市政だより 令和2年8月15日号 12面(テキスト版)
令和12年へ新たな一歩
東大阪市第3次総合計画が完成
このたび、「東大阪市第3次総合計画」が完成しました。
総合計画は、今後のまちづくりの方向性や指針を明らかにするもので、市の最上位計画として位置付けられます。令和3年から令和12年までの10年間を見据えた本計画では、人口減少社会へ対応するための「重点施策」と、行政として着実に取り組むべき「分野別施策」について示しています。
将来都市像である「つくる・つながる・ひびきあう–感動創造都市 東大阪–」の実現に向け、市民や企業、大学などのさまざまな主体と協働してまちづくりを行っていきます。また、本計画が市民にとってより身近なものとなるよう、出前講座の開催など啓発事業にも取り組んでいきます。
分野別施策の内容など、詳しくは市ウェブサイトをご覧いただくか、お問合せください。
- 問合せ先
- 企画課 06(4309)3101、ファクス 06(4309)3826
野田市長からのメッセージ
「ONE TEAM」で築く、感動創造都市
このたび、市の将来像を示す、東大阪市第3次総合計画を策定いたしました。
これまで、本市は「住み続けたいまち」「住みたくなるまち」の実現に向けて、市民、事業者、行政などが協働し、まちづくりを進めてまいりました。
今年に入り、世界中で猛威をふるう新興感染症や、大規模な自然災害など、市民の生命を脅かす多様な事象が発生しております。誰もが安心して暮らすことのできるまちづくりの重要性はますます高まっており、新たな総合計画で定めた基本構想に基づく各種計画や、「東大阪市国土強靭化地域計画」の確実な進行のもとで、「強さ」と「しなやかさ」をあわせもつまちづくりを進めてまいります。
また、少子高齢化の急速な進展、人口減少社会への対応など、市政の舵取りが難しい時期におきまして、本計画では今後10年間で特に重点的に取り組むべき施策として「若者・子育て世代に選ばれるまちづくり」「高齢者が活躍するまちづくり」「人が集まり、活気あふれるまちづくり」の3つのまちづくりの推進を掲げました。
行政だけでなく、市に関わりのあるさまざまな主体が、それぞれのもつ個性を発揮し、「東大阪 ONE TEAM」として、魅力あるまちづくりを推進し、「つくる・つながる・ひびきあう–感動創造都市 東大阪–」の実現をめざし全力で取り組んでまいりますので、ご協力をお願いいたします。
東大阪市長 野田義和
将来都市像
つくる・つながる・ひびきあう
-感動創造都市 東大阪-
必要なものは何でもつくりだすモノづくりの精神と、ラグビーのもつ団結力やすがすがしさをまちづくりの理念として継承しながら、東大阪市に携わる全ての人の力で「感動創造都市 東大阪」の実現をめざします。
重点施策
人口減少社会への対応を踏まえ、今後10年間で特に重点的に取り組むべき施策。
- 若者・子育て世代に選ばれるまちづくり
将来にわたってまちの活力を維持するため、若者・子育て世代から「大阪に住むなら東大阪市」と選んでもらえるまちをめざします。 - 高齢者が活躍するまちづくり
高齢化が進むなか、高齢者が地域社会を支える担い手として、元気に活躍するまちをめざします。 - 人が集まり、活気あふれるまちづくり
人口減少下においても、市内外から人が多く集まり、活気あふれるまちをめざします。