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東大阪市

あしあと

    地球温暖化について

    • [公開日:2022年6月30日]
    • [更新日:2024年1月5日]
    • ID:2554

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    地球温暖化とは

     地球は、太陽から受けるエネルギー(熱)で温められています。その熱の一部を取り込み、大気中に含まれる水蒸気や二酸化炭素、メタンといった温室効果ガスが熱を逃がさないようにしているので、平均15℃くらいの適度な気温が保たれています。これを温室効果といいます。もしこの温室効果ガスがなければ、地球は生き物がすむことができないほど寒くなってしまうといわれています。

     取り込んだ熱のうち、余分な熱は宇宙に放出されますが、温室効果ガスが増えすぎてしまうと、本来宇宙に放出されるはずの熱が放出されず、地球全体の平均気温が上がってしまいます。この現象を地球温暖化といいます。


    地球温暖化のメカニズム

    温室効果ガスとは?

     地球の周りを覆っている気体のことです。

     地球が太陽から受けた熱を吸収して地球の温度を暖かく保っています。現在、日本で排出されている温室効果ガスの約9割は二酸化炭素(CO₂)となっています。

     毎日のくらしの中で、電気を使ったりお湯を沸かすためにエネルギーを使います。エネルギーは石油、石炭などの化石燃料を燃やして作られ、燃やせば燃やすほど二酸化炭素を排出します。二酸化炭素の排出が多くなれば、温室効果ガスが増え、さらに地球の平均気温が上がり、地球温暖化が進むことになります。

    地球温暖化が進むとどうなるの?

     地球温暖化が進むと、私たちの生活に大きく影響します。

     地球規模での影響といえば、海面の上昇、伝染病の流行、食料不足などが挙げられます。これらは今の生活とは少し遠いように感じますが、身近な事象でも地球温暖化の影響が出ています。

     このまま私たちが地球温暖化に対して有効な対策を取らなければ、どうなるのでしょうか。

    気温の上昇

     地球温暖化の影響として挙げられる身近なこととして、気温の上昇があります。2011年から2021年の世界の平均気温は、1850年から1900年と比べて、約1.09度上昇したとされています。このまま地球温暖化に対して、何の対策も取らなければ、今世紀末となる2081年から2100年の世界の平均気温は、最大約5.7度上昇すると予測されています。

    自然災害が増える!?

     平成30年9月4日に上陸した非常に強い台風21号は、皆さんの記憶にも新しいかと思います。大型の台風の発生が多くなったり、局地的に大雨が降る、いわゆる「ゲリラ豪雨」が増えることも地球温暖化が影響している可能性があると言われています。

    雪が降らなくなる!?

     近年、東大阪市で積雪しているところを見たことはありますか?冬の平均気温が高くなることで、雪が積もっている風景を見る機会が少なくなっていると感じる方も多いのではないでしょうか。

     昔は東大阪市でも雪が積もって雪遊びが出来たり、水たまりに氷が張ったりしていました。今ではこういったことは珍しくなっています。

     他にも、地球温暖化は桜の開花にも影響すると言われています。桜の花芽は秋から冬の初めに休眠し、冬の寒さにさらされることで目覚め、春の暖かさによって成長し開花します。冬の気温が下がりきらなくなると、桜の花が咲かなくなったり、咲く時期が変わってしまったり、満開にならなくなるかもしれません。

     地球温暖化が進むと、どの季節の気温も上がってしまうので、四季の違いを感じにくくなるかもしれません。

    猛暑日が増える!?

     最高気温が35度以上になる日のことを猛暑日といいます。

     このまま地球温暖化に対して有効な対策を取らなかった場合、地球の平均気温は最大5.7度上がると言われていますが、平均気温が5.7度上がると、大阪府の猛暑日年間55日程度増加すると予測されています。2021年の大阪府の猛暑日は年間15日でした。ちなみに、1990年から2020年の30年間の大阪の猛暑日の年間平均日数は14日となっており、そこから55日も増えると考えると、年間約70日程度、最高気温が35度以上になる日があるということになります。つまり、2ヶ月以上も猛暑日が続き、暑い日が続けばエアコンの使用量等も必然的に増え、地球温暖化は進む一方となります。

    地球温暖化対策は何をすればいいの?

     地球温暖化対策と言われても、具体的に何をすればいいか迷われる方もいると思います。

     ですが、何か特別なことをしなければならないというわけではありません。たとえば、使っていない照明を消す、水を出しっぱなしにしない、など普段何気なくしている節約が省エネとなり、地球温暖化対策につながります。生活を無理に変える必要はなく、小さなことでも一人ひとりが意識して行動していただくことが大切です。一人ひとりが無理のない範囲で省エネに取り組むと、大きな結果となります。

     ご家庭でできる取組みについて、冊子にまとめていますのでできることからやってみてください。

    参考リンク

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