市政だより 平成20年新年号 12面(テキスト版)
まちを守る
防災力 震災から学ぶ地震への備え
平成7年1月17日午前5時46分、最大震度7の「阪神・淡路大震災」が発生しました。
あれから13年…そのとき感じた地震の恐ろしさを私たちは忘れていませんか。
1月15日から21日までは、「防災とボランティア週間」です。震災の被害を教訓に防災意識を高めましょう。
あなたは巨大地震にどう備えますか
今後30年以内に50パーセント以上の確率で「東南海・南海地震」が起きると予測されています。被害は関東から九州の広範囲にわたり、死者約2万人にのぼるともいわれています。
阪神・淡路大震災では、死者の八割以上が建物や家具の倒壊により亡くなりました。
家具は倒れないように、L字型金具などを使って固定しておき、上に置いているものが落ちてこないよう、配置にも工夫しましょう。
また、ガラスには飛散防止フィルムを張っておきましょう。
身の危険を感じたら近くの避難所へ
災害が発生したときの避難所は市立小・中学校です。危険を感じたら近くの小・中学校へ避難しましょう。
また、道が通れなくなっていることもあるので、2か所の避難所を確認しておきましょう。
多くの命を救った人と人とのつながり
阪神・淡路大震災で6千人を超える尊い命が奪われましたが、地域の人や周りの人たちの助け合いによって多くの命が救われました。
このときの教訓として自分の身は自分で守るという「自助」、そして救助や被災後の生活で人と人が助け合う「共助」の大切さを学びました。
私たちのまちは私たちの手で 全校区で自主防災組織が結成
いざというときのために地域が主体となった防災活動を行い、防災力を高めておくことが大切です。このとき大きな力を発揮するのが「自主防災組織」です。
自主防災組織は、地域で災害を想定した防災訓練などを日ごろから行い、災害時は被害情報などの収集伝達、救出救護、給食給水活動などを行います。
このほど、全校区で自主防災組織の結成が達成されました。今後も市と自主防災組織が一体となって、防災の強化を進めていきます。
被害を最小限に抑えるためには日ごろからの備えが重要です。
「防災とボランティア週間」をきっかけに災害への備えを充実させましょう。
緊急連絡先・問合先
危機管理室 06(4309)3130、ファクス06(4309)3820
※休日・夜間は宿直室 06(4309)3330
1人ひとりの防災意識が地域全体の防災力につながります
被災者を追悼 防災コンサート
心のふれあいと安らぎをお届けします(入場無料)。
とき
1月18日(金曜日) 午後3時から4時
ところ
イコーラム(男女共同参画センター)
内容
市合唱連盟による「千の風になって」「ジュピター」など
※防災パネルや備蓄物資展もあります。
阪神・淡路大震災の写真パネル展示
防災とボランティア週間中は市役所1階ロビーで写真パネル展示をします。
パブリックコメント
意見を募集します 住宅・建築物耐震改修促進計画、交通安全計画
住宅・建築物耐震改修促進計画
市では、「東大阪市住宅・建築物耐震改修促進計画」の策定を進めています。計画では、耐震化の目標設定や耐震診断および耐震改修を促進するための具体的な施策・相談体制などの環境整備について必要な事項を定めます。
このほど、検討項目をまとめた素案ができましたので意見を募集します。計画案は、1月7日(月曜日)から指導監察課、市政情報相談課(土曜日・日曜日、祝日を除く午前9時から午後5時30分)、市ホームページの「パブリックコメント(意見募集)手続き」でご覧になれます。
募集期間
1月7日(月曜日)から31日(木曜日)(必着)
意見を提出できる方
市内在住、在勤、在学の方、または市内に事業所がある事業者・法人・その他団体
意見の提出方法
住所、氏名(団体は名称・所在地・代表者名)、電話番号を書いて郵送(ファクス、電子メール、閲覧場所への直接持参も可)
※書式は問いませんが、閲覧場所に意見書のひな形を用意しています。
意見提出・問合先
住宅・建築物耐震改修促進計画=〒577-8521市役所指導監察課 06(4309)3245、ファクス06(4309)3834、電子メールshidokansatsu@city.higashiosaka.osaka.jp
交通安全計画
人命尊重の理念のもと、「安全で住みよいまちづくり」を基本に、交通事故根絶の究極目標をめざし、近年の経済社会情勢の変化、車社会の進展を踏まえ交通事故の実態に対応した「東大阪市交通安全計画(第8次)」の策定を考えています。
このほど、計画の素案ができましたので意見を募集します。計画案は、1月7日(月曜日)から交通対策室、市政情報相談課(土曜日・日曜日、祝日を除く午前9時から午後5時30分)、市ホームページの「パブリックコメント(意見募集)手続き」でご覧になれます。
募集期間
1月7日(月曜日)から31日(木曜日)(必着)
意見を提出できる方
市内在住、在勤、在学の方、または市内に事業所がある事業者・法人・その他団体
意見の提出方法
住所、氏名(団体は名称・所在地・代表者名)、電話番号を書いて郵送(ファクス、電子メール、閲覧場所への直接持参も可)
※書式は問いませんが、閲覧場所に意見書のひな形を用意しています。
意見提出・問合先
交通安全計画=〒577-8521市役所交通対策室 06(4309)3223、ファクス06(4309)3836、電子メールkotai@city.higashiosaka.osaka.jp
平成20年度 減免申請と納付相談を受付
水道料金・下水道使用料・し尿処理手数料 生活保護世帯への減免を廃止
水道料金、下水道使用料、し尿処理手数料を納めることが困難で、減免基準にあてはまる方に、平成20年度の納付額の一部を減免します。
申請や相談は、次のとおりの日程です。
受付場所・日程
- 1月15日(火曜日) ももの広場(楠根)
- 17日(木曜日)、18日(金曜日) くすのきプラザ(若江岩田駅前)
- 22日(火曜日)、23日(水曜日) 東体育館
- 24日(木曜日)、25日(金曜日) 市民会館大集会室
※いずれも午前10時から午後3時
なお平成20年度から生活保護世帯への減免を廃止します。ご了承ください。
対象
次の所得基準額以下の世帯
所得基準額
世帯人員と平成18年中の世帯全員の総所得金額の合計
- 1人 125万円
- 2人 158万円
- 3人 191万円
※1人増すごとに33万円加算。
減免額
- 水道料金=基本料金の半額
- 下水道使用料=基本料金
- し尿処理手数料=普通便槽の手数料の8割
申請に必要なもの
- 減免を受けようとする各料金の領収書(水量のお知らせでも可)
- 印鑑
※平成19年1月2日以降に東大阪市に転入した方は、平成19年度の所得証明書が必要。
問合先
- 水道料金=水道総務部お客様サービス室 06(6724)1221、ファクス06(6721)2374
- 下水道使用料=下水道部業務課 06(4309)3251、ファクス06(4309)3827
- し尿処理手数料=環境整備課 06(4309)3202、ファクス06(4309)3817