市政だより 平成25年6月15日号 別紙1面(テキスト版)
平成25年度保存版 受診方法のごあんない
東大阪市歯科健康診査
40・45・50・55・60・65・70・75・80歳の節目には
成人歯科健診を受けましょう
壮年期以降に歯を失う原因となる歯周疾患は、40歳代を境に急増しています。
市では、40歳・45歳・50歳・55歳・60歳・65歳・70歳・75歳・80歳の方を対象に成人歯科健診を実施しています。ぜひ、受診してください。
- 問合せ先
- 保健所健康づくり課 072(960)3802、ファクス072(960)3809
成人歯科健診
- 対象
- 市内在住で、40・45・50・55・60・65・70・75・80歳の節目の年齢に該当する方
- 健診内容
- 問診、口腔内診査、歯科保健指導
- 実施場所
- 市内の取扱歯科医療機関(14・15面参照。市ウェブサイトにも掲載)
- 受診方法
- 市内の取扱歯科医療機関へ直接お申込みください。受付に「市の成人歯科健診を受けたい」とお伝えください。
- 健診費用
- 該当年齢期間中1回に限り無料(40・45・50・55・60・65・70・75・80歳の方で、誕生日から翌年の誕生日の前日までの期間)
- ※健診の結果、処置などが必要となった場合、料金は受診者の自己負担となります。なお、健診には必要ありませんが、保険診療が必要となった場合に備えて健康保険証もご持参ください。
歯周病って何だろう?
ご存じですか?歯周病とからだの病気の深い関係
歯周病とは、歯を支える歯周組織が歯周病菌に感染することで、歯ぐき(歯肉)が腫れたり、歯ぐきから出血したりする慢性炎症です。
出血や痛みなどの症状が軽いため、治療を受けずに進行し、知らず知らずのうちに歯を支える歯槽骨が溶け、結果として歯を失う原因となることもあります。
また、糖尿病になると、歯周病が悪化しやすいことはわかっていましたが、歯周病は歯周組織という局所の炎症にとどまらず、糖尿病の危険因子になったり、全身の臓器へも影響をおよぼしたりすることがわかってきました。
歯ぐきに異常を感じたら歯科を受診してください。
かかりつけ歯科医をもちましょう
気軽に相談にのってくれたり、指導してくれたりするかかりつけ歯科医をもちましょう。かかりつけ歯科医とは、痛いときにだけ行く歯科医療機関のことではありません。かかりつけ歯科医の特徴は、次のとおりです。
かかりつけ歯科医の特徴
- 長期にわたる歯科診療により、患者の治療履歴がわかります。
- 定期的な歯科健康診査により、むし歯や歯周病のチェックで8020運動を応援しています。
- 専門医や病院などと連携しています。
- 寝たきりで通院できない方の相談や往診にも対応します。
健康で楽しい生活のために
歯とお口の健康を保ちましょう
歯・口腔は、栄養をとるための大切な器官であり、味わう、話す、表情を豊かにするなど、大切な機能をもっています。
市では、8020運動を推進しています。8020とは「80歳になっても自分の歯を20本以上保つことを目標に、歯やお口の健康管理に気をつけよう」という運動です。
うがいや歯磨きはもちろん、定期的に歯科健診を受けましょう。