市政だより　平成24年11月1日号　1面(テキスト版)

新しくなった防災学習センターへ行こう！
リアルな3Ｄ映像を体感！

リニューアルした防災学習センターが、11月9日（金曜日）の午後からオープンします。地震体験コーナーには最新の地震データを導入し、防災体験シアターの3Ｄ映像が新しくなります。

家族で、友人どうしで、ぜひお越しください。

また、11月9日からは秋季全国火災予防運動週間、11月9日は119番の日です。乾燥するこの季節、火災予防の意識を高めましょう。

問合せ先

消防局予防広報課　072（966）9663、ファクス072（966）9669

防災学習センターは、平成20年5月のオープンから5年目に入り、今年10月には来館者が5万人を突破しました。

11月9日のリニューアルオープンにあたり、地震体験コーナーと防災体験シアターの3Ｄ映像が新しくなります。

地震体験コーナーは、他の類似施設に先駆けて東日本大震災・新潟県中越地震の地震データを導入します。まだ記憶に新しい東日本大震災・新潟県中越地震の揺れを体感し、今後予想される南海・東南海地震などへの備えのきっかけにしてください。

また、防災体験シアターでは、迫力ある3Ｄ映像を交えながら、消防士姿のトライくんが災害への対処ポイントをわかりやすく解説する「トライくんの防災教室」が始まります（映像に日本語字幕あり）。

ぜひ、新しくなった防災学習センターに学びに来てください。

秋季全国火災予防運動

消すまでは　出ない行かない　離れない

毎年この時期は空気が乾燥し、家庭でも暖房器具を使用し始めるため、火災が多く発生しています。

本格的な寒さに備える前に、「火の用心」の備えも確認しましょう。

119番通報は慌てずに

高機能消防指令センターでは毎日多くの119番通報を受信しています。一刻も早く消防車や救急車を現場に出動させるため、指令員の問いかけに落ち着いて答えてください。119番通報を受信したときから消防車両への出動の指示が進んでいます。

なお、119番へのいたずら電話は犯罪です。「30万円以下の罰金または拘留」の罰則が科されます。

火災の原因最多は放火

火災の原因は、放火がもっとも多く、たばこ、こんろと続いています。

放火されにくい環境をつくる、たばこの始末をきちんとする、こんろの使用中は近くを離れないなど「防ぐことができる火災」を起こさないよう注意しましょう。

住宅用火災警報器の設置を

全国的にも住宅火災による被害は大きな問題です。住宅火災の被害を減らすために平成23年6月から設置が完全義務化となった住宅用火災警報器の設置はお済みですか。

住宅火災により亡くなった方の多くは「逃げ遅れ」が原因です。アメリカでは住宅用火災警報器の普及率が90パーセントを超え、火災による被害者が半減したという結果も出ています。設置がまだの方は速やかに設置してください。

なお、住宅用火災警報器はホームセンターや電気店などで販売しています。

連続放火と思われる火災急増!!

放火されにくい環境づくりを

9月から10月にかけて、市内および近隣市（八尾市、大阪市平野区）において、連続放火と思われる火災が15件ほど発生しています。特徴としては、昼の時間帯に発生しています。

放火による火災は、自分たちの不注意や油断などから起こるものではなく、意図的に火をつける犯罪行為であることから防ぐのは難しいと思われがちです。

しかし、皆さんのちょっとした心がけ一つで「放火されにくい環境」をつくることができます。可燃物を放置しないなど一人ひとりが注意し、地域ぐるみで放火防止に取り組みましょう。

※3面に関連記事（公開消防訓練、消防フェアについて）を掲載しています。

山中伸弥京大教授　ノーベル生理学・医学賞受賞の決定を祝して

東大阪市長　野田義和

東大阪市出身である山中伸弥京都大学教授の栄えあるノーベル生理学・医学賞のご受賞の決定、お慶び申し上げます。

この快挙は、本市においても大変名誉なことであり、長年にわたる研究者としてのたゆまぬ努力に心から敬意を表する次第でございます。

研究・技術の発展は、本市モノづくりにも大きな影響を及ぼし、何より子どもたちに夢と希望を与えることでしょう。

本市としましても、ノーベル賞受賞の功績を称え、このほど山中教授に名誉市民の称号を贈ることを決定しました。

引き続き、ますますご活躍されますことを期待しております。

東大阪市治安対策本部からのお知らせ

ひったくり防止カバーは取付けがゆるいと効果が弱いため、しっかりと取り付けるようにしましょう