市政だより 平成24年11月1日号 3面(テキスト版)
11月14日は世界糖尿病デー
早期発見・早期治療がポイント
規則正しい生活習慣で予防を
糖尿病は食事や運動などの生活習慣を改善することで、コントロールできます。糖尿病を予防するためにも、規則正しい生活習慣を心がけましょう。
- 問合せ先
-
- 健康づくり課 072(960)3802、ファクス072(960)3809
- 東・中・西保健センター
世界で広がる糖尿病
国際糖尿病連盟(IDF)によると、現在、世界の糖尿病患者は約3億6,600万人で、年間約460万人が糖尿病に関連する病気で死亡していると報告されています。これは、7秒に1人が命を落としている計算になります。
日本の糖尿病の患者またはその予備軍が年々増加しており、40歳以上の日本人のうち、糖尿病が「強く疑われる」人と糖尿病の予備軍の人は合わせて約2210万人と推計されています(2007年国民健康・栄養調査)。この数は、10年前と比べて約1.6倍に増えており、年々増加するスピードも速まっています。
糖尿病の症状が進行すると、壊疽、人工透析による治療、失明につながります。さらに脳梗塞や心筋梗塞なども引き起こします。
放置していませんか?
糖尿病は、重篤な合併症を引き起こしますが、自覚症状がほとんどないため、放置している人も少なくありません。糖尿病が強く疑われる40歳以上の日本人のうち、「ほとんど治療を受けたことがない」人は、男性で37・7パーセント、女性で41・2パーセントもいます(同調査)。
症状が現れたときには、病状がかなり進行しているため、早期発見・早期治療が大切です。
あなたの血糖状態は
血液検査を受けた方は、過去1~2か月の血糖の状態を表す指標「ヘモグロビンA1c」が、次のうちどこに当てはまるのか、確認しましょう。
今、あなたはどのあたり? ヘモグロビンA1cが5.2パーセントを超えたら要注意!
あなたのヘモグロビンA1c(HbA1c)はどのくらいですか? あてはまる数字に○をつけましょう。
※HbA1cとは、過去1~2か月の血糖の状態を表す指標です。血糖値のコントロールの目安になります。
※厚生労働省「保健指導における学習教材集B-2」を改変。
- HbA1c 5.1パーセント以下
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- 状態
- 正常
- HbA1c 5.2~6.0パーセント
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- 状態
- 境界域(糖尿病予備軍)
- 対処の方向性
- 生活習慣を改善し、糖尿病を防ぐ
- 合併症の危険度
- 心筋梗塞の危険性が2倍になる
- 動脈硬化が進み、心筋梗塞・脳梗塞の危険あり
- HbA1c 6.1~6.5パーセント
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- 状態
- 糖尿病域
- 対処の方向性
- 生活習慣を改善し、重症化を防ぐ
- 合併症の危険度
- 大血管障害の危険あり
- HbA1c 6.6~6.9パーセント
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- 状態
- 糖尿病域
- 対処の方向性
- 生活習慣の改善と同時に薬物治療も考慮する
- 合併症の危険度
- 大血管障害の危険あり
- HbA1c 7.0パーセント
-
- 状態
- 糖尿病域
- 対処の方向性
- 生活習慣の改善と同時に薬物治療も考慮する
- 合併症の危険度
- 大血管障害の危険あり
- 三大合併症(糖尿病性網膜症・糖尿病性腎症・糖尿病性神経障害)の危険あり
正常域の方は
糖尿病予防のために、食生活を見直し、規則正しい生活習慣を心がけましょう。
境界域(糖尿病予備軍)や糖尿病域の方は
自己管理がとても大切です。食事や運動などの生活習慣の改善により、コントロールすることができます。重症化を防ぐため、生活習慣の改善を図りましょう。
食から糖尿病予防を
血糖値が高めまたは軽症糖尿病の方とその家族を対象に、食事学習会をします。
糖尿病食事学習会
- とき・ところ
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- 11月14日(水曜日)=東保健センター
- 15日(木曜日)=西保健センター
- いずれも午前10時30分~午後2時
- 定員
- 各10人(申込先着順)
- 内容
- 調理実習と試食、ミニ講話
- 料金
- 700円
- 持ち物
- エプロン、三角巾、手ふき、筆記用具
- 申込方法
- 11月9日(金曜日)までに電話で
- 申込み先・問合せ先
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- 東保健センター 072(982)2603、ファクス072(986)2135
- 西保健センター 06(6788)0085、ファクス06(6788)2916
糖尿病予防・改善のためのおせち作り
- とき
- 12月12日(水曜日)午前10時30分~午後2時
- 定員
- 24人(申込先着順)
- 内容
- 調理実習と試食
- 料金
- 700円
- 申込方法
- 11月26日(月曜日)から電話で
- ところ・申込み・問合せ先
- 中保健センター 072(965)6411、ファクス06(966)6527
訓練から学ぼう
秋季全国火災予防運動
火災予防運動週間にあわせて、消防署では公開消防訓練と消防フェアを開催します。
日ごろ目にすることの少ない消防隊員の活動や訓練を間近で見たり、救命講習などに参加したりできます。
ぜひこの機会に、防災について体感しながら学びませんか。
公開消防訓練
- とき・ところ
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- 11月1日(木曜日)午前10時~11時=瓢箪山中央商店街サンロード瓢箪山
- 12日(月曜日)午後2時~3時30分=JAグリーン大阪本店
- 問合せ先
- 消防局予防広報課 072(966)9663、ファクス072(966)9669
消防フェア
- とき
- 11月11日(日曜日)午後2時~4時(小雨決行)
- ところ
- 府営東大阪島之内住宅8号棟・中央広場
- 内容
- 住民避難訓練、火災想定救助訓練、AED(自動体外式除細動器)を使用した救命講習会、煙体験、初期消火訓練など
- 問合せ先
- 消防局予防広報課 072(966)9663、ファクス072(966)9669
平成25・26年度入札参加資格審査
12月3日から申請を受付
平成25・26年度分の入札参加資格審査申請(業者登録)を開始します。例年より1か月程度早く受付を開始しますので、ご注意ください。
建設工事や測量・コンサルタント業務、物品販売および役務の提供などで、市と契約を希望する業者は、入札参加資格審査申請が必要ですので、必ず申請してください。
- 申請方法
- 申請書に必要事項を書き、関係書類を添えて12月3日(月曜日)~来年1月18日(金曜日)(消印有効)までに簡易書留または一般書留で郵送
- ※申請書などは12月3日(月曜日)から調度課で配布。市ウェブサイトからダウンロードもできます。
- 問合せ・申込み先
- 〒577-8521市役所調度課
- 工事、コンサルタント=06(4309)3128
- 物品、役務=06(4309)3129
- ファクスはいずれも06(4309)3819