する昭和42年4月2日~平成10年4月1日生まれの女性(妊娠中の方を除く)
- (2)上記(1)の配偶者またはパートナーで、平成10年4月1日以前生まれの男性
- (3)風しんの抗体価が低い妊娠中の女性の配偶者またはパートナーで、平成10年4月1日以前生まれの男性
- ※これまでに風しん抗体検査を受けたことがある方などは対象外。詳しくは市ウェブサイトをご覧いただくか、お問合せください。
- 持ち物
- 免許証や健康保険証など年齢・住所が確認できるもの、(3)の対象者は抗体価が低いことがわかるもの
- 申込方法・申込み先など
- 各実施場所へ電話で
平日の抗体検査
- とき ところ
-
- 6月7日(火曜日)=東保健センター
- 6月9日(木曜日)、7月14日(木曜日)=西保健センター
- 7月4日(月曜日)=中保健センター
- いずれも9時30分~11時
- 定員
- 各20人(申込先着順)
- 問合せ先
-
- 東・中・西保健センター
- 母子保健・感染症課 072(960)3805、ファクス072(960)3809
平日夜間の抗体検査
- とき
- 5月18日(水曜日)18時~19時30分
- ところ
- 保健所母子保健・感染症課
- 定員
- 30人(申込先着順)
- 問合せ先
-
- 東・中・西保健センター
- 母子保健・感染症課 072(960)3805、ファクス072(960)3809
Medical News
市立総合病院のスタッフがリレー形式で医療に関する情報などをお届けします。
第12回 前立腺がん検診のすすめ
市立総合病院泌尿器科
小野 豊 参事部長
日本における前立腺がんは、高齢化社会の進展や生活の欧米化などにより増加傾向にあります。昨年、新たに前立腺がんと診断された患者数は約9万8,000人で、胃がんや肺がんを抑え今や日本男性が患うがんの中で最も多いがんになっています。一方、そのうち前立腺がんで亡くなった人は1万2,200人で、男性のがんによる死因の6位にとどまり、必ずしも命に関わるがんというわけではありません。
前立腺がんは多くの場合、進行が比較的緩やかで、早期がんであれば命に関わるまで一般的には10年から20年ほどの長い時間がかかるといわれています。高齢者の早期前立腺がんの場合、何も治療しなくても命に関わらない方も多くいます。しかしながら、中には急速に進行する前立腺がんもあるので注意が必要です。
また、早期の前立腺がんはほとんど症状がありません。進行がんになってはじめて排尿障害や骨の転移による痛みなどが現れます。しかし、残念ながら進行性の前立腺がんでは根治療法は望めません。
根治可能な早期の前立腺がんは検診でしか見つけることができません。前立腺がんの検診は、採血をしてPSAという前立腺がんの腫瘍マーカーを測定するだけです。がんが疑わしい場合には精密検査を行い、がんの有無だけではなく、がんの進行の速さなどを調べます。そして、その方の健康状態や、がんの進行の速さなどを考慮し、適切な治療方法を選択することになります。PSA検診は、一般のかかりつけ医でも可能です。50歳代、60歳代の男性はぜひ一度受診してください。
- 問合せ先
- 市立総合病院総務課 06(6781)5101、ファクス06(6781)2194