平成27年消防広報 1面(テキスト版)
まちぐるみで防火対策を!
平成26年中の本市の火災件数は142件で、前年と比較すると6件増加しているものの、東大阪市発足以来、過去最少件数であった前年に次ぐ件数となっています。
一方、火災原因別では放火と思われる火災が前年から6件増加し、26年連続で火災原因の1位となっています。
消防局では、常時放火火災防止の啓発などを行っています。今後も引き続き対策の強化に努めていきますので、市民の皆さんも、まちぐるみで放火されにくい環境をつくっていきましょう。
平成26年 火災・救急概況
このほど、昨年の火災・救急概況(速報)がまとまりました。
火災件数は142件で過去2番目に少ない件数となっています。
前年と比較すると、火災原因別では放火(疑い含む)が6件増加しましたが、焼損面積、損害額および死傷者数は減少しました。
また、救急件数は2万9,246件で、前年より296件増加し、過去最多となっています。
- 問合せ先
-
- 予防広報課
- 警備課
平成26年火災概況
- 火災件数
- 平成26年 142件
- 平成25年 136件
- 主な原因
-
- 放火(疑い含む)
- 平成26年 39件
- 平成25年 33件
- たばこ
- 平成26年 23件
- 平成25年 18件
- こんろ
- 平成26年 14件
- 平成25年 16件
- 主な用途
-
- 建物火災(住宅、併用・共同住宅)
- 平成26年 56件
- 平成25年 59件
- 建物火災(工場)
- 平成26年 13件
- 平成25年 17件
- 建物火災(その他の建物)
- 平成26年 27件
- 平成25年 33件
- 車両火災
- 平成26年 15件
- 平成25年 10件
- 林野火災
- 平成26年 0件
- 平成25年 0件
- その他火災
- 平成26年 31件
- 平成25年 17件
- 損害
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- 焼損床面積
- 平成26年 1,436平方メートル
- 平成25年 2,327平方メートル
- 損害額
- 平成26年 175,047千円
- 平成25年 333,983千円
- 死傷者
-
- 死者
- 平成26年 4人
- 平成25年 9人
- 負傷者
- 平成26年 19人
- 平成25年 43人
平成26年救急概況
- 救急件数
- 平成26年 29,246件
- 平成25年 28,950件
- 主な種別
-
- 急病
- 平成26年 19,162件
- 平成25年 19,115件
- 一般負傷(自宅や屋外における転倒やけが)
- 平成26年 3,941件
- 平成25年 3,834件
- 交通事故
- 平成26年 3,183件
- 平成25年 3,191件
- その他
- 平成26年 2,960件
- 平成25年 2,810件
- 搬送人数
- 平成26年 25,347人
- 平成25年 25,049人
ひとり暮らし高齢者家庭防火診断 実施中
消防署員が訪問します!
近年、火災で死亡する人の約9割が住宅火災によって亡くなっています。中でも65歳以上の高齢者が逃げ遅れて死に至るケースがほとんどです。
これを踏まえて消防局では、火気を使用する機会が増え、特に注意が必要となる1月中旬から2月にかけて、自治会長や民生委員の協力のもと消防署員の戸別訪問による防火診断を実施しています。
対象は「災害時要援護者登録制度」に登録しているひとり暮らし高齢者(65歳以上)のうち、主に要介護3以上の方です。
診断では、暖房器具や電気器具の取扱い、住宅用火災警報器の設置状況などをチェックし、その内容を説明しながら注意喚起を行います。また、防火診断で得た情報は、火災時などにも活用できるよう管理していますので、協力をお願いします。
- 問合せ先
- 予防広報課
救急安心センターおおさかからのお知らせ
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