市政だより 平成26年4月1日号 12面(テキスト版)
住工共生のまちへ
4月からモノづくり推進地域を準工業地域の一部にも適用
市では、市民の良好な住環境とモノづくり企業の操業環境を保全・創出し住工共生のまちを実現していくため、昨年4月に「住工共生のまちづくり条例」を施行しました。
この間、モノづくり企業の集積を維持するため、市内すべての工業地域を「モノづくり推進地域」に指定してきましたが、さらに準工業地域の一部(約9割)についても指定し、今年4月1日から適用します。
指定された地域では、住宅を建築する際に市と建築計画について協議いただくなどのルールがあります。
地域については、市ウェブサイトまたはモノづくり支援室でご覧になれます。
- 問合せ先
- モノづくり支援室 06(4309)3177、ファクス06(4309)3846
まちづくり活動をサポート
市民活動情報サイト「スクラムはーと」から
あなたも情報発信しませんか
市では、市民活動団体やボランティア団体をインターネットで検索できる市民活動情報サイト「スクラムはーと」を開設しています。
登録団体の活動内容や市内のイベント情報、メンバー募集などがご覧になれます。
ぜひ、活用してください。
登録団体を募集中!
市民活動情報サイト「スクラムはーと」は、登録すると簡単に団体の紹介ページを作成することができ、さまざまな情報発信が可能となります。あなたも登録しませんか。
- 対象
- 次のすべてに当てはまる団体
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- 市内に活動拠点があり、非営利の公益的な市民活動を行っている
- 構成員が3人以上で、過半数が市内在住・在勤・在学(いずれか)である
- 定款や規約、会則などを定めている
- 申込方法・申込み先など
- 申請書と必要書類を直接
- ※申請書は市ウェブサイトからダウンロード可。NPO・市民活動支援課でも配布。
- 申込方法・申込み先など 問合せ先
- NPO・市民活動支援課 06(4309)3350、ファクス06(4309)3812
市施設や駅にポスターを掲示
文化のまち東大阪をアピール
「文化のまち東大阪市」PRポスターが、多くの人でにぎわう近鉄大阪上本町駅など市内外の駅37か所と市施設などに掲示されました(駅の掲示は3月下旬に終了)。
このポスターには、市民の皆さんから募集した司馬遼太郎作品へのメッセージがのせられています。ポスターのデザインは3種類、メッセージは12種類あります。
掲示場所によって異なるメッセージをぜひ、じっくりとご覧ください。
高齢者福祉に役立てて
市民から寄付
地域福祉の増進に役立ててもらいたいと、大西美代子さん(故・下小阪1)からこのほど、市へ600万円の寄付がありました。
美代子さんの娘・由見子さんは、美代子さんの「将来は高齢者福祉に役立ててもらうため、この土地建物を市に寄付しなさい」という遺言に従い、物件の売却益を全額市に寄付。3月7日に行われた感謝状贈呈式で、由見子さんが「高齢者福祉のために、という母の遺志を果たすことができてよかったです」と話すと、野田市長は「お母さまのお気持ちをしっかりと受けとめ、大切に使わせていただきます」と感謝の意を表しました。
いただいた寄付金は、地域で見守りや支援活動をする高齢者を養成する事業の運営などに役立てられます。
東日本大震災から3年
忘れへんで3・11 東大阪からエールを!
3月11日、復興応援イベント「東大阪からエールを!忘れへんで3・11」が市役所本庁舎1階ロビーで行われました。未曾有の大災害をもたらした東日本大震災から3年。被災地の課題や自分たちにできることを見つめ直してもらおうと、市と市社会福祉協議会内災害ボランティアセンターが昨年に引き続き開催したものです。
この日会場には、宮城県東松島市の復興の様子などを紹介するパネルや東北発の手作りの品が並べられました。被災地に和みを届けようと、折り紙コーナーでボランティアに教わりながら「兜」を折る人や、吹抜け3階から大津波に見立ててつるされた幕を見上げる人たちの姿がありました。
また、昼休み時間に行われた「オカリナ・アンサンブル・カトレア」によるオカリナコンサートでは、復興を応援するチャリティーソング「花は咲く」などが演奏され、訪れた市民や立ち寄った職員らは、美しい音色に聴き入っていました。
1日も早い復興を願って
市内の小・中学生が募金で被災地を応援
市立中学校生徒会交流会と市内小学校が共同で、東日本大震災の被災地を支援するため募金活動を行い、このほど代表者ら12人が市役所を訪れ、集まった55万6,000円を野田市長に手渡しました。
太平寺中学校生徒会会長の山崎拓さん(新3年)が活動内容を市長に報告。生徒たちは「震災から3年がたちますが、復興はまだ続いています。今後も私たちにできる復興支援活動を行っていきます」と決意を述べていました。募金は、岩手県陸前高田市教育委員会に届けられ、学校の復興などに役立てられます。
同交流会は、約20年前から市立の全中学校が参加。東日本大震災後は、毎年募金活動をしています。